平成15年春 入替戦
日本大学 1回戦 (一勝)
日本大 010 000 100  2
専修大 000 120 00×  3
(専)○深澤一勝、近藤
深澤8・1/3回 6安打 4三振 自責2
近藤2/3回 1安打 1三振
(本)森1号

先発・深澤はスピードが今ひとつながら丁寧な
粘り強い投球で自責2点に抑えた。リリーフの
近藤は制球が甘めながら直球が146〜150kを
計測し何とか抑えた。
打線は森の本塁打と照沼の左中間三塁打で得
点したが、中軸の松元と杉田に安打が無く試合展
開を苦しくした。
守りのヒーローは一年の長谷川でした。九回に
二死二塁から左前打を打たれた場面でレフトか
ら矢のような好返球でタッチアウト。二回にも同じ
場面がありセーフと判定されただけに劇的な幕切
れとなった。


日本大学 2回戦 (一勝一敗)
専修大 000 000 000  0
日本大 110 000 10×  3
(専)●西村一敗、阿部、角野
西村2回 3安打 自責2
阿部5回 3安打 1三振 自責1
角野1回 0安打 1三振

今日は5回のチャンスをことごとく潰し日大・那須野
投手を助けてしまった。リーグ戦から課題だった後
一本が出ればが解消されず、自軍の投手を援護で
きなかった。本当にストレスの溜まるゲームだった。
今日の収穫は阿部投手(新潟明訓)です。140kを
超えるキレの良い直球と130k前後の変化球(特に
スライダー)を投げ分け日大打線に内野ゴロの山を
築かせた。今後の成長が楽しみな投手です。
日本大学 3回戦 (一勝二敗)
日本大 000 000 002  2
専修大 000 010 000  1
(専)深澤、●近藤一敗
深澤6・1/3回、近藤2・2/3回
(本)芦沢1号

日大の那須野投手に脱帽です。
三戦連続完投!!那須野一人にやられ
てしまった。
この三戦を通じ、山ほどあった得点機に
後一本が出ず拙攻の連続でした。
那須野投手の精神力の強さや気迫は見習
う所があると思う。
選手が良くやっているかどうかは別にして、
ここ数年の専大野球部はただ漫然と試合を
しているように見えてしまう。勝利に対する
執念や必ず責任を果たす精神力、試合の
流れを自軍に導く働きかけ、相手の隙をつく
プレーなど積極性のある展開が見えてこない
のです。これが出来れば真の実力が身に付
いたということです。苦しい夏を乗り越え、一
皮むけたチームを見せて下さい。
素晴らしい選手たちです、きっと素晴らしい
ゲームを見せてくれることでしょう。