差出人: OsI [osamu-ichiyoshi@muf.biglobe.ne.jp]

送信日時: 20111010月曜日 0:04

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件名: 二十一世紀企業研究会 ; 脱原発は可能 ; 日本の森林資源による

Energy自給の可能性

 

配信無用の方はお手数ですが返信願います。本MLは会員の紹介により加入する会員の自主研究会です。返信または全員へ返信により意見交換をお願いします。二十一世紀企業研究会とは「人が全国どこでも学び、生涯現役で働ける企業」を提案し研究する会です。研究しながら二十一世紀企業を始めましょう。

 

原発5基分の電力が燃料費タダで手に入る

これは石渡 正佳氏による日経Business Online2011106日(木)の記事です。現在の廃棄物だけで原発5基分の電力が賄えるとのことです。詳細は下記URLをご覧下さい。http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20110930/222923/?P=1

 

原発は発電量と同じくらいの熱を海に棄てている。

原発がすべて海岸に立地しているのは高温の廃蒸気を海水で冷却するためです。CO2を出さないから環境に優しいと宣伝される原発は実は直接海に廃熱を無駄に棄てています。それは発電量よりも大きいものです。

 

地域分散型火力発電では廃熱も宝

地域の火力発電所から出る廃熱は地域で利用できます。今でもよくあるのはゴミ焼却場の温水プールです。どこもよく利用されているようです。地域の火力発電が本格化すれば家庭への給湯なども可能になると思います。

 

化石燃料は早晩枯渇する

原子力、石油、石炭、天然ガスその他いかなる化石燃料も早晩枯渇を免れません。植物は空に日が輝く限り尽きることはありません。地球上のエネルギーの元は太陽ですので太陽電池も良いのですが欠点は天候に左右される事です。植物を直接燃やす火力発電は安定性に優れています。

 

木を切ってもCO2の排出はそんなに大きくない

木を切って後に苗を植えて50年くらいの周期で回転させれば日本はエネルギーを自給自足してしかもCO2の排出も増やすことは無いと思います。何故ならば日本の自然においては木を切ると後地は次の年には一面の茅野になるからです。それらの草は切られた木や燃やされた葉によるCO2排出に近いものを吸収します。しかも山を言わば茅葺の屋根にして集中豪雨時の山崩れ防止に役立つと思います。木が自立するまで数年間は草刈をしてやらないと木が枯れてしまうくらい一年に育つ草の量は大変なものです。大人が埋もれてしまうくらいです。

 

山林は消費しないとやがて壊滅的な結末を迎える

日本の山は戦後全国的に杉を植林しました。飛行機から見下ろすと日本の山々は緑の樹海です。地上から見あげると天突くような大森林が果てしなく続いています。人間が登るのも困難な急峻な斜面にも杉の大森林が続いています。この無尽蔵の杉もやがて寿命が来ます。そのとき日本の山はいたる所立ち枯れた杉の大木で埋まります。雷等で山火事も頻発するでしょう。福島原発よりも恐ろしい事態もあり得るのではないでしょうか。

 

おそらく日本の植物資源は無尽蔵

基本的には日本で年間消費するエネルギー量をEとし、日本で利用できる植物資源のエネルギー量をSとするとS >> Eであれば国内に無尽蔵のエネルギーがあることになります。植林から消費までの杉の生育期間を50年として日本の国土で年間利用可能なエネルギー量Sが見積もられればそれが解になります。

 

研究会の提案

「日本の森林の利用によるエネルギー自給の研究」をやりませんか。

ご興味のある方は連絡願います。

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      市吉 修                         Osamu Ichiyoshi

二十一世紀を楽しく生きよう会  Human Network for Better 21 Century  http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/

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送信日時: 20111015土曜日 22:26

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件名: 脱原発は可能 ; 日本の森林資源によるEnergy自給の可能性(2)

 

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枝葉を燃料とする火力発電は既に始まっています。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20111008-OYT8T00148.htm

概要

廃材・枝でエコ発電/東吾妻

 

剪定(せんてい)枝や廃木材などを燃料として発電を行う「吾妻木質バイオマス発電所」が東吾妻町に完成し、9月から営業運転を開始した。木質燃料専用の発電所は県内初で、国内でも3番目の発電規模を誇る。東京電力福島第一原発事故以降、自然エネルギーへの関心は高まっており、石油など化石燃料を使わない環境に優しい発電手法にも注目が集まる。

 

 発電所を運営するのはオリックス(東京都港区)グループの「吾妻バイオパワー」(東吾妻町岡崎、木寺靖社長)。地元企業が進めていた発電事業を引き継ぐ形で設立された。

 

 木質燃料の燃焼時に発生した蒸気でタービンを回転させる発電方式をとる。発電規模は出力1万3600キロ・ワット、年間送電量は8500万キロ・ワット時で、一般家庭約2万4000世帯分の年間使用量に相当する電力をまかなえる。

 

 燃料は、剪定枝や建築の廃木材などを砕いてチップ化したものを用いる。吾妻バイオパワーと地元産廃業者10社で構成する企業体「バイオマス群馬」のほか、県内外の業者からも購入し、年間使用量は約13万トンと試算している。

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このような発電所が全国に2,000箇所あれば家庭用の電力はまかなえることになります。事業用には更に同量の発電所が必要でしょう。ということは市町村に一箇所か二箇所の発電所があればよい事になります。

 

この発電所の実績によって国内森林資源による電力自給の可能性が判明すると思います。一度ここを見学にいきませんか。

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      市吉 修                                Osamu Ichiyoshi

 

二十一世紀を楽しく生きよう会  Human Network for Better 21 Century  http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/

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