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送信日時: 2011710日曜日 22:55

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件名: 二十一世紀企業研究会 ;変化の本質

 

配信無用の方はお手数ですが返信願います。本MLは会員の紹介により加入する会員の自主研究会です。返信または全員へ返信により意見交換をお願いします。二十一世紀企業研究会とは「人が全国どこでも学び、生涯現役で働ける企業」を提案し研究する会です。研究しながら二十一世紀企業を始めましょう。

 

福岡出張

仕事の合間に箱崎の九大や教養部のあった六本松、田島寮のあった別府団地を駆け回り、最後の日は半日時間ができたので大宰府に行き、九州国立博物館を見学しました。

半世紀近く立つとずいぶん変化があります。路面電車が消え代わりに地下鉄ができています。博多駅の周辺も大都会になっていました。

しかし変わらないものもあります。大濠公園や町全体の道路網や地名、人々のしゃべる博多弁、夏祭りの季節で各地に立っている祇園山笠の飾りは昔のままでした。

 

交通通信網

この半世紀に航空網、インターネット、携帯電話網は別世界を実現しました。また中国や韓国からの観光客の多さも昔では考えられなかったことです。

 

変化の本質

変化の大半が良い方向なのは人間が日々世の中を良くしようと努力するから当然なことです。同時にとんでもない悪い方への変化もありえます。それは人間の思い込みと騙しですね。つい半世紀前までの帝国主義の時代には「満蒙は日本の生命線」という国の宣伝をほとんど誰も疑ってもみませんでした。全体が陥っている間違いには誰も気がつきません。この意味で少数者の意見や異端の説も一概に無視してはならないと考えます。現代人が陥っている共通の間違いは「CO2による地球温暖化」、「原発はCO2を出さないので地球に優しい」、「管首相は急にストレステストを持ち出して社会を混乱させた」、「政府はエネルギー政策について統一見解を出せ」などです。最初の二つは完全に虚偽である可能性があります。私は武田教授が示したデータ「過去の地質時代では温度変化の後でCO2が変化している」が正しいならIPCCCO2地球温暖化説は虚偽だと結論せざるをえません。原発のストレステストは徹底的にやるべきです。今までの原子力行政の欠陥が明らかになっているのですから。政府が統一見解を出したところでそれが正しいとは限りません。その前に各人がやれる事は沢山あるのではないでしょうか。世の中の正しい方向への変化は各人のあらゆる方向への試行錯誤の総合の上に初めて決まって来るものだと思います。

 

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*  市吉 修

*  二十一世紀を楽しく生きよう会

* URL; http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/

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