運動と健康
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To: 2021/10/09 15:49
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二十一世紀人世 研究会は人が全国どこでも学び、働き、生涯元気に生活できる世界を研究する会です。
返信または全員に返信により皆様の報交換をお願いします。研究しながら二十一世紀を楽しく生きまし
ょう。
神奈川の自宅に帰って三週間
この間は庭仕事で大忙しでした。畑を埋め尽くしたアカザ等の雑草の除去と庭木や生垣の剪定に二週間
を要しました。毎日昼間は十分体を使ったので夜はぐっすり眠りました。体重は高校生の時と同じです。
この間恒例の市の健康診断を利用しましたが、心電図、血液検査何れも異常なしでした。
Friends on ice 2021
昨日SkyPerfecTVで荒川静香主宰の氷上showを見ました。荒川さんはご承知の通りスケート競技にお
いて輝かしい戦果を挙げた選手です。詳細は下記URLをcopy & pasteして見て下さい。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%92%E5%B7%9D%E9%9D%99%E9%A6%99
私が素晴らしいと思うのは競技から引退した後はFigure skatingの見世物を事業化して現役の選手から
懐かしい昔のskaterまで出演するshowをもう15年も続けている事です。競技用より少し狭いが観客席
との間に仕切りが無い氷上は真っ暗な中に様々な色の光線がきらめき、流れる音楽に合わせて滑る演者
をspotlightが追いかける様は誠に優雅です。
私の驚きはもう40歳の荒川さんの演技でした。確か2006年のTorinoオリンピックで優勝した時に見た
時と些かも違わない見事な演技です。今年で15回目のfiends on iceにすべて出演している本田武史さん
も同年です。
安藤美紀、鈴木明子、織田信成など懐かしい顔ぶれもありました。他方これからシーズンが始まる宇野
昌磨、田中刑事、坂本花織、宮原知子等第一線の現役選手も出演しました。
競技は技術の極致を競うので選手の悲壮感が伝わって来ますが、競技から引退した後は競うよりも協力
でshow全体を盛り上げるので見ているとまず楽しいですね。おそらく演じている人達も楽しんでいるの
だと思いますが驚くのは出演者の能力です。素人の私には現役時代と些かも衰えが見えません。体の柔
軟性にも驚きます。何よりのびのびと演技しています。何人かで連れ立って踊るのも競技では見られな
い趣向です。競技が技の極致を競うものとするとshowは美を追求するものであり遥かに広い世界を感じ
ます。
荒川さんのfriends on iceショーが今後も長く続く事を期待しています。
人はどこまで元気に生きられるか
に興味があります。数年前郷里の宮崎で両親と最後まで暮らした時は人の死に到る過程を見届ける事が
出来ました。現在は大半の時を札幌にて双子の孫育て支援に過ごし、人の成長の過程を見届けています。
こちらも後数年で卒業でしょう。今後は自分を含めて高齢化する世界で人はどこまで元気に活動できる
かを見届けまた実践しようと考えています。荒川さんのFiends on Iceショーの今後の展開はこの意味で
も興味があります。
米国では90歳の人が近々宇宙旅行に出るそうです。私が子供のころは「村の渡しの船頭さんは今年60
のおじいさん」でした。私自身それより一回り以上齢を重ねていますが、自分が老人だとは感じないで
すね。エアロビクス指導者の滝みかさんは御年90歳ですがどう見てもそれより20は若いです。曰く「筋
肉は幾つになっても裏切らない」、即ち鍛えれば幾らでも筋肉は着くそうです。
片や若年性認知症や癌を発症して長く苦しむ人もあります。両者の違いは何でしょうか。遺伝に起因す
る病気も無いわけではありませんが大半は生活習慣病ではないでしょうか。それならその予防も可能な
わけです。
約10年前に団塊の世代が退職する頃、超高齢化社会の到来を私達は恐怖の目で見ていました。今その真
っ只中にあり、むしろ今後どう改善するかを課題とすべきでしょう。健康寿命を延ばす事は医療費削減
につながるだけでなく何より幸せな事です。健康学によれば現代の生活習慣病の主な原因はかたや運動
不足、こなた食事の偏りと食べ過ぎです。また幼児虐待、いじめ、うつ病など精神の病も深刻ですがそ
の原因は無知あるいは浅はかな考えに閉ざされた偏狭な心にあると私は考えます。更にその原因は現代
社会の歪にあると言えましょう。
以上をまとめると現代人の心身の病は文明病であると言えるでしょう。それを治すには文明以前の大自
然に触れる事が必要だと思います。大自然の中で原始人は自ら働いて生き、学び、子を育て、老人や病
人を援ける他に道はありませんでした。勿論大自然は時に厳しく、食糧の確保も不安定で、病に対する
手当も限られていました。文明は大自然の脅威から人間を解放すると同時に文明病も生じました。便利
な自動車の過度の利用により人が運動不足になり、食品産業の発達により実現された飢餓からの解放が
同時に食べ過ぎによる生活習慣病を深刻化させています。文明の恩恵を活用し、その害を除くには文明
ばかりでなくその根底にある大自然の理に則った生活をすれば良いと思います。要は心身を動かして人
生を楽しむ事です。
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+ 市吉 修
+ 二十一世紀を楽しく生きよう会
+ HP ; http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/
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