差出人: OsI [osamu-ichiyoshi@muf.biglobe.ne.jp]

送信日時: 2011102日日曜日 0:06

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件名: 二十一世紀企業研究会 ; 旅に思う、日本の将来は森林の利用にあり

 

配信無用の方はお手数ですが返信願います。本MLは会員の紹介により加入する会員の自主研究会です。返信または全員へ返信により意見交換をお願いします。二十一世紀企業研究会とは「人が全国どこでも学び、生涯現役で働ける企業」を提案し研究する会です。研究しながら二十一世紀企業を始めましょう。

 

十日間旅行より帰りました。

台風による飛行便の欠航に始まる十日間旅行より昨日金曜日に帰りました。福岡まで飛行機、福岡から宮崎までは高速バス、宮崎から大阪へは船、大阪から神奈川の自宅までは新幹線の旅でした。

 

人の行いは残る

前回報告しました善導寺、吉野ヶ里歴史公園、私の故郷の宮崎県都城市山田町への旅は人の一生の短さ、死後に名も消える速さ、人生の儚さと同時に個人の痕跡も無くなった後も長く残る人の行い、すなわち発明発見、事業、地域社会への貢献などの累積の確かさをも考えさせられました。それを次の駄作にまとめました。

 

人は生まれて生きて死す

死すとも人の行いは残る

良き行いを生きて残さむ

死して身は消ゆ、世代を経て

名も消ゆるとも、行いは残る

良き行いを生きて残さむ

 

人はこの世に

良き行いを

残さばあらず

心残りは

 

日本は山国、森林の国

だと痛感します。私の故郷の山田町は典型的な例ですが、日本全国は大半が山であり、無尽蔵の森林国です。九州山脈の急峻な斜面にも戦後植林した杉が天つくばかりの大木になっています。

 

森林を放置すれば未来は閉ざされる

外材に押されて無尽蔵の杉を利用しなければやがて木の寿命が来たときに全国の山々は木の墓場と化します。戦後一斉に植えた杉は大体同じ頃寿命が来るでしょう。天つくばかりに育った巨大な木が重なり倒れて下草も生えず大雨の度に山崩れが起きるでしょう。雷に打たれて枯れた木が燃えて山火事が頻発し、今回の原発以上の災害になる可能性もあります。

 

森林を使用すれば未来が開ける

上の破滅を避けるには山の木を適当な時期に切って、利用し、若木を植林して山を再生することが必要です。

[1]来年は原発が定期点検などで大半が運転停止するが、今回の原発事故の後では再開は

不可能でしよぅ。原発に頼らない発電体制の確立が必要不可欠です。

[2]原発に代わる有力なEnergy源は前述の無尽蔵の杉です。杉の葉を燃やして火力発電を行う事ができます。幹は材木として国内で消費し、また有力な輸出品ともなりえます。

[3] これにより大都市への人口と産業の集中が地方山間部への分散に変わり社会は従来の中

央集権から地方分権構造に変化すると思います。

[4] 化石燃料は必ずいつか枯渇します。森林の利用と再生が軌道に乗れば太陽が今と同じであ

る限り人類は無尽蔵のEnergy源をもつことになります。

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      市吉 修                         Osamu Ichiyoshi

二十一世紀を楽しく生きよう会  Human Network for Better 21 Century  http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/

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