バスケ部
俺、
小学校の頃、
アニメ
「キャプテン翼」の
キャラクター
日向 小次郎に
憧れて、
中学校に行ったら、
絶対
「サッカー部」に
入りたかった。
小学校卒業間近、
家が近い友達に
「サッカー部入ろうぜ!」
と、
誘ったけど、
友達は、
「親父が
バスケ部だったから、
俺も
バスケ部に
入るよ。」と、
友達はいう。
え〜〜〜〜〜〜っ。
バスケ?。
バスケは、
女がやる
スポーツじゃん!と、
小学校の
体育館で
ミニ
バスケを
やってる
女子生徒をみて、
俺は、
そう
思っていた。
バスケ部員は
「女」
しか
いなかったから、
俺は、
そう
思っていた。
中学に入り、
仕方なく、
バスケ部に
入った。
そこには、
ガッチリ
男が
ムンムンしていた。
男子バスケ部だ。
男で
くくられてる、
男だけの
世界だ。
俺は
サッカー部に
入りたかったけど・・・・。
ボールを
手にした時、
なんか、
いっちょ、
やってやろう!って、
思ったよ。
1年生は、
ボールは
玉拾いが基本。
声だしをして、
先輩たちの
エール。
そして、
部活が
終われば
ボール磨き。
そして、
また部活。
みたいな。
そんな
繰り返し。
夏に、
ようやく
ボールを
触らせてくれて、
ダムダムと、
腰を落として、
ドリブル練習。
そして、
秋になり、
ようやく
シュート練習。
たかが、
ボールを
持って
練習するのに、
えらい
時間がかかった。
そして、
ボールに対しての
重要さが
ひしひしと、
痛感した。
冬かな・・・、
監督が、
俺に
今度の
試合に
出すと、
いってくれた。
15人の
部員で
俺を
試合に、
まだ
1年の
俺を
起用してくれる
監督に、
感謝した。
先輩たちが、
監督の
俺を試合の
起用を聞いて、
拍手してくれた。
俺は、
涙が出そうになったけど、
がまんした。
いざ、
試合に出たら、
監督の指示にたいして、
俺は、
ちんぷんかんぷん
の、
プレーだったけど、
まぁ〜〜〜、
あの
試合コートでの
緊張感は、
今でも
忘れられない。
ドキドキと、
何を思ったか、
監督が
ゾーンディフェンスの
指示なのに対し、
俺だけ
マンツーマンで
ディフェンスして、
監督が、
俺に対して
コートから
怒鳴っていたっけ。
懐かしい。
高校に入り、
レギュラーを
確保したり、
補欠になったりと、
さまざまだったけど、
バスケの
楽しさを経験したよ。
俺なりに、
プレーの
努力をしたつもりだ。
試合起用が、
俺の
努力の
報われだと
思った。
やっぱ、
努力は、
して
損は
ない。
バスケ部
俺の
誇りです。
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