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三月健診
三月も引き続き両親の腫瘍マーカーは改善しました。県立病院のお医者さん方も驚いておられるようです。今年の冬も風邪ひとつ引かず、超高齢(父99, 母92)の両親の免疫力の強さには驚きますがその原因は高齢故に抗がん剤を一切使わず、経過だけ観察して来たのが却って良かったのだと思います。何より両親とも自分はどこも痛い所は無いのに何故病院に行くのか分からないというその無知が良いのだと思います。
癌は誰でもかかる病気、恐れる必要は無い
安保徹、福田稔「がんと生きる4つの法則」(実業の日本社)を読んで福田-安保理論に感銘を受けました。到底簡単には説明できないので私なりに理解したその内容を次の詩にまとめますと
癌は
心身の苦悶が自律神経を損い
血流が狭まり、酸素が欠乏し
窒息死を避けむと細胞が
無酸素呼吸の原核細胞に
先祖返りして無秩序に
分裂を始めたるものなり
心身の苦悶を解脱して
身も心も楽になれば
自律神経が回復して全身に
血が巡りて酸素が行き渡り
有酸素呼吸により活力が出て
体温が上がり免疫力が強まり
癌細胞は居場所が無くなりて
癌は自ずと縮退するなり
この本を読んで私が感動したのは人体には地球が出来て以来の全歴史が現存している事でした。原始地球の大気には酸素が無く、最初の生命は無酸素呼吸をする原核細胞でした。後に光合成を行うバクテリアが発生して地球の大気に酸素が増えると光合成の逆反応を行うバクテリアと宿主細胞が共生して真核細胞に進化しました。人体は勿論真核細胞から成り立っていますがエネルギーの発生には原始の無酸素呼吸を行う解糖系と有酸素呼吸を行うミトコンドリアの二つの方法を用いています。解糖系は瞬発力の発生に適し、人体では成長期に優勢で成人後はミトコンドリアによる有酸素呼吸(光合成の逆)が優勢になります。
無酸素環境に置かれると細胞は無酸素呼吸で生き延びようとして遂には原核細胞に先祖返りするというのを読んで別の本(がんの全てが分かる本)に出ていたがん細胞の幾つかが二個の核を持つ不規則な形状をしていたのを思い出しました。世代を重ねるごとに癌細胞は先祖返りが進み、ますます悪性になります。実際がん細胞は不死であり、ヒーラさんという女性の癌細胞は当人の死後一世紀近く経った今も増殖を続け、世界各地の生物研究所の一つの標準細胞になっているそうです。
以前人間の脳も爬虫類、哺乳類の上に人類脳の三層構造になっていると報告しましたが、我々一人ひとりの体に地球の歴史の全てが現存している事には生命の神秘を感じています。
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癌難民問題
今年99歳になる父と92歳になる母に昨年末、庭付き一戸建ての家から高齢者対応マンションに引っ越してもらいました。これは私達子供の都合で行った事で両親はいやいやながらの引越しでした。そのストレスからか今年早々両親共に腫瘍マーカが顕著に悪化しました。すると簡単に県立病院の医者からは見放されてしまいました。医者の曰く、県立病院は手術をする所であり、人が死ぬ所ではない。次回に緩和ケアをする病院を紹介する。
代替治療
こうして私の両親は癌難民になりかけました。肉親のそう遠くない死の可能性を医者から確言されたのに衝撃を受けたのは当然ですが、私は5年前母が大腸癌の手術を受けた時から癌に関する本を読んでいたのでそんなに悲観はしませんでした。両親とも高齢なので抗がん剤は一切投与していなかったので免疫系は無事だと考え免疫力を強化する方法を探求しました。新潟大学の安保徹教授と昌平クリニックの福田稔医師が確立された自立神経免疫療法を宮崎県でやっている数少ない治療院のある都城に両親を連れて行って受けさせました。更にインターネットで「免疫強化」を検索してブロッコリーから抽出したという免疫強化食品のブロリコを取り寄せて呑んでもらう事にしました。その結果二人とも元気になり父は毎日昼食後外に出て2km程度の距離を散歩するようになり、また母も弱るどころかますます元気に家事をこなしています。今月県立病院に健診に行くと二人とも検査結果は前回よりも改善していました。すると県立病院のお医者さんもにこにこ顔でした。
免疫系の強化こそ医の本道
従来の正統治療とされる手術、抗がん剤、放射線の三大標準療法は一時的な対症療法でありそれを続けるのは人体の本来の自然治癒力を損なうためむしろ有害であるという安保先生達の意見こそ正しいと私は信じています。最も正しい治療法は人体に備わっている自然治愈力の強化だと説かれています。それが正しいとすると私の両親は超高齢の人生を更に楽しく生きる事ができるでしょう。
楽しみつ生きむ
生きている間は人生の半ばなり
いかに齢を重ねつるとも
生きている間は年を忘れ去り
未来に向かいて楽しみつ生きむ
免疫力を強化
免疫力を強化するのは食物、運動、睡眠及び生活を楽しむ生き方、例えば笑いのある生活です。人間の場合はそれらの本は畢竟心に帰着すると思います。此処では特に心構えについて私が学んだ事を次の詩にまとめておきます。
苦生楽
苦しみを苦にせば二重に苦しからむ
苦しみの本を求めて抜き去るべし
苦しみを力に変えて楽しまむ
苦を究めれば楽を生ぜむ
心と体
人間の心と体はひとつなり、
こころよければ体もよくなる
楽しみが心に満ちれば苦しみは
心の隅に消えて行くなり
苦しきを笑いて楽しむユーモアは
万薬に勝れる薬にぞある
よきことを求めておのが努力して
こころよければ体もよくなる
心と脳
人間の脳は爬虫類、哺乳類、
および人類の三層に成る
爬虫類脳は体の生存を
哺乳類脳は記憶と感情を
人類脳は行動と思考を行う
爬虫類と哺乳類脳は現実の上に働き、
人類脳は現実を越えて働く
現ならずも考えらるるものは
人の心に存在するなり
三層の脳を下りてぞ
心は体を制御する
こころよければ体もよくなる
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RE: 超高齢化社会とは;免疫と自然治癒力のしくみ |
RE: 超高齢化社会とは;健康の本 |
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2014年12月21日
転送歓迎
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一昨日両親は高齢者用マンションに引っ越しました。
老人ホームとの違いはあくまで通常の個人用住宅である事です。
私には非常に利点が多いと感じられる高齢者用マンションですが意
最後まで自宅に住むには前回報告した見守りシステムが有効でしょ
何れにしろ、
[1]老人医学の課題
人の老化の機構、最後まで健康に活動する可能性の探究
[2]老人を支える社会的機構の課題
遠くの親類より近くの他人という諺の真実性を痛感します。
[3]人生哲学
親の世話をする事を苦しみと感ずる人と喜びと感ずる人では同じ事
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12月14日
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現在98歳の父と91歳の母との生活から色々学ぶ事があります。
[1]大半の人は最後まで元気
孤独死や寝たきりの印象が強烈なので超高齢化社会に人が恐怖を抱くのは自然ですが大半の人は最後まで元気で感染症などで入院して一週間程度で亡くなっているようです。従って徒に恐れず、現実の問題をよく研究する事が大事だと思います。
[2]便もれ、尿もれ対策
これが高齢化に対する恐怖の原因の一つだと思います。大人用の紙パンツを調べてみたら化粧品会社などが色々な製品を出していました。漏れず、匂わず、汚れずの三ずはあらかた達成されているようです。汚れた紙おむつは外して一般ごみとして捨てる事ができます。性別、年齢に関わらず必要なら使いましょう。
[3]老人ホーム
幾つか見てみました。自立生活が可能な人は65歳以上で高齢者用住宅に入居でき介護が必要な場合にはケアホームに入る事ができます。三食つきで24時間見守り体制が提供されています。
[4] 在宅見守り事業
これは自宅の電話機に接続された端末の「緊急」ボタンを押すとcall centerと話ができ必要に応じて救急車の手配をしたり提携している警備会社警備員が駆け付けてくれるサービスてす。大体30分以内には何処にでも駆け付けられる体制を整えています。「相談」というボタンを押すと看護師と健康そのた何でも相談ができます。誤報歓迎と言っていました。一人暮らしの話相手としての相談でも歓迎だそうです。費用は月5千円程度ですが介護保険が使えればその1/10になります。
介護保険制度は今世紀の初めに超高齢化社会への準備として制定されましたがいよいよその本領を発揮しています。この制度は日本に少し遅れて超高齢化社会に入りつつある他国にも参考になり、上述の高齢者事業は今急成長しています。一人っ子政策を長年続けた中国は日本とは桁外れの高齢者人口を抱えており、その問題解決にも日本の経験
は役立つと思います。
専門家は口を揃えて最後は老人ホームに入るのが良いと言っていますが、まだ改善の余地は多々あると思います。一つは一般社会との交流が少ないという気がします。また世話のし過ぎも老人の自立性を却って損ねているのではないでしょうか。私が帰ると父母の生活も活性化します。活力ある超高齢化社会の鍵は世代間交流、地域社会、生涯学問にあるのではないでしょうか。
地域住民が自分でHPを作るのを普及させるために二つHPを作りました。
http://dmhmhp.jp/
http://www.geocities.jp/ofsuarmu/index.html
これから私の故郷宮崎県を手始めに全国の村々に自ら作るHPを開く手伝いをする事業を進めたいと思います。
ご興味のある方は連絡願います。