差出人: O-ichi [osamu-ichiyoshi@muf.biglobe.ne.jp]

送信日時: 平成 21126日月曜日 2:40

宛先:

件名: 二十一世紀企業研究会

 

配信無用の方はお手数ですが返信願います。本MLは会員の紹介により加入する会員の自主研究会です。返信または全員へ返信により意見交換をお願いします。二十一世紀企業研究会とは「人が全国どこでも学び、生涯現役で働ける企業」を提案し研究する会です。研究しながら二十一世紀企業を始めましょう。

 

昨日西表島から帰りました。

今回の旅行の目的は通信方式研究会への参加と観光でした。飛行場は石垣島にあり、石垣島と西表島とは連絡船で結ばれています。石垣島では40年前のデラウェア大学での同級生と30年ぶりに再会しました。石垣島も西表島も山の多い島ですが、飛行機から見ると全く平坦で全島くまなく耕されている島も幾つかありました。地図の上では小さな石垣島や西表島も行って見ると周囲が100kmを越える大きな島である事に驚きました。本土では厳寒の時期に八重山地方では天気の良い日には半袖で過ごせました。石垣島の畑は殆どサトウキビが植わっていましたが、西表島はパイナップル畑が主でした。民家の畑にはパパイヤも植えられていました。人里にはブーゲンビリアやハイビスカスの赤い花が咲き、山にはアダンや木性シダのヘゴ、砂浜には椰子が、汽水地域にはマングローブが生え、相互に海の航路で結ばれた宮古、八重山諸島は我々には一つの世界の発見でした。

 

故郷振興の一つの方法

今回参加した通信方式研究会は離島シリーズを企画し過去には日本最西端の与那国島に始まり、奄美大島、今回の西表島、次回は福江(五島列島)だそうです。この企画は一つの故郷振興事業になると思います。50人が3泊するだけでも小さな村には相対的に大きな経済効果があると思います。全国何処にも飛行機で二、三時間で行ける今日では研究会は地方でも容易に開催することができます。他の研究会も追随して離島シリーズを始めたところがあるそうです。前に報告した日韓共催の衛星通信研究会は斎州島、沖縄、釜山、今年は奈良で開催予定です。この二つの研究会には今後ともできるだけ参加したいと思います。もう一つ提案したいのは生涯学問です。私は会社勤務時代には学会活動には殆ど参加できませんでしたがフリーになってからは三年間に8回国内外の研究会に参加しています。何れも観光を兼ねた夫婦旅行です。こういう活動形態を他の方々にもお勧めします。学生、教授、企業の技術者に加えて年金生活やフリーの研究者も加わればより広い視野からの研究が集まり、効果が大きいと感じています。今回も私などは若輩に思える年配の学者の特別講演があり、その独創的で深遠な研究には教えられるところ大でした。一つの研究会に出るとその分野の現状が一度に把握できます。インターネットを通じた遠隔作業が可能な今日でも人々が一堂に集まり、意見交換を行い、懇親を深める事はそれ以外では到底得がたいものが得られます。大博覧会は大都会で、小研究会は全国の各地で行うのが最も簡単で且つ効果的な故郷振興になると思います。

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*  市吉 修   

*  二十一世紀を楽しく生きよう会

* URL; http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/

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