差出人:	OsIPortable <osamu-ichiyoshi@muf.biglobe.ne.jp>
送信日時:	2017年12月25日月曜日 0:24
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件名:	幼児教育無償化の不平等、 高等教育の誤謬

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幼児教育の無償化
自民党の選挙公約の柱でしたがこれは大きな不平等を抱えている事が分かりました。幼児教育無償化よりも重要
なのは待機児童ゼロです。なぜなら幼児教育無償化は保育園、幼稚園に入れた人には恩恵がありますが入れなか
った人には何の恩恵も無く、不平等極まり無しですから。

私達は孫育ての手伝いで当面冬の間札幌に滞在中ですが娘の友人で片親で子育てをしている人がいます。娘の
情報では片親家庭の子は零歳児保育所が預かりたがらないそうです。特に認可保育所はその傾向が強く片親
家庭では仕方なく無認可保育所を転々としている状況だそうです。認可保育所では役人が決めた幼児3人に対し
て保育士一人という制約がありどうしても費用が高くなりますので公的補助があるそうです。二親揃った家庭
の子が認可保育所に入り公的補助の恩恵を受け、片親で一般に所得の低い家庭の子が認可保育所に入れない
場合が多い現状はあまりに不公平ではないでしょうか。

保育所は集合施設ですので子供が病気になると施設からの連絡後30分以内に保護者が迎えに行かなくてはなら
ないそうですが、これは片親家庭では特に難しく、保育を断られる一つの原因になっているようです。

自民党は最初教育無償化を認可保育所に限るとしていましたがこれが如何に不平等極まるものかは以上の状況
から明白だと思います。最も支援を必要としている人々が最も打ち捨てられるのが自民党の政策です。国民は
よく実態を把握して声を上げるべきではないでしょうか。

以上を勘案すると最も平等で効果的なのは子供に対する直接手当だと思います。十分な子供手当があれば片親
家庭でも安心して子供を育てられます。公的支援により子供が等しく発達の機会を与えられる社会の実現を訴え
ます。皆様のお考えをお聞かせ下さい。


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* 市吉 修   Osamu Ichiyoshi                    
* 二十一世紀を楽しく生きよう会                    
* Human Network for Better 21 Century      
* http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/
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