Hypselecara temporalis

Gunther,A. 1862.
別名 EMERALD-CICHLID. SMARAGD-CICHLID.
ブラジル・コロンビア・ペルー・ベネズエラに生息


2005年の1月にテトラカンサスを買ってから、、なんと約二年半ぶりの新魚導入です(汗。
中米産シクラソマも物色はしていたのですが、南米産ワイルドの良さそうな魚が目に付くことが多かったので、
ここらあたりも視野に入れて出会いを求めていたところ、良さそうなのがいました。
というか、テンポラリス君の可愛らしさにやられました(笑。

アクアビーストさんにてお世話になりました。
コロンビアからの便で入荷のワイルド個体ということは分かっていますが、どこの産地なのかは不明です。
緑っぽく、そして赤まんだらに育ってくれたら良いなと思いますし、あまりえげつないコブは出て欲しくないです(笑。



5月31日到着、12cmからのスタート。
お疲れのところ気の毒ではあるが、
プラケに入れて写真を撮ってみた。
警戒が強いとこのように迷彩模様が強くなるようだ。
各鰭は結構立派。
餌を食べるか試してみたいところだが、
輸送直後といういうことや、
すごく環境が変わった直後のために、
消化不良を起こしてはいかんので
今日は餌抜き。

60×45cm水槽で飼育開始いたします。












翌日。
まだ水槽の前に立つとストレーナの影に隠れてしまうので、
遠目から撮影。
←写真はトリミングしています。

良い感じの薄い緑色が確認できてムフフ。
対照的に赤い目がとても綺麗だ。

めちゃめちゃ可愛い。ヽ(^o^)丿
シクリッドのこれぐらいのサイズのときは可愛くて
仕方がない。

餌は沈下性をばら撒くも知らん振り。
テトラベジタブル、チャーミーアロワナスティックを小さくして
浮かべておいたら恐る恐るであるが
水面に出てきて両方とも完食。

雌雄判別についてはまだよくわからない。





2007年7月

餌食いは良いのだがとってもビビリンチョ(T_T)
水槽の前に立っているとまず奥から出てこない。

色はかなり揚がってきました。
沈下性のフードはあまり興味がわかないようで、
餌を探すときは水面近くでキョロキョロとしています。













2007年10月

前回の写真とまったく同じようなポーズです。
そう、僕が部屋に居ると餌の時しか出てきません。
ビビリが一向に取れません。
まぁ、餌をやると出てきて食べるくれるようになっただけでも
進歩はしていますが。

導入当時と比べると少し丸みを帯びた成長の仕方でしょうか。
各鰭が大きく伸びてきました。

テンポラリスを購入する場合は、 混同されやすいヒプセレカラ・コリファノイデスと間違えないようにしたいものです。

市場ではチョコレートシクリッドとしてテンポラリスが売られている例もよく見ます。
コリファノイデスを「リオネグロ・チョコレートシクリッド」
テンポラリスを単なる「チョコレートシクリッド」と呼ぶ分類もあるようなので
少し混乱もあるのかもしれません。
小さいサイズで発色していない状態では微妙な色彩の違いはあるでしょうが見分けが少し難しいかもしれません。
コリファノイデスの方は発情したり興奮したりしている状態だと上頭部を残して真っ黒になる写真などが
よく見かけられます。

テンポラリスはエメラルドシクリッドの名の如く、状態の良いときはボディに深い緑色が見られます。


2008年2月

グットが水槽を割った煽りを受け、90cmのサタノペルカ水槽に
入居させられているテンポラリス君です。
混泳魚に対してもそんなに悪くもなく、自分の縄張りに入ってきた
魚を追い払うぐらいのものです。

朝は流木の陰でまんだら模様になり汚い魚になっていますが(笑)、
餌を与えてしばらくすると赤と緑の綺麗な魚に変身します。

順調に成長しています。










2008年6月

相変わらずのビビリ君で、粘ったのですがGood shotは撮れませんでした。
現在はベアタンクの90cm水槽で単独飼育です。
餌は口に入るサイズならなんでも食べます。

ベアタンクで水槽内が明るい影響かどうかは分からないですけど、
赤みがかなり出てくるようになりました。
田砂を敷いてあるサタノペルカ水槽で混泳させていたときとは
明らかに色目が違います。
ただ、深い緑のような色合いは前の方が綺麗でした。

飼育開始より一年経過。
現在の大きさは20cmを超えたぐらいでしょうか。





2008年11月

いまいち、見た目の綺麗な赤色に撮ることができません。
餌を入れたときしか僕の前でゆっくりとしてくれませんし、
撮影者泣かせのテンポ君です。

順調に大きくなっています。
いずれサタノペルカの小部屋でも書こうと思いますが、
サタノペルカの混泳ではどうもアクチケプス1号、2号だけが
体格的にも性格的にも苛められやすく
現在このテンポ君と90cm水槽で同居ということになっています。
(リリスが極悪になってきました)
テンポ君はわりとおっとりとした性格のようで
同居魚に対して攻撃らしい行為は行いません。














そしてこちらは新入部員の「Acarichthys heckelii」
現在60cmワイドでトリートメント中ですが、
あまりにも可愛いのでこのまま60cmで単独飼育となるかもです。

先日、このヘッケリー君と南米シクリッドをもう1種追加しています。
もう一種も別の60cmワイドにて飼育していますが
こちらはまたもビビリ症で餌はバクバクと食べていますが
水槽の前面には出てきてくれません。

写真が撮れたらまた公開したいと思いますが
いつになることやら(笑。








2009年2月

なかなかええ色合いに仕上がって来ました。
サイズは25cmくらいにはなっていると思います。
冷凍赤虫をあげることにより、調子が良いというか
給餌の時にはビビリもなくなり
早く餌をくれと水槽の前でクネクネするようにもなりました(笑。












Good Shot!    画像をクリックすると拡大されます。

テンポラリス