天中殺と運勢

 

天中殺とは、中国で古くから宇宙自然界の運行を、天の十干と地の十二支との組み合わせから生じた哲理です。10個の天干と12個の地支とを組み合わせると初めに戻るのは60干支で、このため地球上で起る大きな出来事の60年周期説もこの干支の作用と思われます。十干と十二支を順送りしていくと二つの十二支がはみ出すので、この作用を各人の生年月日から割り出した凶の作用を天中殺といいます。

その運勢(はみ出した年・月・日)は、何かと不都合が生じたり体調の悪化に伴い精神的にも不安定となりやすく、何か新しい事(独立・移転・結婚・改築等)を始めても、損失の禍が生じるとされてますので、わき見をせず本業に励み冷静堅実に過すのが賢明です。

 

 天の十干

甲キノエ 乙キノト 丙ヒノエ  丁ヒノト 戊ツチノエ 

己ツチノト 庚カノエ 辛カノト 壬ミズノエ 癸ミヅノト

 

 地の十二支

子ネ  丑ウシ 寅トラ 卯ウ 辰タツ 巳ミ 午ウマ 未ヒツジ

申サル 酉トリ 戌イヌ 亥イ

 

 私の体験

私は前述したとおり気学と出会い夢中で勉強し懸命に吉凶方位の実践をしました。天中殺を知る前のことですが、吉方を用いて新築をした時、監督の不注意で二回のトラブルが発生したり、体調の悪化や盗難にも遭いましたが、吉方の為その禍は僅少で済みました。又多くの知人からの体験などからも、この天中殺の禍があるのも事実であり、中には禍が起らない方もおります。

従って、九星学と天中殺を併用して対処することにより、より良い処世が送れるものと痛感致しております。

尚、割り出し方に付いての説明は紙上では無理なのでご容赦下さい。

 

 

 

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