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紅 玉 |
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●後藤竜二 文
●高田三郎 絵
●新日本出版社
●2005年9月出版
●1,400円+税
●ISBN:4406032118
「1945年。 秋。
戦争が終った年にも、父のリンゴ畑では、赤いリンゴがわんさとみのった。」 この言葉で始まるこの絵本は、わずか30頁の裡に、私たち日本人がこの地球の上で人間として生きて行く限り、どうしても身につけていなければならない心の原点というものを、奥山にわき出る岩清水のように身に沁みこませてくれます。
「明日はいよいよ収穫だと、父が心をはずませて村の人々に手伝いを頼んでまわったその日。りんご畑が数十人の暴徒におそわれた」。川向うの炭砿には戦争中日本の軍隊の手で拉致されてきた五千人の朝鮮人と千人の中国人が、縄につながれてムチと棍棒で石炭堀りに酷使されていた。使い捨て自由、喰わさず眠らさぬドレイ以下の無限労働で、飢えと疲労と消耗で僅か三年の間に数百人の人々が死んでいた、その人達でした。
どうしよう! どうすることもできはしない! 「しかしふらふらと、父の足はりんご畑の方へ向って行った」。
だがこの後の展開に、もっとどうしようもない傍観者の紹介など有害無益です。敗戦60年、仮性民主主義の仮面剥落が盛んです。その中を一貫して個性毎の人権ヒューマニズム追求に飽きぬ詩人作家後藤竜二さんが、自らの父の生き様に応えた感動の、謙虚端正の文章に聴きましょう。世界をまき込んだ未曾有の混乱の中で、国は違っても底辺周辺の人々がどんな反応、どんな生き方をしたか、人の心のあり得べき一つの極を、心に銘じることができると思います。
絵がまたすばらしいのです。絵本の絵はさし絵ではない。文と一緒に本を作り上げます。写実を抜け出て文の心の影像を写実している、感性の響合が美事です。数多くの戦争の絵本の中で最高の一冊と噛みしめています。
05.10. 5 Og.
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おばさんは いつそらをとぶの |
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●長谷川知子 文・え
●ポプラ社
●2005年9月出版
●1,200円+税
●ISBN:459108809X
遠い、しらない土地のアパートに引越してきたひとりっ子ののんちゃんに、その日すぐに声をかけてくれた隣りのおばさん。ニコニコ丸顔の太ったおばさんは、だぶだぶのセーターの袖から赤白ねじりのあまいキャンデーを三つ、のんちゃんの手にのせてくれました。
おなかに次の赤ちゃんができてから、お母さんはこの頃のんちゃんのことちっともあそんでくれないから、いつの間にかのんちゃんはとなりのだぶだぶセーターのおばさんと大の仲よしになって、一日中おばさんの家であそんでいます。
おばさんのお家はまわりがぜーんぶはたけで、トマトや白菜やキャベツにかこまれています。ニワトリやブタやウサギたちも沢山一緒です。でもあのだぶだぶのセーターの袖には何がはいっているのかな? いやおばさんはマホーつかいで、あれは空飛ぶ羽根かもしれない。
のんちゃんが朝目をさましたら、いよいよ赤ちゃんが生れそうになってお母さんは、夜の間に病院へいってしまっていました。生れたらのんちゃんも病院へお父さんにつれていって貰います。おとうとかな? いもうとかな? のんちゃんは大急ぎでとなりのおばさんにしらせに行きました。そしたら、「あっ!」・・・・・
子どもの本の画家は子どもの目線に立って絵をかくといいます。が、その立ち方に個性がある。ある人は子どもの目線まで自分が降りて行って、やさしくふんわりと子ども感性に移り住んで描く。ところがある人は、例えばこの長谷川知子さんはちがう。これは描いた本人の目そのものが子どもの目線なのです。降りて行ったのではない、元々そこにいてそこに育ったものだ。だから太い筆で一気に丸を描いてそれが顔だったり、鼻のない横顔だったりのシュールリアリズムがリアリティーを持つ。おとなの世界がこの頃ファンタジーばやりだが、子どもは元々全てがファンタジーの中に住んでいます。空とぶまほうのだぶだぶセーターの中に何がはいっていたのかではなく、何が出てくるかというワクワク、それが子どもの現実世界なのです。 05.9.30 Og.
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ちょっとだけ (こどものとも年中向き) |
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●瀧村 有子 作
●鈴木 永子 絵
●福音館書店
●2005年3月出版
●362円+税
赤ちゃんが生まれて、お母さんは大忙し。
おねえちゃんになったなっちゃんは、頑張って自分でなんでもやってみます。
お母さんがしてくれるように、うまくはできないけど、 “ちょっとだけ” できました。
ブランコもいっぱいはこげないけど、 “ちょっとだけ” こげました。
そんななっちゃんがいじらしくて、胸が熱くなってきます。
でも最後はあかちゃんに “ちょっとだけ” ガマンしてもらって・・・。 よかったね!なっちゃん。
文の瀧村有子さんは、3人の子どものお母さん。 お母さんならではの作品です。
これが、絵本はじめての挑戦です。
絵をかいた鈴木永子さんも絵本の仕事は初めて。とっても温かい絵です。
05.4.15 (Nr.)
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おばけのブルブル |
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●荒井 良二 作
●講談社
●2004年7月出版
●1500円+税
●ISBN:4061322982
涙がでてくるほど、うれしいえ本なのですよ・・・。
人形劇です。チャラスッテン タラリン.チャラスッテン タラタラリン。いよいよ幕があく前のおんがくの音です。おんがくともの音はカタカナで書いてあります。とてもいいおんがくですね。カタカナのところ、ええかげんにとばしよみしてはいけない。きっちり一字ずつ、ちゃんと読んで下さいね。タラリラッタンタン タラリラッタンタン・・・ジャジャーン・・・これは音です。
幕があいてでてきたのはおばけのブルブル・・・なまえもカタカナです。ほかのお化けたちは自由に、いろいろなものにへんしんしてあそびにいきました。気のよわいブルブルはへんしんできないので、しょげています。
やさしい女の子のおばけスナオスナがやってきてなぐさめます。一つだけへんしんやれるじゃないの、やってえ、とはげましました。ブルブルは勇気を出してダラダリーンと、えをかく筆にへんしんしました。すてき〜とスナオスナがよろこんで、それから二人でいろいろ、あれやこれやタンタンターラ タララララー、たのしいにんげん世界へ出ていきます。
そしたらとても大もて、大人気ひっぱりだこです。チャーラララ! チャーラララ!・・・あゝしあわせチャーラララ。 でもしあわせってこんなにいそがしいんだね・・・。
おいしいケーキもあるしアイスクリームもある。テレビもあるしゲームもある。野球もやれるしサッカーもできる。学校もあるし、ノートもえんぴつもあるし、テストも席順もあるし、宿題も、塾も、習いごともある。何でもあってしあわせだナ・・・ けどちょっと忙がしすぎるんじゃない?
涙が出てくる程うれしいえ本です。 04.8.10 ( Og. )
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教室はまちがうところだ |
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●蒔田 晋治 作
●長谷川 知子 絵
●子どもの未来社
●2004年5月出版
●1500円+税
●ISBN:4901330403
蒔田先生のあのすばらしい詩が、たのしい絵本になってデビューしました。この詩は、たくさんの人が、小学生の時に出会っていると思います。
ある学校の先生は新しいクラスを受けもつ時、「
こんなクラスをつくりたいなあ 」と思って、1年間のクラス作りのテーマにあげ、ある先生からは「 クラス全員の群読でよんだらたのしいよ
」・・・ともききました。
このすばらしい詩に長谷川知子さんの絵が、全力投球で応援してくれます。ページをめくるごとに子どもたちの元気いっぱいのイキイキした様子が、そのままストレートにとびこんできます。又、詩の字もとも子先生が書かれていて親しみがもてます。ステキな字です。子どもだけでなく、お父さんお母さんがこの詩に感動されたら、クラスの先生にお願いして、教室で朗読してもらったらいいと思います。先生が子どもと一緒に感動して、「
よし、こんな教室つくろうや!! 」ということになったら、パチパチです。
自信をもってありのままの自分の意見がいえる、まちがっても、いろんなことが堂々といえる。まちがってもいいじゃないか。「
アラッ・・・あなたそっくり!! 」って、 だれぇ・・・?
そんな教室つくろうや。
イヤそんな世の中つくろうや、とうたっているように思うって知子先生もおっしゃってますね・・・。 2004.6.23 (Fm.)
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しゅくだい |
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●宗正美子 原案
●いもとようこ 文・絵
●岩崎書店
●2003年9月出版
●1300円+税
●ISBN:4265034853
「しゅくだい」って好き? じゃないよね。
でも、こんな「しゅくだい」だったらどうかな?
めえこ先生がだした「しゅくだい」にみんなはいっせいに「えー。うそー。ほんと?」っておおさわぎ。もぐらのもぐくんも「やだー。」って言っていたのに大急ぎで帰って・・・。でも、なかなか言いだせなくて「しゅくだい」ができません。
こんな「しゅくだい」なら大歓迎するよ。きっと。
いもとようこさんの絵が、とってもあったか〜い。
入園、入学のプレゼントにも最適です。 2004.3.31
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「魔女の宅急便」 その4 |
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●角野栄子 作
●佐竹美保 画
●福音館書店
●2004年3月出版
●1500円+税
●ISBN:4834005860
おまちかね、「魔女の宅急便」4の巻が出ましたよ。
副題は「キキの恋」です。耳よりのテーマですよね・・・。
その1がでたのは1985年でした。19年経っています。もしあなたがあの時、キキと同い年の13歳だったとしたら、早い人はもうキキの年に近いお嬢ちゃんがいらっしゃるかもしれませんね。あの時キキは13歳で、魔女の世界のきまりで親元を離れて独立修行に出たのでした。そして見つけたコリコの町で、宅急便屋さんを始めました。
お人よしのパン屋のおソノさんや、人力飛行機研究会の中学生とんぼさんや、いろいろ知合いもでき、さまざまのびっくり出来事にふり廻されながら 夢中で1年を頑張って、立派に里帰りしましたが、キキとコリコの町はお互いにとても気に入って、キキは再びこの町にとって返し、本は巻の2にはいります。
この年キキの宅急便やさんは、すっかり町に定着して大繁盛です。軽い伝言、手紙から大きいものは動物園のカバさんまで運びました。モノだけではなく、仕事や散歩まで運びました。やがてキキは、魔女の宅急便は心を運ぶのが大切な仕事なんだと気づきます。そうして3年目、大きく成長したキキの最高に充実した世界へ、思いもかけない一人のライバルが現れて、3の巻を大波瀾にまき込みます。キキの築いてきた心のお城が一つ一つと崩れてゆき、とうとうキキは絶望してこの町から消え去る決心をしました。
ベッドから立上ると「はだしの足を靴に入れ」、ほうきにまたがり、深い深い藍色の空に向ってとび上がり、矢のように上へ上へと、登ってのぼってもう空のなくなる果てへまで・・・。そしてフッとふり返ると、・・・。真ッ暗の中に小さく遠く、光の島のように時計台を真ん中にコリコの町が見えました。アッ、これが私の町なんだ。そこにいるあの人とこの人、そしてパッとひらめいたのです。「とんぼさんが好き、私はとんぼさんが好き!」。とたんにほうきは、折れたように真ッさかさまに落ちはじめました。コリコの町へ・・・。
さあ4の巻です。キキは自分を取戻すでしょうか? とんぼさんの心を、空飛ぶ魔女キキとほうきに乗らない人間キキとを、識別して隔てない愛に目覚めさせることができるでしょうか? 魔女キキはコリコの町と人々の、永遠の誇りとしあわせの象徴になって行くことができるでしょうか?
やっぱり映画より本の方がずーっといいですね。
2004.3.30 Og.
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冬のデナリ |
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●西前四郎
●福音館書店
●2004年2月出版
●900円+税
●ISBN:4834005852
どうしてそんなに山に登るのかと問われて「そこに山があるからだ」と答えた槇有恒さんの言葉が有名です。山に賭けた人生、世に山の名著は少くありません。中でも極限に於ける山と人間の火花の接点を描いた名著「冬のデナリ」が、今度ハンディな少年文庫になって、復刊されました。
この原著については7年前、風のたよれっと30号でご紹介しました。再読して我ながら殊勝、つけ加える何物もありません。納得してその侭再録ご紹介申上げます。
遮るものもない太平洋を北上して来た水分の多い熱帯気流が、シベリアから吹寄せる冷たい空気と合して東へ奔流する超ど級暴風ブリザード。その正面に最初に立ちはだかるのが、アラスカ半島の西端に聳え立つ北絶の山デナリ、標高6550米、北米大陸の最高峰です。そのデナリを真冬に登りたいと考えたアメリカ人が一人、日本人が一人ありました。
1960年代、夏でさえまだ少数のベテランしか登頂に成功していない時代でした。夏なお酷寒烈風、冬は氷点下50度、秒速60米の吹雪が荒れる、生物の生存の限界を超えた世界となります。非常識な無謀の冒険だと、著名な全ての登山家達が考えたのは当然でしたが、ジローと呼ばれる日本人が考えていたのは、「全くないとはいえない可能性」への挑戦でした。
人間の本性以前の未踏への憧れと、友情と信頼の特別な鎖に結ばれた8人のロマン山男が、考えられる限りの緻密な計算を重ねて、「未知」へ出発したのでした。
この本も亦生涯を山に賭けた者ならではの、深い観察と描写に貫かれています。だがそれだけではない、山と人、人と人との関わりと、そこでの生きざまの源渕が、心の内側から甘えなく引出されます。90%の必然性で自ら招いた山での死を目前に、人間は何を考え何を行動するか? それを凝視し管理する思考を人間は保ち得るのであるか? それを著者は問い続けます。最後の最後の最後まで・・・。
驚いたことに著者西前四郎さんは、その創立以来風の本屋とお互い協力仲間であった大阪旭都島親子劇場の会員であったと、この本で知りました。「〜〜可能性のひとつひとつをそのどんづまりまで試してみる」(108頁)。 イラク出兵、憲法改悪。デナリより更に厳しい暗黒化ブリザードの社会に、この著者の言葉が不滅に輝いています。
2004.3.12 Og.
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かあさんとじてんしゃにのって |
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●長谷川知子 ぶん・え
●新日本出版社
●2004年1月出版
●1500+税
●ISBN:4406030468
ほかのどこへ行く子よりも、保育えんへ通う子どもが一ばん可愛く見えるのはどうしてでしょう? ま、保育えんは0才から行けるからかな? 何にせ保育えんは「お受験」なんかないからね・・・。
よかった! まみちゃんは毎朝お母さんの自てん車のうしろに乗っかって、保育えんに行きます。一日中お友だちとあそんで、夕方またお母さんが自てん車で一緒に帰ります。毎日まいにち、これがまみちゃんの一番たのしい時間です。まみちゃんだけのお母さん・・・。
でもね、保育えんに行きたくない時もある。どんな時って? 例えばさ、お母さんがお仕事に出かけないでおうちで仕事をしている日とか・・・。お家で一緒にいる方がずーっといい。だって保育えんへ行ってない子なんか、一日中おかあさんと一緒にいられるんだもん。だからカバンも何も放りだしてダダをこねちゃう。
けれど母さんは何にもいわず、こわーい顔してまみちゃんをうしろに乗せつけて、黙って自てん車をこぐ。黙った母さんの背中がモノをいってる。怒っていると思う? 泣いていると思う? まみこのお父さんはどうしたんだろう・・・
でもね、赤とんぼだって昼間子どもばかりで遊んでいるんだ。お母さんなんて大きらいだなんてタンカ切ってても、夕方お母さんが迎えにきたら、何もかもすっかり忘れてとびついて行く。ハタから心配することなんかないんだ。けれどきになるなァ、なんにもいわないお母さんの胸の中・・・。
2004.02.10 Og.
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九月の口伝 |
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●後藤竜二 作/高田三郎 絵
●汐文社
●1200円+税
●ISBN:4811371003
この本は版元の絶版方針にフンガイして作者後藤竜二さんが自費出版したものです。だから事実上限定出版で、市販ルートには乗りません。風の本屋は後藤竜二さんの意気に共鳴、お薦めに熱を入れています。 主題は国民にとって戦争とは何か?ということです。幼なかった著者の心に刻み込まれた、血と汗に惨む父の述懐。北海道の開拓農民の一家と地域周辺が、戦争に翻ろうされた深刻な運命を、底辺の怒りをこめて描かれています。 己れが始めたのでもない戦争の残酷、戦争の惨害、それは戦敗国民と戦勝国民とを問わず、常に被害者・犠牲者であることから逃れられない下層国民の痛苦と憤り、そしてその中を這いつくばって生きぬき守りぬいて来た人間の、悲哀の中の意思と愛情の図太さを、著者特有の率直端厳で詩魂豊かな文章が、読者の心を打たずに置きません。泣いているだけでは何も出て来ない戦争被害者の、これは白眉の抵抗文学です。 イラク出兵、日本の政府は再び悪夢の戦争へ一歩を踏出しました。その流れに抗して、国民も平和を守り抜く一歩を前に出る、勇気をこの一冊が与えてくれるに違いありません。
04.02.07 Og.
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1ねん1くみ1ばんわがまま |
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●後藤竜二 作
長谷川知子 画
●ポプラ社
●2003年11月出版
●1000円+税
●ISBN:4591079279
「暫く(しばらく)」という芝居が歌舞伎にありますね。大 きな髪かつらと、顔いっぱい赤と黒で塗り分けた豪傑が、弱
い者いじめの悪代官を「あいや暫く」と押えて、ご存知名セリ フでええカッコをする歌舞伎18番の名舞台です。それ思い出す
ねぇ、今度のくろざわくん・・・
くろざわくんのわがままは昔ッからだけれど、19回もやられっ放しはかなわんと皆んな逃出してしまったから、向きをかえて雨
風イナビカリのジャングルジムのてっぺんで、やめぇ、しずま れと大声上げて雨とカミナリさまに呪文をかけてる、という壮
大なわがままです。
そこへ天女が駆けつけてきて、無くしたはごろもの代りに赤 いレインコートをふり廻して雨と雲を追っ払い、大きな大きな
虹を出す。この虹が実に見事。ページをあけるとパッと、見開 き全面空いっぱいの七色の大虹がかかっている。これはしらか
わ先生がのり移った長谷川知子さんの夢現世界だ。子どもの目 でしっかり現実を見る。全景虹と雲だけ。主役3人、隅っこで
豆粒みたいに小さく棒立ちしています。テーマに全力投球して 自分がない、それが自分だ、という絵。
心配なのはしらかわ先生、はごろもがあれば天国へ帰れる。 はごろもは教頭先生が握っている。これが大切、憲法9条みた
いなものだ。もし宇宙ギャングがやってきてはごろもを奪われ たら、しらかわ先生もろ共天に上ってしまう。後へ自衛隊出
身の男先生なんか来てオイコラみんな、なんてなったらどうす る?
みんなで護ろう、しらかわ先生 !! 04.02.07 Og.
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きりかぶ |
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●なかやみわ・さく
●偕成社
●2003年10月出版
●600円+税
●ISBN:4032277303
きりかぶは、もうはなもはっぱもつけられない。でもね、きりかぶだから、できることもあるのさ
04.02.07 Nr.
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ぐりとぐらとすみれちゃん |
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●中川李枝子;山脇百合子
●福音館書店
●2003年9月出版
●800円+税
●ISBN:4834006336
▲ぐりとぐらのシリーズ、久しぶりの待望の新刊だよ!
ぐりとぐらのところにすみれちゃんが大きなリュックをしょってやってきました。その中には・・・。♪このよでいちばんすきなのは♪おりょうりすることたべること♪ぐりぐらぐりぐら♪♪♪
04.02.07
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