差出人: Osamu Ichiyoshi [osamu-ichiyoshi@muf.biglobe.ne.jp]

送信日時: 2011213日曜日 23:31

宛先:

件名: 二十一世紀企業研究会 ; 無縁社会から有縁社会へ

 

配信無用の方はお手数ですが返信願います。本MLは会員の紹介により加入する会員の自主研究会です。返信または全員へ返信により意見交換をお願いします。二十一世紀企業研究会とは「人が全国どこでも学び、生涯現役で働ける企業」を提案し研究する会です。研究しながら二十一世紀企業を始めましょう

 

NHKの特別番組「無縁社会」を見て感じた事

様々な境遇の出演者や専門家の発言、インターネットや電話で寄せられた視聴者の意見の紹介で貴重な情報を共有できました。

 

問題は

[1]不安定な非正規雇用で将来の見通しが立たない。結婚どころではない。

[2]不採用通知が来る度に自分は社会に必要とされていないと感じる。

[3]不安定な生活から抜け出すための社会的支援が無い。

 

問題の根は

私の感じでは社会無縁に悩んでいる多くの人々が

[1]今は過去となった高度成長期のイメージで人生を考えている。

[2]必用とされていない、支えられていないという受身の姿勢である。

[3]自分の希望の職場が無いならある段階で見切りをつけて求人のある職種に志望変更する必

要もあるのではないか

と思います。

 

積極的に生きよう

[1]非正規雇用でも精出して働こう。

[2]仕事から学べる事を全部吸収しよう。

[3]仕事以外にも自分が本当にやりたい事、即ち本分を持とう。

[4]仕事は変わっても自分の本分は生涯を通じて心ゆくまで探求しよう。

[5]できる範囲で恵まれない人を助け、弱者をいたわり、社会を支えよう。

[6]より良き世界を作るためにあらゆる人々と連携しよう。

[7]直接民主制を目指して生活と研究および運動を実践しよう。

 

弱きものが生きられる世界を作ろう

階級社会の必然として子供の時から競争心を植えつけられることが人間の不幸の源泉だと思います。勝ち組、負け組みという類型的思考、弱者に対する蔑視、他者の不幸に対する無関心が無縁社会の根源です。

二年前に家の近くで子猫を拾ったことは前に報告しました。その時は私の掌に乗った子猫が今ではその4倍もの大猫に成長しました。この猫には戸外にねぐらを作ってやり、朝夕餌をやるだけです。多少自分の時間とお金を取られますが同時に得るものもあります。それは言葉以前の純粋な心ですね。

毎週木曜日に近くの団地でアジア移民の子供の学習を指導しているのも全くの奉仕活動ですが子供の進歩と笑顔は何者にも変え難い報酬です。

昨年は87歳の母が大腸癌の手術を受け94歳の父の手助けをするために三ヶ月郷里の宮崎に帰りました。その時悟ったのは如何に頑強な人でも年をとれば多少とも身体不自由者になるという事です。すなわち人間は皆弱者なのです。従って弱者が幸せに生きられる社会が幸せな社会だと思います。それは万人平等、万物への兼愛、支配関係ではなく、互助関係に基づく自助、自立社会です。

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*  市吉 修

*  二十一世紀を楽しく生きよう会

* URL; http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/

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