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送信日時: 2011327日曜日 22:09

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件名: 二十一世紀企業研究会 ; 多極分散電力網

 

配信無用の方はお手数ですが返信願います。本MLは会員の紹介により加入する会員の自主研究会です。返信または全員へ返信により意見交換をお願いします。二十一世紀企業研究会とは「人が全国どこでも学び、生涯現役で働ける企業」を提案し研究する会です。研究しながら二十一世紀企業を始めましょう。

 

多極分散電力網

一極集中発電システムでは原子力発電は当然の帰結です。それに代わるものとして各家庭の屋根に載せる太陽発電や各地の風力発電がありますが何れも不安定です。やはり各地に分散した多数の発電所による多極分散網が一番良いのではないかと思います。市町村単位で電気を自給するにはどうしたらよいでしょうか。地域の川に設置する小型発電所や現状の変電所に併設する火力発電所を設けたらどうでしょうか。火力発電所とは水を熱して蒸気を発生し蒸気タービンなどの蒸気機関で発電機を回す仕組みです。原動力は火であり燃えるものなら何でも良いのではないでしょうか。ゴミ集積所で発電している例もあのます。庭木の剪定から出る枝葉や家を取り壊した廃材は今は厄介ものですが近くに火力発電所があればそれが宝物に変わります。間伐されずに荒れている山も多極分散電力網においては有力なエネルギー源になります。

その資源の目安ですが、私が育った田舎では電気以外のエネルギーはすべて自給していました。子供の時はよく薪拾いをしたものです。従って小学校で読んだかちかち山の童話は現実感がありました。豆を取った後の豆柄、麦わら、竹、庭のゴミなど何でも燃やして風呂を沸かしました。風呂とかまどが最もエネルギーを消費するでしょうから実質的にエネルギーは完全自給していたと言えるでしょう。また奥地の開拓集落では水車で自家発電をしていました。私達は従来の電力網の先入観から大規模電力網しか思いつきませんが実は自転車の電灯に代表されるように発電はとても身近な事柄です。モータを外から回せば即ち発電機になります。自然界では雷が即ち強力な摩擦発電機です。もっと電気に親しみましょう。

明治以前には4千万人が完全自給で暮らしていた日本は多極分散電力網でエネルギー自給が可能ではないでしょうか。

これは今後の研究テーマとして提案致します。

 

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*  市吉 修

*  二十一世紀を楽しく生きよう会

* URL; http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/

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