差出人:  OsIPortable <osamu-ichiyoshi@muf.biglobe.ne.jp>
送信日時:           2016117日日曜日 22:34
宛先:     '
件名:     超高齢化社会 ; 癌の克服と心のありかた
 
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がんが自然に治る生き方
プレジデント社出版のこの本(Kelly Turner著、長田美穂訳)を読みました。
内容は
第一章 抜本的に食事を変える
第二章 治療法は自分で決める
第三章 直観に従う
第四章 ハーブとサプリメントの力を借りる
第五章 抑圧された感情を解き放つ
第六章 より前向きに生きる
第七章 周囲の人の支えを受け入れる
第八章 自分の魂と深くつながる
第九章 「どうしても生きたい」理由を持つ
 
この著者は1,000件以上の症例を集め、一年かけて世界10か国以上を回って患者や施術者にinterviewしてこの
本を書きました。2014年に出版されたもので最新情報が満載されています。
 
書名から分かるようにこの本に載っているのはがんの標準治療法(手術、抗癌剤、放射線)が利かず、医師に見放さ
れた患者が自らの努力によって寛解もしくは治癒した例を集めたものです。「自然に」治ったのではなく絶望から必
至の探索によって勝れた代替治療者に巡り合い、自分に合う治療法を見つけて実践し余命数ヶ月を宣告された患者
が何年も元気に生きてる例が紹介されています。
 
本書に書かれている事例は福田、安保先生の免疫学から理解できると感じました。上の章のすべてに共通するの
は「自分の病気は医者に頼らず自分で治す」決意です。医者や代替治療者は専門的な治療を施し、助言してくれ
るけれどもあくまでも補助者であって治療法を決め、実践するのはあくまでも患者本人なのです。
 
安保福田理論は病気の原因はストレス、すなわち心身の苦悶であると説いています。心身の苦悶は脳において
自律神経の失調を生じます。自立神経はホルモン系と免疫系を直接支配しますので心身の苦悶が病気を引き起こ
すのは言われてみれば明らかですね。
詳細を知りたい方は是非上の本をお読み下さい。安保、福田先生の本は古本屋でもよく見かけます。
 
心の持ち方が心身の健康に極めて重要です。誰しも人生は初めてなので時々道に迷うのは当然です。また自分や
家族、友人の事故、病気、死などの不幸も避けがたいものです。苦しい人生を通じて安心立命するために必要なの
は心に愛と知がある事ではないでしょうか。愛と知に共通するのは「無尽蔵の喜び」だと思います。親が子を養うのは
無償の愛です。何ら対価を求めず与えるものです。同様に知識も無尽蔵です。私は子供のころ人間の記憶には有限
の容量があってそれを越えたら何も覚えられないのかなと考えた事がありますが実際そういうものは無いですね。
もっとも覚える先から忘れる方もまた無尽蔵ではありますが。また人が自分の知識を他人に伝授したら自分の知識は
減るどころかますます増えています。親が子を養い、子が年老いた親の世話をするのも苦労はしても心に喜びを覚える
からです。汲めども尽きぬ知と愛のある心が心身を健康に保つのに必要だと思います。
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* 市吉 修   Osamu Ichiyoshi
* 二十一世紀を楽しく生きよう会
* Human Network for Better 21 Century
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