差出人: OsI [osamu-ichiyoshi@muf.biglobe.ne.jp]
送信日時: 2013年4月7日日曜日 0:05
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件名: 車社会を見直そう
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配信無用の方はお手数ですが返信願います。本MLは会員の紹介により加入する会員の自主研究会です。返信または全員へ返信により意見交換をお願いします。二十一世紀社会研究会とは「人が全国どこでも働き、生涯豊かに生きられる社会」を提案し研究する会です。研究しながら理想の二十一世紀社会を実現しましょう。
車社会の落とし穴
今年の冬には北海道などで何人か車が雪に埋まって窒息あるいは凍死した方がありました。また二年前の東日本大地震で亡くなった人の大半は津波で流されたのですがその大多数は車で避難しようとして道路が大渋滞し空しく路上に停滞して津波に襲われたのでした。もし自分の足で逃げたのならば大半の人は助かったと思います。当日私は新宿から相模原までの約50kmの距離を足車で駆けて5時間で帰りましたが車道は車が大渋滞していました。歩道は歩いて帰宅する人で満ちていましたが、私は車道と歩道を出たり入ったりして快調に駆けて帰る事ができました。
車社会は車があれば極めて便利だが車が無ければ極めて不便な事は30年前に一歳と三歳の子供を連れて米国勤務した当初に感じた事です。車は多くの問題を解決しましたがそれ自体がまた新たな問題を生じています。その一つは運動不足に起因する肥満と心臓疾患ですが、米国に限らず日本でも同様の問題が生じているのではないでしょうか。
直面している問題を独自の視点で考える
事の必要性を感じます。雪の多い地域で何故普通の自動車を使って道路の除雪に苦労するのか、何故雪国の人々が日常の移動にスキーを使わないのか私は理解に苦しみます。私が子供の時見たニュース映画で雪国の子供がスキーで通学しているのを見てうらやましく思った記憶がありますので昔は雪国の人々はもっとスキーを使っていた筈です。自動車でも車体の下にそりをつけ車輪を二重にすれば新雪の上でも自由に行き来できる車ができるのではないかと思っています。
西部鉄道を傘下に持つ西部HDの筆頭株主の米国の投資会社がTOBをかけて持ち株比率を上げ重役を送り込んで秩父鉄道を売り払えと要求しているとかで報道を賑わしています。現地の人はそれには勿論反対していますが元はと言えば自分たちが車に乗って鉄道を使わなくなっているのがそもそもの原因です。
自動車は確かに便利なものですが、自動車に過度に依存するには弊害もあります。車社会は子供と高齢者にはとても不便な社会です。ここらで車社会を見直す必要があるのではないでしょうか。
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市吉 修 Osamu Ichiyoshi
二十一世紀を楽しく生きよう会 Human Network for Better 21 Century http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/
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