差出人: OsI [osamu-ichiyoshi@muf.biglobe.ne.jp]
送信日時: 2012422日曜日 23:33
宛先:件名:
東日本大震災の被災地の通信網の復旧に活用された衛星通信 ;

 

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涯現役で働ける企業」を提案し研究する会です。研究しながら二十一世紀企業を始めましょう。

 

4/28 STF交流会で予定されている講演の草稿

上記テーマで今月のSTFの交流会で行う予定の講演の草稿を送付します。

ご質問、ご意見があればお知らせ下さい。

 

原発事故と空襲被害者

千年に一度の大地震と津波の被害は甚大ですが、それに福島原発事故が加わり、災害は何倍も拡大しました。日本列島に人が住めなくなる可能性すらあり得ることを今回の原発事故は示しました。ひたすら原発を推進してきた国と電力会社の無責任体質が明らかになって来ました。

国の無責任は実は本質的なものだと思います。それが端的に出るのが戦争です。先の戦争では日本人だけで確か700万人近くの人が死んだと思います。昭和20310日の東京大空襲では一晩で10万人が死亡しました。集団疎開していた子供で親が亡くなった戦争孤児に対して国は何らの救済も行いませんでした。大半の子供は形式的には親類に引き取られたとしても食料難の時代には厄介者扱いされ、牛馬のごとくこき使われ、学校にも行かせてもらえなかった子供が大半です。それに対して国を破滅させた当の軍人達は連合軍の占領が終了すると真っ先に軍人恩給回復運動を行って国による補償を獲得しました。あまりにも不平等が過ぎませんか。かっての戦争孤児も今や70歳を越えてから国に対して平等な戦争被害の補償を求めて運動を推進して来ました。私はこれが歴史的な運動であると考えています。原始共同体の発展形態としての国の本来の機能は国民の助け合いのための組織です。現実には国は権力機構であり強いものが自己の利をむさぼるための機構に堕しているのが実情だと思います。戦争孤児の法廷闘争はこの国の歪を正すための一つの歴史的な運動であると考えています。少数者の声は無視される国において運動は困難を極めていますがそれでもその歴史的な意義は十分にあると思います。国民主権を実践することは国民の権利であると同時に義務ではないでしょうか。

ご興味があれば下記URLをご覧下さい。

東京大空襲犠牲者遺族会 http://www.geocities.jp/jisedainitakusu/

戦争孤児(日本)  http://www16.plala.or.jp/senso-koji/

パレスチナこどもキャンペーン http://ccp-ngo.jp/

あしなが育英会  http://www.ashinaga.org/

 

お国の戦争で人々は滅べり

大空襲の下、火の海の中

親を失いし戦争孤児が

残されし世は正に地獄なりき

か弱きものを見殺しにして

国が救いしは役人と軍人のみ

世界の民よ、手をつながむ

国を越えてぞ平和をきずかむ

 

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      市吉 修                                Osamu Ichiyoshi                        

二十一世紀を楽しく生きよう会  Human Network for Better 21 Century  

 http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/

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