差出人: OsI
[osamu-ichiyoshi@muf.biglobe.ne.jp]
送信日時: 2014年2月2日日曜日 23:08
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件名: 放射能と健康
転送歓迎
配信無用の方はお手数ですが返信願います。本MLは会員の紹介により加入する会員の自主研究会です。返信または全員へ返信により意見交換をお願いします。二十一世紀世界研究会とは「人が全国どこでも働き、生涯豊かに生きられる世界」を提案し研究する会です。研究しながら理想の二十一世紀世界を実現しましょう。
放射能と健康
広島と長崎の原爆を生き延びたけれでも放射能汚染による甚大な健康被害に一生苦しめられた方々が多数おられます。以前見たNHK Specialでは染色体異常の激しさに驚き、その人が人間として一見普通に生きているのが不思議なくらいでした。
それにも増して原爆被害者が苦しめられたのは世間の偏見でした。その原因は放射線と健康に関する人々の無知ですね。同様な被害が三年前の福島原発事故によって現在も続いています。福島原発の放射性物質の管理と原子炉の廃炉工程の目途が立たない今の状況は広島、長崎の原爆よりも遥かに巨大かつ深刻な問題です。
私も少し調べて見ました。
放射能と健康
色々調べて大体下記の数値が出て来ました。
[1] 一時に浴びる放射線量の影響
7Sv(シーベルト)で人は即死。
1 Svは1J/Kgですから体重50Kgの人では50J = 12 cal.
これはその人の体重の水の温度を12 / 50K = 0.00012℃上げるだけの極く僅かのエネルギーに過ぎません。
[2] 日常的に浴びる放射線量
自然放射線量
2.15 mSv/年
医療用(X線撮影など) 2.3 mSv/年
[3] 積算放射線量の影響
2 Gy (2000 mSv) で発ガンの危険度2.0倍
1 Gy (1000 mSv) で発ガンの危険度1.5倍
200mSvまで危険度は線量にほぼ比例
100 mSv以下では不明
[4] 環境汚染との関係
環境汚染 40,000 Bq(ベクレル)/m^2
は大体1 mSv/年に相当する。
放射能と健康の関係に関する正しい知識を持つ事は極めて重要です。第五福竜丸や東海村の臨海事故から分かるように放射線が極めて危険なものであるのも事実です。他方上の[2]-[4]は日常生活において徒に恐怖ばかり持つのも良くない事を示しています。
要は正しい知識を持つ事が必要です。チェルノヴィリの経験からも多く学ぶ事があると思います。
提案
放射線量と健康の問題に関心ある方は連絡願います。共同研究を進めるために別途MLを構成して研究を進めたいと思います。
関心のある方は「返信」(「全員に返信」は不可)によりご一報下さい。
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* 市吉 修 Osamu Ichiyoshi
* 二十一世紀を楽しく生きよう会
* Human Network for Better 21 Century
* http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/
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