Parachromis dovii
Guenther, 1864
別名 Wolf−CICHLID.Dow-CICHLID.
分布はホンジュラス、ニカラグア、コスタリカ。
パラクロミス・ドヴィと発音している。
2004年6月24日、我が家にやってきたコスタリカ産・ワイルド・ドヴィ・♂(88%・笑)である。
ドヴィのワイルドは現在ではかなり入手が難しいらしく、
随分と前からお願いしていたのがやっと入ってきたのである。
どういう心境の変化かと言うと、飼ってみないとその種の魅力もわからんのじゃないの?的挑戦である(笑。
どうせならグアポートの中のグアポートと言われるドヴィに挑戦してみようと思った次第である。
今回は、関東のショップであるまっかちんさんに大変お世話になりました。
まっかちんさんからの魚は我が家のビファシアータスに続き、二匹目ということになる。
全長20cm、顔面は大きく尖っていて、ものすごくスリムな体型をしており、
今まではいろんな購入魚を初めて見た時には『可愛い』という感じだったのであるが、
こいつは『かっこええ〜〜っ!』と自画自賛してしまいました(笑。
気に入ったのは20cmという大きさでありながら、まだほとんど成熟した姿を見せていないことです。
自然の中では70cmに達すると言われてる種ですからまだまだこれぐらいのサイズは子供なんでしょうね。
そこらへんがまだ♂100%と断言できないところでもあります。
さて、90レギュラーで単独飼育を開始していますが、果たしてどこまで大きくなってくれるものか。
希望としては40cmをオーバーしたいところではあるが、そのためには奥行き60cmの水槽に
買い換えることも視野に入れなければならないところです。
いったいどうなってしまうのか?!(古。
少し水槽に馴染んできたようだ。
ビビリはあるが、それほどひどくはない。
人が来たらストレーナの影に隠れ、見ていると恐る恐る出てくると言った感じ。
餌は、子赤、めだか、活きエビ。
水槽の前で見ていても食いまくる。
ターンするときの体の柔らかさには驚かされた。
動きも素早く、なるほど喧嘩上手と言われるのが分かるような気がする。
人工飼料は、来た当初は腹が減っていたのか、シクリッドスティックを数本口にしたが今は知らん顔されている(苦笑。
何を食ってもいいから、すくすくと育って欲しい。
8月のドヴィ君
もう二ヶ月経っているが2〜3cmぐらいしか大きくなっていない。
オスの確率は97%ぐらいに上がりました(笑。
コスタリカのHigueronという河の出身らしい。
地図で場所を調べてみるとコスタリカの北西部のArenal湖の南の方のようだ。
Tetra社の『AMERICAN CICHLIDS U』の洋書のドヴィのところには
『通常の種とは違う金色のドヴィがCosta Ricaで見つかった』と書かれている。
それから『CICHLIDS OF NORTH&CENTRAL AMERICA』の洋書には
Rio Higueron産のドヴィ画像が載っているが、金色なのである。
うちのはその類なんだろうか。
普通のドヴィの色とは違うように思うが、水槽で飼育しているうちに普通になっていったりして(笑。
現在の餌食いは生餌は腹いっぱい食うのだが、
人工飼料の方は、少ししか食べないと言った感じである。
2004年11月
大きさは27cmぐらいになっているだろうか。
とにかく餌は食べるのだが情けないぐらいに少食である。
生餌は殺すだけであまり食べてくれなくなっているので、人工飼料で育ててます。
ああ、そうです。水槽はこいつのために120*60*45を導入して単独飼育しています。
バックスクリーンを付けていないこともあり四方がクリアな状態なんで、ちょっと色は飛んでいるかもしれませんね。
チャッピーが底砂を黒くしろ!って言ってくれてましたが、また環境を変えてびびられても困るので
しばらくはこのまま大きくしていこうと思います。
ときおりびっくりするぐらい綺麗に発色しているときがあります。
2005年1月
こんにちは、色白ドヴィです(笑。
まだ30cmに到達していないような微妙な感じ。
子赤は一匹ずつあげると食べるようになっている。
しかし定期的に餌を食うというより、自分が必要だと思ったときだけ食べるというような食べ方である。
とりあえず水槽の前に立つと寄って来るのだが、いつも食べている餌を入れてもイランもんはイランという贅沢ぶりである(汗。
ボディ上部にも黒点が増えつつあり、まだ口も尖った感じの良いシルエットを保っているように思うが
思ったよりも成長は遅いかも。
一ヶ月で1cmから1.5cmぐらいかな。
2005年5月
こんにちは、リトルドヴィです。
グランモデスではありません(笑。
水槽に黒のバックスクリーンを貼ってみました。
自分の姿が写る様になったようで、怒る怒る。
ずっと独り喧嘩しています。
餌食いの偏食は相変わらずで、現在はハンバーグがお気に入りで
その前に好物だったザリガニは入れても腹が減れば仕方なく食べると
いった感じです。
子赤は5匹ほどホームセンターで買い、再度挑戦してみましたが、
全部バラバラにされるだけで終わりました。
ほっておけば綺麗に食べるのかもしれませんが、子赤の残骸が散らばっている水景は見たくないので×です。
こいつが残した餌はすべて、グットラータムが平らげてくれますが
なんか悲しいものがあります。
気になる大きさは30cmにようやく届いたという感じです。
2005年9月
体高も出てきて迫力も少しアップです。
しかしあまりグングンと大きくなってはいません。
32cmぐらいでしょうかね、なんせ少食なもんで。
40cmぐらいまでは一ヶ月1cmぐらいを目標にしていたのですが
無理でした。
今回は水槽の後ろにブルーのクロスを掛けて撮影してみましたが
ビビリモードです。
色は朝に蛍光灯をつけてから夜に見るのが一番綺麗なように思います。
餌はうちのに限ってだと思いますが基本的に柔らかいものが好きなようです。
人工飼料にしても入れてすぐ口に入れたものは吐き出して、柔らかくふやけてから
食べるといった感じです。
2005年12月
前回更新時の画像は、
バックスクリーンをかけたせいでビビリモードで色が白っぽくなってしまったし、
顔が短く見えて、かっこ悪い写り方でしたね。
今回はそのままモードでいきました。
大きさはよくわかりません(笑。
水槽の奥行きと比べると33cm〜34cmぐらいはあるのではと思われますが。
「Guapote」でGoogleのイメージ検索をかけてみて欲しい。
その中でいくつかの釣り上げられた野生の個体が見ることができる。
やつらは馬鹿でかくても体型が崩れていない。
水槽飼育でどこまで近づけるものなのかわからないが
夢は感じる……。
2006年4月
餌をパクッ。
どうもこの個体は食い飽きがすぐに来るようで、同じ餌を続けていると食わなくなる傾向です。
ちびちびとは大きくなっているようで35cmぐらいでしょうか。
体型としては良い感じですし、
顔の模様も少しずつ細かくくっきりしてきたでしょうか。
しかし全体的な迫力としてはまだまだですし、これからじっくりと熟成という感じです。
同じパラクロミス属のマナグなんかも最近は良いなぁと思うようになってきました。
ただしある程度の大きさがありスリムな入荷個体です。
このスリムな体型をどれだけ水槽飼育の環境で維持できるんでしょうねぇ。
うちのドヴィもかなり体高が出てきたような…
2006年7月
暑中お見舞い申し上げます。
いやいや、本当に最近の夏は猛暑ですねぇ。
かと思えば雨の降り方も半端ではなく、各地にお気の毒な被害をもたらしているようですし。
3階の飼育部屋は24時間クーラーつけっぱなしで気温を26℃前後にしていますが、
この水槽には水中ポンプを入れているため、その熱でどうしても水温は30℃前後になってしまいます。
油断していると人工餌などの食いカスにカビが生えてあら大変(笑。
もう飼育してから二年過ぎました。
僕の計算では40cmにはなっている予定でしたが、まだ全然足りません。(^^ゞ
今回のGood Shotでは、気持ちよく鰭を伸ばしているところを写せムフフな感じです。
ですが、左の写真はボケすぎていけてませんねー(笑。
右は岐阜のARUさんのドヴィ。
ハンサムな顔立ちに、各鰭も青味が強く将来が楽しみな個体。
1200*600*600での単独飼育。
手をかざすと強烈に飛んでくる超攻撃的性格がいい。
うちのドヴィが寄ってくるのは「腹へったがな〜」の時だけだ(笑。
2006年9月
座った位置から見上げたドヴィ君である。
赤っぽいライトをつけているので鰭なども赤く見える。
水面もキラキラとしてこの光景が結構好きです。
大きくなっているのか、いないのか…
体型的にまた少し長くなった印象はあるのだが定かではない。
Rioの水中フィルターの前で待ち構えて、水中に漂うゴミや餌が吹き飛ばされると
それに飛びついて食べるのが趣味のようである。
動くものには素早く反応するのだが、未だに小魚は口に入れて、もてあそび吐き出すといった始末である。
2006年11月
元気にチビチビと成長しておるようです。
今回のGoodshotで何か気付いたところがありますか。
僕は飼い主でありながら今回初めて気付きました。
背鰭の前あたりの下、ボディのうろこが乱れています。
何か大きな怪我をした後なのか?生まれつきなのか?
昔の写真を見てみましたが、うちに来る以前からのようです。
川にいるときに鳥にでも襲われたでしょうか(笑。
まぁなにかの紋章が刻まれているように見えて、別に気にはなりませんけどね(笑。
もちろん片側だけです。
左はあくびショットです。
うちのドヴィはそれにしてものんびりやさんで写真を撮るのも楽ですわ(^^♪
2007年3月
38cmぐらいはあると思う、いや、、思いたい(T_T)
相変わらずの少食です。
最近は牛ハツがお気に入りのようです。
でもひとつずつ落として口に入れてやらないと、
バラバラっと入れると底に落ちたのは食べません(怒。
浮いて漂っているものや動いているもの以外はメシだと思っていないようです。
最近の撮影はEOS−30DにEF35mm F1.4L USMの組合せが多いです。
最短撮影距離は30cmまで寄れるのでアップから魚の全長を撮る写真まで、
便利に使えるのが良いです。
2007年12月
今年はほとんど成長して無いように見えます(涙。
冷凍エビや人工飼料オンリーでやってきましたが、限界のようです。
とにかく目新しい餌は食べるのですが、こちらもある程度の量は食べて欲しいので
多目に与えると、すぐに飽きて食べなくなるというか。。
12月からふたたび子赤を与え始めました。
前は殺すだけで食べてくれなかったのですが
現在は、何かトラウマなことを忘れたのか…
食べるようになっていました。
1〜3匹ほどはすぐに飲み込みます。
4〜5匹目は何度も口から逃がしては追いかけて遊びながら食べます。
6匹目は、ころすまで遊んだ後放置です(怒。
来年はなんとか成長に弾みがついて欲しいものですが。
Good Shot! 画像をクリックすると拡大されます。