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☆ 股関節形成不全 ☆

遺伝病です。聞いたことが、ありますか?
特に大型犬に多いようです。 が、全犬種で起こりうる可能性が、あります。

一昔前までは、シェパードで、よく問題になりましたが、最近では、ゴールデンやラブラドールなどで、非常に増えてきています。
これは、手術でも、根治しにくいので、少しでも、可能性があれば、子犬をとるのはやめたほうがいいでしょう。残念ですが・・・

原因としては、近親での繁殖などが、あげられるでしょう。気をつけてください。

 股関節形成不全と診断されてしまった場合

完治はしませんが、股関節形成不全でも軽ければ、ある程度克服できます。
若いうちに対処しましょう。
程度にもよりますが、普段の生活や軽く走る程度は大丈夫になります・・・

 方法

カルシューム剤を加えます。それとリンを比率を合わせて加えます。
比率はカルシューム1.3:リン1です。
これを守るために食事はドライフードのみで管理する方が楽です。 ( リンはカワイの肝油ドロップM400でOKですよ )
そして、重要なのが日光浴を多めにさせてあげます。 ( 効率的なのは、お腹の部分をお日様に当てるといいです )
これは体内でビタミンDを精製させる為に必要不可欠です。
すべてが整うと、カルシュームの吸収がより多く出来ます。

但し、カルシュームは多すぎないように!( 多ければ良いというもんではないです。通常必要量の1〜2割増し程度 )
多すぎると吸収を妨げます。

食事の管理が出来たら、散歩を多めにしてあげて筋肉をつけて、関節を筋肉で引き締めます。
そうすることにより関節の成長するのを助けることが出来ますから・・・
散歩は、長い散歩を避けて、短めの散歩を多くしてあげた方が良いと思います。

1年位続けると、効果が出ると思います。

 してあげた方がよい事

脚即歩行の躾け・・・これは飼い主ばかりでなく、ワンちゃん♪の足や首に負担が掛かりません。
したがって股関節形成不全にはとっても有益です。

室内飼いの場合フローリングをやめ滑らない環境にする。
などをしてあげて、関節への負担を減らしてあげるといいです。

酷い場合などは、関節を置き換えるような手術もありますが、まだ、症例は多くないようです。

 普段の生活

体重の制限

体重は、どうですか? 理想体重より多かったら悪化させる原因の1つになります。
ドライフードで完全に栄養価を制御して、理想体重を維持してください。
餌の与え方も、1度に与えるのではなく、数回に分ける方が良いようです。
また、この病気に関わらず、体重のコントロールが犬の寿命を延ばす効果があります。

運動の方法

運動量は症状 ( 痛み ) が表れるようでは、多すぎます。
理想の運動量は痛みが出る直前で止める程度が理想です。この方法を「 トライ&エラー・プロセス 」 と呼びます。
運動させてみて ( トライ )、痛みが出れば止めて休ませる ( エラー ) を、繰り返し行なう ( プロセス ) 方法です。
初めのうちは、その量が分からないので、短時間の運動をゆっくりと少しずつ行ないます。
状態を見ながら、運動量を徐々に増やしていくようにして行きましょう。

生活の心遣い

犬を暖かい環境におくと、痛みをいくらか軽減させる事が出来るそうです。
湿気のある寒い冬の時期には、症状が悪くなる傾向があるようなので、寝床は柔らかい厚手のものを利用し
夏場等は犬用のマットを利用するようにして、関節への負担を軽減させて上げましょう。

サプリメント

普段はグルコサミンやミリスチン酸セチルといった天然の成分を使用している人が大多数を占めて居るようです。
これらは、天然から抽出された物質で、関節の軟骨に働きかけて、
関節液の生成を促し、関節の炎症を抑える作用があるという事です。
しかも薬ではないので毎日長期間与えても害になることはありません。 試してみる価値がありそうです。

以上の様に、普段から心がける事により進行を遅らせたり、軽減する事が可能になるようです。

 症状が出てしまった場合の処置

股関節形成不全は完治する事がないので、処置として 鎮痛薬、抗炎症薬、ステロイドなどで
痛みと炎症を抑えるようです。素人判断は危険ですので必ず動物病院で処方してもらいましょう。
しかし、鎮痛薬、抗炎症薬、ステロイドは副作用があり、長期に渡り使用すると
様々な合併症が現われる可能性があるので、獣医さんと相談しつつ使うようにしないといけません。
アメリカでは、これらの強い薬は必要最低限の使用に留めているようです。

 治療方法

治療はさまざまな要素を考慮して、内科治療と外科治療のどちらかを選ばなくてはならなくなります。
犬が若くて、歩行の異常や接地などの異常が出たばかりで X 線検査による評価が軽度のときは、内科治療をお勧めします。
と言うより、絶対手術でなければ駄目だ!と言われない限り、こちらをお勧めします。
上記の場合、とりあえず安静にするのが第一です。
他にも犬を飼っている場合は生活を別にし、運動と体重を制限します。 ( 上記記述参考 )

外科治療は通常、内科的な治療が効果を示さなくなったときや、この病気のために
犬の運動機能が、そこなわれている場合に選択するようにします。
が、獣医さんとよく相談の上で決めるようにしてください!
手術方法は、
骨盤の3箇所の骨を切る方法。
大腿骨の先端を切除して関節を正常な形に整える方法。
恥骨筋を切除する方法。
そして、現在もっとも効果的とされている治療法が、異常のある股関節を人工関節に取り替える方法。
しかし、上記でも触れていますが、人工関節は高価なうえ、その手術には非常にクリーンな施設が必要になり、
日本での普及は他の先進国に比べ、遅れています。
どういうことかと言うと、手術を出来る所でも、実際に手術経験をした先生が少ないと言うことです。

ここに、書いた事が少しでも参考になって、最善の処置が出来る事を願います。


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