核兵器問題について
2024/09/15 23:26
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知恵と力を合わせましょう、
世界の平和と繁栄のために。
江成常夫著 記憶の光景、十人のヒロシマ 論創社
を地区の図書室から借りて来て読んでいます。
言葉で伝えられるその悲惨と理不尽さを更に皆様に伝える言葉は私にはありません。皆様に直接読んで
頂く他はありませんね。
第四の被爆
今日のNHK specialは海上保安庁の調査船「拓洋」の機関士永野博吉さんが米国の南太平洋における核
実験の結果浴びた放射能による急性骨髄性白血病で34歳の若さで死亡した可能性が極めて高いのに日本
政府により闇に葬られた事を暴くものでした。当時岸内閣が日米安全保障条約を締結しようとしていた
ので日本人の反核世論の高まりを恐れた日米両政府の隠蔽工作であったと思われます。奥様の永野澄子
さんは夫の死は業務とは無関係とされて何の補償もされないまま一人娘のアケミさんを女手一つで育て
られましたが、つい最近91歳で亡くなられました。
一頃米国が南太平洋で行った原水爆実験は回数も規模も恐るべきものでしたからおそらく米国人の中に
も深刻な原爆症被害は出ているだろうと私は思います。
核兵器の廃絶のための提案
(1)世界条約
核兵器の使用を命じた者は一時間以内に処罰(殺害を含む)する義務を負う条約を世界各国が締結する。
米国、イスラエル、ロシアは卓越した暗殺技術を再三示しています。その技術を世界平和に役立立て
てもらいたい。
(2) 核ミサイルを宇宙、または航空圏で捕獲して、正当な持ち主に返す。又は核弾頭は大洋の中に叩き込
んで、その正当な持ち主には小さな贈り物、即ち必中の精密ミサイルをお見舞いする。
このようなシステムは以前提案し、学会でも発表しましたが、機器の規模が大き過ぎて実現困難でし
た。現在その点を劇的に改善できるシステムを研究中です。ウクライナで多くの人が理不尽に殺されて
いるのは何とも痛ましいのですが戦争技術については学ぶものが多々あります。平和を守るには戦争を
知るべし。
(3) 民主主義の確立
戦争をする国は例外なく民主主義が未熟な国です。識字率など基本的にだめな国と、識字率は高いが、
教育が国家管理の下にあり、報道の自由が抑圧され、国民が無知の状態に囲われている国。
(4) 学問立国
民主主義は知的水準の高い国民無くして成り立ちません。また学問は国民の自立の基です。牧野富太
郎は植物学を学ぶ意義の一つは食用になる植物を知る事だと言っていましたが私も全く同感です。私達
は子供の頃春にはセリ、ノビル、ワラビ、タケノコ等の山菜を沢山食べました。また家業の農業を手伝
って食べ物の由来を知る事は生きる上で重要な知識であったと思います。
ニュルンベルク裁判においてナチス・ドイツの元高官等は異口同音に曰く「上司の命令に従っただけだ」。
一体彼等の「自己」は何処に行ってしまったのでしょう。「食うために」嫌な仕事をやっている人が多い
のは本人の不幸ばかりでなく時にはホロコーストのように巨大な悪を犯してしまう結果にもなってしま
います。
英国の哲学者Baconは「知識は力なり」と言いましたが、私も全く同感です。過労死に追いやるよう
な不当な労働を強いる上司、民主主義を踏みにじって人民の弾圧を命じる上司には辞表を叩き付けて辞
めるには自立するための実力が必要です。その為には学ぶ他に道は無いと思います。
学問は
人と人との対話に成る
人は自己との対話で思考す
思考で深まり、対話で広がる
学問は人の、自立の基なり
世の中に
楽しみの道
多多あれど
学ぶに勝る
楽しみは無し。
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+ 市吉 修
+ 二十一世紀を楽しく生きよう会
+ HP ; http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/
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