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送信日時: 平成 21年11月8日日曜日 3:29
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件名: 二十一世紀企業研究会
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北京旅行
10/28-11/2観光と学会を兼ねて夫婦で北京に行ってきました。二人でツアーに参加して紫禁城や天壇公園、万里の長城などを訪れました。家内は更に盧溝橋と周口店をも訪れました。北京は空港から東直門駅に直接地下鉄が乗り入れ、市内の地下鉄も二年前の地図では役に立たないほど路線も増えしかも料金は2元、約30円と極めて安価で便利でした。学会会場の精華大学へも地下鉄で簡単に行けました。以前に比べると減ったとはいえ自転車も多くまたぼろぼろになるまで使われていました。学会終了後精華大学から円明園までの数キロメートルを歩きました。また建国門駅から天安門駅まで足車の二人歩きをしていると見知らぬおじさんから写真を撮らせてくれと頼まれました。食事は
万里の長城
に行った日は今年初めての雪でした。観光客は皆大はしゃぎで登ろうとしましたが雪で滑ってほんの入り口までしか行けませんでした。しかしその分その防衛上の意味がよく分かりました。秦の始皇帝の前から各地に築かれていた防壁は国家権力について多くを語ってくれます。去年訪れた西安では始皇帝の墓、壮大な兵馬踊を見学しました。その時代からの数千年は国家主権の歴史でした。主権は国家にあり、国の民は国家に従属します。租庸調の人頭税はそれを明確に示しています。国家の成立過程が強者による弱者の征服であれば国家の主権が国
観光の効用
国家主権では人間は国家に従属するため国際の直接民間交流は進みません。逆に国際的な直接民間交流が進めば各国において国民主権の民主主義が発展します。その手っ取り早い方法は観光です。観光、学会、留学、国際スポーツ大会その他の民間交流が進めば戦争のようなバカバカしい事は起こりえません。なぜなら本来自ら働いて家族を養う民の間に対立関係はないからです。国家が諸国民の直接交流を禁止し、御用学者の学問的粉飾によって他国に対する偏見と誤解を助長し、御用メディアが排外的な世論をあおり、更に政府が国内の反対派を抑圧して強権的な支配権を確立して初めて戦争が発生します。
今回は去年の西安旅行の時よりも中国語が通じました。如何に機械翻訳技術が進んでも本当に外国を理解するにはその言語を学んで現地の住民と直接話す事に如くものはありません。それは幾ら電卓で計算ができても数学は分からないのと同様です。
私は今後もなるべく多くの外国語を学んで国内外の人々と交流したいと考えています。
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* 市吉 修
* 二十一世紀を楽しく生きよう会
* URL; http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/
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