差出人:           OsIPortable <osamu-ichiyoshi@muf.biglobe.ne.jp>
送信日時:           2016110日日曜日 23:19
宛先:     
件名:     超高齢化社会に生きる
 
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生涯豊かに生きられる世界」を提案し研究する会です。研究しながら理想の二十一世
紀世界を実現しましょう。
 
百寿者への道
5ヶ月で百歳になる父も昨年末は三週間蜂巣炎のため入院し、29日に退院しまし
た。ところが大晦日と元日は体調不良でうんうん言っていましたが、私には何が悪いの
かよく分かりませんでした。三日の朝に突然尿がどばっと出て同時に「気分が良くなっ
た」と言って顔が一変して穏やかになりました。どうやら導尿管が詰まっていたようです。
昨日(9)はまたうんうん言い出したのですが尿管はつまっていないようなのでほって
おいたら突然静かになって呼びかけても返事がなく視線が定まらない状態に陥りまし
た。てっきり脳卒中でもやったのかと思いましたが医者に往診してもらうと脱水という事
で点滴をしたら元気を回復しました。
 
在宅看護制度
両親は長年近所の生協クリニックにかかっていましたので宮崎生協病院を中心にして
市内各地の生協クリニックと看護ステイションが連携して提供する訪問看護、往診サー
ビスを受けています。緊急事態は毎日24時間いつでも看護stationに電話すると適
切な処置をしてくれます。また医療、介護器具のレンタルやデイサービスなどの計画は
地域包括センターのケアマネジャーが業者紹介など対応してくれます。これらのシステ
ムを用いれば高齢者も最後まで自宅で生活する事ができ、しかも料金は一割負担な
ので利用しやすいです。今世紀初めに始まった介護保険制度は現在の超高齢化社
会に有効に機能していると思います。
 
老化について
幾つかの書物で老化について学びました。
 老化は体内の活性酸素による組織破壊が一つの要因です。活性酸素の90%は細胞
内のエネルギー生産工場のミトコンドリアが発生するので生きる事そのものが不可避
的に老化を生じるのだと思います。これに対する対策は活性酸素を中和する抗酸化
物を摂取することであり、その方法は野菜と果物をよく食べる事です。
 別の要因は遺伝子です。長寿遺伝子というものもあるそうですがそれを活性化する
にはカロリー制限が有効です。自然界の生物は飢餓に陥るのが普通なのでそのように
進化したのでしょう。飽食の時代といわれる今日では忘れられた空腹感も味わうべきだ
という事でしょう。実際、空腹に勝るご馳走無し。
癌に対する第一策は糖の制限です。癌細胞は酸素呼吸を放棄して無酸素呼吸の原
核生物に先祖返りしたものであり正常細胞の10倍以上もブドウ糖を消費します。従っ
て甘いものを大量にとるのは体内の癌に餌をやるようなものです。
 
健康生活のために
[1] 野菜、果物を食べて体内の活性酸素を中和する。
[2] きのこ、海藻を食べて免疫力を強化する。
[3] 体の運動をして全身の血の巡りをよくすると共に体を鍛える。
[4] 心の運動をする。生活上の問題に取り組み、よく学び、生活を楽しむ。
[5] 人のためになる事をする。
 
生命力とは回復力なり
時の流れに抗う力なり
悲しき時は涙を流し
やがて笑を取り戻す力なり
 
人を憎めば心が重く
許せば心が軽くなる
人に苦をせば心苦しく
人に良くせば快し
我が他人に為したる事は
巡りて我に戻って来るなり
一人学べば心楽しく
共に学べばなお楽し
 
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* 市吉 修   Osamu Ichiyoshi
* 二十一世紀を楽しく生きよう会
* Human Network for Better 21 Century
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