差出人: O-ichi [osamu-ichiyoshi@muf.biglobe.ne.jp]

送信日時: 平成 21427日月曜日 1:51

宛先:

件名: 二十一世紀企業研究会

 

配信無用の方はお手数ですが返信願います。本MLは会員の紹介により加入する会員の自主研究会です。返信または全員へ返信により意見交換をお願いします。二十一世紀企業研究会とは「人が全国どこでも学び、生涯現役で働ける企業」を提案し研究する会です。研究しながら二十一世紀企業を始めましょう。

 

日本におけるIPSTARの意義

ADSLと光回線でBroadband化が進展した日本で衛星インターネットのIPSTARが果たす役割とは何でしょうか。現在Broadband率は99%近いと言われていますが残る1%は地上網ではカバー困難です。そこに一挙にBroad bandインターネットをもたらすことがIPSTARの意義だと思います。1%の人口でも100万人にもなり、山間僻地、離島に残された豊かな自然は今後ますます重要となる国民の資産だと思います。

 

IPSTARを用いた故郷振興の方法

月額費用は4,000円とADSL並みですが、アンテナ工事を含めて30万円という初期費用は個人では負担が困難だと思います。そこで公民館や学校などの公共施設に設置して村人が共用するようにすれば一人当たりの負担は小さくなります。IPSTAR装置はLAN端子なのでそこにPCやプリンタ、電話機、テレビなどをつなぎ、村人が共用することができます。通常のWeb参照、eメールの他に、電話、映像のStreaming, 遠隔テレビ会議もできますので遠隔授業や遠隔医療にも応用が可能です。言わば村の情報センターです。特にお勧めしたいのは村がインターネットにHome Pageを開設してIPSTARの高速伝送を活用して写真等の資料をどんどん発表する事です。インターネットのHPは世界への情報発信と同時に村の中での情報共有の手段として極めて有効です。昔の結いがより拡大した地域で復活し、拡大共同体社会が実現する可能性もあります。更に情報センターに併設して村営の店を設けてそこで地域の産物や外部から入る製品の売買ができるようにすれば一人暮らしの老人でも暮らし易くなると思います。過疎地は孤立していては衰退するばかりですので情報センターと物産センターの活用によって外部の世界との交流を進める事に発展の可能性があると思います。

詳細は二十一世紀を楽しく生きよう会の<>IPSTARの項をご覧下さい。

 

会社としてのIPSTARの事業範囲は装置の販売までですがその活用の主体は現地住民に他なりません。PCの使い方、HPの開設、HPの更新の仕方の伝授と活用の支援は中小個人企業でも可能な一つの事業になると思います。一つ一つの事業は小粒ですが全国には数千の村の情報センターの需要があるとおもいますのでちょっとした産業になる可能性があります。

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*  市吉 修   

*  二十一世紀を楽しく生きよう会

* URL; http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/

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