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送信日時: 平成 2068日日曜日 15:22

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件名: 二十一世紀企業研究会

 

配信無用の方はお手数ですが返信願います。本MLは会員の紹介により加入する会員の自主研究会です。返信または全員へ返信により意見交換をお願いします。

二十一世紀企業研究会とは「人が全国どこでも学び、生涯現役で働ける企業」を提案し研究する会です。研究しながら二十一世紀企業を始めましょう。

 

次世代高速移動通信へのTMUXの応用

次世代高速移動通信へのTMUXへの応用に関する論文をHPの「通信網設計講座」に入力しましたのでご興味がある方はご覧下さい。これは来月学会の研究会で発表予定の素案です。何なりとご意見のある方は是非お聞かせ下さい。

要約

次世代高速移動通信としてOFDMを基とする種々の信号伝送方式が提案されている。また移動通信に利点の多いCDMAとOFDMを組み合わせたOFCDMも提案されている。移動通信においては多重伝搬特性の伝送路を通じて隣接セクタやセル間の干渉に曝された環境で通信が行われなくてはならない。そのような深い干渉条件の下では

多数の信号が多様なタイミングで重なるためOFDMのGIタイミング検出と除去は技術的に困難となるであろう。またOFDMはすべての周波数チャネルを一括して用いるため個々のチャネルを独立に用いるFDMA動作が不可能である。そこで個々の周波数チャネルを独立に用いることのできるTMUXを用いる次世代高速移動通信を提案する。TMUXはFFTとディジタルフィルタを組み合わせるFDM伝送方式でありその特殊な形式としてOFDMを含む一般性を有している。この提案システムはFDMA動作が可能であり、多数の移動通信端末が種々の伝送速度で独立に通信を行うことができる。更に周波数軸上で拡散符号を割り当てるFDM-CDMA方式により隣接セル間で同じ

周波数帯域を共用することにより高い周波数利用効率を実現する事ができる。

 

地球温暖化問題

昨日と今日はNHKテレビは地球温暖化問題で特集番組を組んでいます。昨夜は10時半まで「日本のこれから」意見交換が延々と行われました。今回は米国と中国からも衛星回線で結んで意見交換が行われました。今朝の日曜討論もテーマは地球温暖化問題でした。政治が出来る事は環境税是か非か、排出権取引是か非かなどを延々と議論するだけで大したことはできないと感じました。

 

現在の諸問題の解決の筋道は見えた

と感じています。それはこのMLで4年間研究を重ねた成果です。一言で言えば「人が全国どこでも学び、生涯現役で働ける二十一世紀産業社会」の創造が多くの問題を解決できると思います。その方法は高度に発達した今日の情報通信網と交通物流網を活用して新たな事業方法を起こして行く事です。具体的にはSOHO連携と普遍学問でありその本質は人間網の構築です。

二十一世紀産業社会においては人が全国何処でも学び、自立かつ連携して生涯現役で働けるので以下に示すように今日の問題が解決されると思います。

  [1] 食料不足と地球温暖化問題

人口と産業が全国的に分散し、地産地消、半農半Xが普及し、食料、木材、燃料の自給が可能となる。家庭においては薪や炭、家畜の糞尿から発生するメタンガスを用い、自動車や農業機械の燃料は稲わら、草木から醗酵させたアルコールを用いる事により、石油に依存しない構造の産業に脱皮できる。

  [2] 年金、健康保険問題

現行の制度を拡充して社会保障の下支えとすると共に人が生涯現役で働けることにより、高収入の人は年齢に無関係に納税を通じて社会を支える。

  [3] 世界平和

昨日のNHK番組では日本のほかに米国、中国からも衛星回線で参加して三ヶ国の参加者間で率直な意見交換が行われました。衛星通信はこのような万人会議には最適な通信網です。

全国どこからでも直接発信して全国放送が可能でかつインターネットとの結合により全国国民会議も可能な直接衛星LANにより、国民の政治参加を進め、やがて直接民主制に移行していく道こそ恒久的な世界平和に到る道であると思います。昨日のように日、中、米三国の一般国民が直接顔を合わせて意見交換をする事があったなら第二次世界大戦は起こらなかったでしょう。

間接政治は現在限界に来ていると思います。ひところは遷都問題、今は市町村合併に引き続き道州制、安倍内閣では教育基本法の改変、洞爺湖サミットを来月に控えた今は環境問題とその時々の話題で声高に議論はしますがたいてい的外れなことに国民の血税を浪費し、破綻した国庫からバカ高い報酬を取って恥ずる所が無いというのが大半の政治屋の本質ではないでしょうか。

米国の政治を見ても大統領候補者選びだけでも何百億円という貴重な金が使われています。メディアは政治をワイドショウ化して儲け、裏を取る努力もせずに政府の発表を垂れ流すことにより今から見れば噴飯物の虚偽の情報により国民を欺き、無理な戦争を始めてイラクとアフガニスタンは何万もの死者と何百万人の難民を生じ、二十一世紀に入って生じた財産と生活の破壊は測りしれません。

直接衛星LANはイラク、アフガニスタン、パレスチナ、スリランカ等の紛争地域に導入できたら自衛隊の派遣よりも遥かに安価、効果的且つ恒久的な解決になると考えています。

  [4] 学問立国

上の二十一世紀産業の基礎は人が何処でも、生涯学べる普遍学問です。先週enで紹介されたKTC高等学院は定時制高校生の学習支援をする学校であり、その趣旨は私に同感できる点が多いので教員募集に応募しましたが、二日目に断りの返事が来ました。希望はかないませんでしたがこの学校の方針には賛同するところ大です。ご興味があれば下記URLをご覧下さい。

http://www.ktc-school.com/

今日では学会への論文投稿、特許出願はWebのみの受付となり、技術文献もたいていインターネットで入手できます。私の小屋から世界中の同学の士と交流ができます。学問立国が今ほど容易な時代は無いと思います。

 

日本の未来は老人の責任

若い頃は知識も経験も不足でしかも結婚相手を探し、家庭を築いて子育てと仕事に手一杯でゆっくり勉学するひまもありません。定年退職後は少ないとは言え、年金の上に倹約して暮らせば自由時間はたっぷりありますので、過去の知識と経験を体系化して学問に成して世に提供すれば益するところ大であると思います。

 

社会の鍵は人間網

数千年前の国家の発生以来、極く少数の支配者が遥かに多数の平民や奴隷を支配するピラミッド型構造が社会の基本となって来ました。今日でも社会問題の大半は従来のピラミッド型社会の行き詰まりから来ていると思います。今日ではインターネットを始めとする情報通信網の活用により人と人が連携して共通の目的のための共同活動を行う事が容易になっています。それを活用して仕事に、学問に、生活に活かすことを提案しています。その種は特定の問題提起に始まる研究会です。研究会の段階では何のリスクもありません。小さな研究からSOHO連携により大きな事業に発展する可能性もあります。未来への可能性のある生活は青春そのものではないでしょうか。

 

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*  市吉 修   

*  二十一世紀を楽しく生きよう会

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