差出人: Osamu Ichiyoshi [osamu-ichiyoshi@muf.biglobe.ne.jp]

送信日時: 201111土曜日 21:14

宛先:

件名: 二十一世紀企業研究会 ; 幸福の源泉

 

配信無用の方はお手数ですが返信願います。本MLは会員の紹介により加入する会員の自主研究会です。返信または全員へ返信により意見交換をお願いします。二十一世紀企業研究会とは「人が全国どこでも学び、生涯現役で働ける企業」を提案し研究する会です。研究しながら二十一世紀企業を始めましょう

 

謹賀新年

皆様のおかげで本研究会も7年目に入ります。今年もよろしくお願いします。

 

人間とは交換する動物である

事は物の交換に止まらず、情報ひいては感情の交換にまで到ると思います。苦しんでいる人を見るのは苦しく、楽しんでいる人を見るのは楽しいのではないでしょうか。人間は他人との間に止まらず自分自身とも対話をします。思考はまさしく自分自身との対話だと思います。

 

自分で自分をほめたい

とは二度のオリンピックで銀と銅メダルを獲得した女子マラソンの有森選手の言葉ですが幸福とは何かを簡潔に表現している気がします。自分のことは自分が一番知っているので我ながら素晴らしいと思える時人は幸福だと思います。

 

支援してくれた皆様に感謝します

というのもよく優勝したスポーツ選手が言う言葉です。主観的には自分の事は自分が一番よく知っていますが客観的には実は自分が自分を最も知らないわけです。客観的な場で他人に評価されるのはうれしいものでしょう。

 

幸福は自発的活動の成果

上の二つをまとめると幸福は自発的活動の成果だと言えるでしょう。国際競技で日本人が活躍するのはうれしいものですが、自分の同郷人や家族が活躍するのはもっと嬉しく自分自身が活躍できるのは言葉に尽くせない喜びがあると思います。自ら立てた目的を実現できた時の喜びはそこに到る道が険しければ険しいほど嬉しいものになると思います。幸福がなぜ自発的活動の成果でなくてはならないかといえばそれが本物でなくてはならないからです。虚偽の幸福はありえずあるのは真実の幸福のみであり、それは自ら創造するものです。

 

幸福は人と心が通じた時

だと思います。人間は社会的な動物ですが人と人とは別の個体です。他人の心中は知ることはできません。また人間は自分の推測を事実のように思い込むくせがあります。自分が敵とみなす人は事毎に自分に対して敵対行動を取っているように見えるものです。いわゆる「疑心暗鬼を生ず」るのは人間の知性の一大欠点でありこのために生ずる誤解があらゆる人間の不幸の源になっているのではないでしょうか。従って他の人々と心が通じたと感じられる時には人は幸福な気分になると思います。

 

以上を次のつたない短歌によって表現します。

 

創造

創造の苦しみを知る者のみが創造の真の喜びを知る。

 

自発行

人を憎めば心が重く、許せば心が軽くなる

人に苦をせば心苦しく、人に良くせば快し

我が他人になしたる事は回りて我に返って来るなり

されば人は世のために自ら発して行うべし

 

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*  市吉 修

*  二十一世紀を楽しく生きよう会

* URL; http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/

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