Paratheraps bifasciatus
Steindachner,1864
いろんなタイプが見られる種ですが、うちのは赤いです。
別名 TWO−STRIPE−CICHLID
パラテラプス ビファシアータスと発音しています。
通販である!
2002年4月、ビファシアータスを探していた私は、関東のあるショップにいるよと友人からの情報を いただき電話をした。
その店にビファシはいたのであるが、画像を送ってもらって状態や体型を確認することはできなかった。
こういう場合はもう信用するしかないのである。
幸い、シクラソマについては信用の置けるお店であると聞いていたし、 何匹かいるようだったので、『一番大きい奴を頼む!』と注文した。
メキシコ・ラグーナ・カテマコ産ワイルドという名目でそいつはやって来た。
思っていたより小さく(通販の常識である)6cmほどであった。
約一ヵ月半後である
来た当初から好き嫌いが多く、あまり餌を食べなかった。
赤くなるタイプと聞いていたので、ディスカスの色揚げフードを中心にクリーン冷凍赤虫を与えていた。
背びれの形がかっこよく尖がってきたので、シメシメ♂かなと喜んではいたが、体色は白っぽくまだまだ 不満であった。
飼育スペースは90cm水槽の半分である。 ビファシアータスは地域変種も多く、いろんな種類が見られるのでこれからの成長が楽しみではある。
生息地は大西洋側メキシコ南部、北グアテマラ。 湖や、下流の穏やかな流れを好むということである。
河川の名前としては、Grijalva.Chacamax.Sierra.Pichucalco.Aqua Dulce.Azufre.Teapa.
Puyacatengo.Madrigal.Tulija.Mizolha.Bascan.Usumacintaなどが挙げられている。
成長に合わせて
7月になり、スペースを広げ60ワイドの広さにした。 こういう場合、成長に合わせて部屋を広げていけるセパレーターは便利である。
顔のあたりが少し赤みを帯びてきた。
相変わらずの少食である。
ツーストライプと言われるゆえんの、下側の縦ラインは上方曲線で
上側はラインというよりしみに見えなくもないが、出てきたので純血ビファシということで 一安心である。
噛んだのである!
8月になり、なかなか精悍な顔つきになってきたのではないだろうか
水換えの時に事件は起こった。いつもと同じようにホースを持ち、砂利をかき混ぜ、掃除を行っていたときに 凄い勢いでアタックしてきたのである。
痛かったのだがそれ以上に驚いた!もちろんホースで仕返しをしてやった。水槽の中を追い掛け回してやった。 それ以降、こいつが反抗したことはない。
手の甲には歯型がつき、血が滲んでいた。
2003年になり
90水槽に移した。底砂利は『ろ○砂利』と呼ばれるものに変えてみたが、これがまた使いづらい。軽すぎてニッソーの上部ろ過にすら吸い上げられるのである。 魚が暴れるたびにストレーナーに砂利が吸い付いたり吸い込まれたり、これは早めに変えなければいけないと 思いながらも魚のために一日ゆっくりと過ごす時間もなかなか取れず、現在そのままである。
サイズは20cmを超えてきた。
水槽に顔を近づけると、めちゃくちゃアタックしてくる。『餌をくれ』と言っているのか? 『おらおら〜!』と言っているのか定かではない。
今では、うちで一番の大食漢である。
現在成長著しいのである
2003年、3月である。色合いは水質というよりは、気分によって左右されるようで、 飼い主に似て夜が好きなのか?寝る前に見ると真っ赤に燃え上がっている。 朝や寝起きは真っ白けである。
上部濾過層にパワー不足を感じるようになってきた。
一週間に二回の水換えではなんだか水の透明度が悪いし、
どうも水質が安定していないような気がする。
なのでレイシーRF−90を導入した。エーハイム2224の外部濾過と併せて現在ばっちりの状態である。
ああ、底砂利はまだ変えていない。
さて、何故ワイルドに拘るのか?ということに少し触れておこう。
まずは魚が『精悍』だと思うからである。ブリードを否定するつもりはないが、なんだか間抜けな顔つきに 見えてしまうのである。完全に好みの問題ではあるが。
そしてワイルドはグレードが高いと信じているからである。大きさ、体型、色合い等である。
どうせ飼うなら、競技をしているつもりはないが、『一番!』をめざしたいのである。
最後に『浪漫』である。広大な中米の大自然にいたものが、自分の水槽で泳いでいることに 感動を覚えてしまうのである。
2003年6月
30cmは超えた。
最近こやつのお気に入りの餌はテトラ・ベジタブルである。
私はこの餌がそんなに植物質を多く含んでいるとは思わないのであるが。
海外サイトなどを見るとヴィエージャ属は本来ベジタリアンであると書かれている記事を多く見かける。
ベジタブルとカーニバルを同時に入れるとベジタブルの方を先に食べてしまい(器用に選んでいる)残ったカーニバルをしようがなしに食べるといった感じである。
頭部のコブはあまり発達していない。
うちの魚全般に言えることである。
まあ私はあまりヴィエジャ属の異常に発達したコブは好きではないので、
別段気にしてはいないのだが。
現在Vieja(ヴィエジャ)属とさせてもらっているが、Paratheraps(パラテラプス)属という説の方が有力になってきたような感じではある。
お世話になっている『シクラソマランド』でも先日、属名の変更が行われた。
2003年7月末
一気に我が家の主役級に名乗りを上げてきた気がする。
底砂を換え、サンゴを混ぜpHは8付近。
絶好調である。私に対する攻撃度もNO.1である。
セパで仕切っている部屋がとても狭くなってきたので
思い切って90cm水槽を1本購入。隣のお魚を別水槽に移動し、
ビファシがいる水槽のセパレーターを取っ払った。
セパを取ると90cm水槽ってこんなに広かったのねという感じがした。
ナニワトモアレこれで広々と飼育してやれると思う。
ビファシ単独宣言。
『このビファシ90cm水槽にはもうセパを入れたりしません。他の魚も入れたりしません。』
自分に足かせをつけてみました。
2003年10月
少しおでこが出て、きつめの顔つきになってきたようだ。
サイズ的にはいっぱいいっぱいであろうか。
実際にメジャーを当ててはいないが、32cmほどであると思う。
Bifasciatusとは
「bi」=ふたつの(ダブル)
「fasciatus」=ライン(ストライプ)
という意味である。
この画像ではわかりやすいのではないだろうか。
ところで話は全然違うのだが、ホームページの画像というのは
サーバーにアップ(上書き保存?)するたびに劣化していくのであろうか。
どうも月日と共に、画像が荒くなっているような気がするのだが、
どなたかそのへんの仕組みを理解している方がいれば、ぜひ教えてください。
2004年1月
体高がアップし、真鯛のようである。
お正月のお頭付きの塩焼きにしたら美味そうな感じすらしてしまう(嘘。
昨年12月の初めぐらいに水槽の中で暴れて頭に大怪我をして、
ざっくりとえぐれていて心配したのだが綺麗に治ってしまった。
最近気がついたのが、こいつは糞が少ないということである。
早く成長する魚は消化吸収が良く糞が少ないのであろうか。
スペクタビリスなどは山のように糞をするが、成長はものすごく遅い。
うちのフェネストもそうである。ちびのくせにやたら糞が多い。
シクラソマランドでの2003年人気ランキングで5位に入ったのは少し驚いた。ビファシってあんまり人気ないのかなあと思っていたからである。
シンスピやフェネストを抑えて、堂々Paratheraps属では一番であった。
2004年6月
ビファシもうちに来てから2年と2カ月が経過した。
かなりの大きさである。
最近、水換えのときに攻撃するより面白い遊びを覚えたようである。
それは糞を吸っているホースに口を近づけてきて、スポッと吸われることである(笑。
口を吸われた後は、頭を振って逃げる。
そしてまたおもむろに近寄ってきて吸われる。
これがホースを入れている間、延々と続くのである。
手に向かって攻撃してこないのは良いのであるが、糞取りがはかどらない(困。
成長の軌跡をまとめてみると、2002年4月に6cmぐらいで購入し、
2003年で20cm越え、8ヶ月で14cm大きくなった計算である。
2003年6月に30cm、6ヶ月で10cm成長。
そこからはジワジワと大きくなるような感じであった。
2004年12月
とにかくでかいです。
35cmは楽に越えていると思われます。
ボディの厚みも半端ではない(汗。
外部濾過のエーハイムの吸い込み口にスポンジをつけているが
それを咥えて揺すられたらガラス蓋はガタガタと音を立て、
エーハイムの本体までが揺れる(怖。
もう水換え時に水槽に手を入れるときは、拳骨で立ち向かわねば無理である。
拳骨であろうと噛もうとしてくるので先制攻撃である。
口をよけてオデコに拳骨を叩き込む。
そうするとしばらくは大人しくしているが、リベンジの隙はうかがっているようだ(笑。
2005年5月
シクラソマは三年で花開く。
こいつも三年を突破しました
欲を言えばもう少し長く見える体型の方が良かったですが、
迫力のある素晴らしい成魚になってくれました
いったい何センチあるのか測ってみたい衝動に駆られますが、怖くてできません(笑。
ガラスの水槽に歯を立て、寒気のする音を立ててくれます。
ガラス面にはその傷跡が!
アクリルならもっとすごい傷だらけでしょうね。
手ならもちろん流血します。
各鰭はマクリやシンスピのような派手さはないですが、
赤く燃え上がる体色を見せてくれるときは鰭も真っ赤に染まり、本当に美しい種だなとため息が出るほどです。
2005年10月
怒り炸裂、たこの口です(笑。
今回の写真ではかなり絶好調時の発色に近い色が再現できたと思います。
サイズはまた一回りでかくなった気がします。
暴れられたら水槽が割れるんではないかという心配が…。
といっても肥満ではなく、うちでは一番の健康優良児ではないだろうか。
特にこれといって書くことももうないですね。
このままいつまでも元気で暮らしてくれたらそれでいいです。
体型と大きさという面ではこいつを超えるヴィエジャ属パラテラプス属の個体は
もう我が家では出ないだろうと思います。
2006年5月
半年振り以上のお目見えです。
飼育して4年が経ちました。
ほとんど病気らしい病気もせず順調に暮らしてくれています。
水換えをして二日目ぐらいに鰭が真っ赤に染まります。
ボディの赤と青が入り混じった辺りの美しさはなんとも言えません。
アクアログの追加シールにMark Smithさんと言われる方の
「Xanthic wild caught」というビファが載っています。
黄色がベースのビファということなんでしょうかね。
その他にもとても変わったビファのバリエーションをお持ちのようで
海外サイトのThe Cichlid Roomのビファのページでも紹介されています。
個人的には「Leucistic」という個体が気になりました。
大きくなっても体に柄が出てこないビファならなんとなくかっこよさそうでちょっと飼育してみたい気もするのですが。( まぁ手に入ることはないでしょうけど )
アルビノは目の色がちょっと苦手なんですよね。(^^ゞ
2007年5月
久しぶりに魚の写真を撮ってみたらロクな写真が撮れませんでした。
やはり日頃の練習は大事です(笑。
飼育して五年が過ぎました。
40cmはあるんじゃないかなと思います。
おそらくもうマックスサイズでしょう。
シクラソマってほんと、性格いろいろですね。
同じ餌でも食うヤツと食わないヤツがいたり、
同じような環境でもビビリのヤツと物怖じしないヤツがいたり、
なんとなく個性たっぷりに感じるところも飼育していて面白い部分ですね。
追伸 本日新魚到着予定。
2008年5月
五月五日こどもの日、家でウトウトとしていたら
ビファ吉がかなり赤く発色していたので
久しぶりに写真を撮ってみました。
そういえば上の記事の新魚到着のテンポラリスもそろそろ一年。
現在は90cm水槽ベアタンクにて単独飼育。
あまり劇的に成長は感じられないが赤く綺麗な魚になっている。
あいかわらず写真は撮らせてくれないが。
ビビリなのはシクラソマの得意芸かと思っていましたが
南米シクリッドも単独にするとかなりビビリますね。
サタノペルカも混泳で虐められた個体を現在一匹単独飼育してますが
ビビルビビル。
いつも水槽の隅っこにへばりついてます(苦笑。
ビファ吉はと言うと…少し下膨れになってきたかな?
2008年7月
五月に赤い勇姿をお届けさせてもらったビファ吉君に異変発生。
うちわの様に大きく形の良い自慢の尾鰭が無惨なことになりました。
ある日、突然に出来物のようなものがプチプチと並んで出来たかと思うと、
見る見る間に大きくなり、
泳ぐ時に水圧がかかる所為か、下の部分はビリビリと切れてしまいました。
写真は6月6日に撮ったものですが、これ以降現在に至るまで治癒も進行もしていないように見えます。
おそらく切れてしまったところはこのまま放置では繋がらないだろうと思います。
では尾鰭全体を切って再生させるかという手もあるのですが、
これもまた魚の大きさと年齢を考えるとなかなか勇気の要る手段ではあります。
食欲は旺盛で元気もありますので、
もう少し様子を見るということで、ご報告まで。
2008年8月8日
8.8.8 北京オリンピック開幕です。
ビファ吉君の尾鰭ですが、治癒する傾向はなく
下部の神経の途切れた部分?が変色(腐敗?)してきたことと
上の部分も少しずつ切れてきたようになってきたため
思い切って切断に踏み切りました。
出来物のすぐ近くの根元に近い部分をざっくりといきました。
実寸42cmが34cmぐらいになってしまいました(涙。
8/10、尾鰭を切断したその後ですが、尾鰭がなくなりバランスが取れなくなったのか
頭を下に逆立ちの姿勢でいたり、時折転覆しそうになったりと、泳げなくななったような感じでフラフラしています。
精気もなくなっているように見えます。 なんとか持ち直して尾鰭が綺麗に再生しなくても元気であってくれと祈る日々です。
8/12 バランスを取り戻し、餌も食べるようになってくれました。
ほんと良かったです。
尾鰭がほとんど無いというハンディを背負わせてしまいましたが
もうしばらくは僕と一緒にいてくれそうです。
9月、尾鰭は少しだけ再生してきています。
Good Shot!
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