差出人: Osamu Ichiyoshi [osamu-ichiyoshi@muf.biglobe.ne.jp]

送信日時: 2010327土曜日 23:40

宛先:

件名: 二十一世紀企業研究会

 

配信無用の方はお手数ですが返信願います。本MLは会員の紹介により加入する会員の自主研究会です。返信または全員へ返信により意見交換をお願いします。

二十一世紀企業研究会とは「人が全国どこでも学び、生涯現役で働ける企業」を提案し研究する会です。研究しながら二十一世紀企業を始めましょう

 

イスラエル首相の米国訪問

今週イスラエルのナタニエフ首相が米国を訪問しオバマ大統領と一時間に渡って会談しましたが会談後の記者会見もありませんでした。原因は東エルサレムのアラブ人所有のホテルを取り壊してイスラエル人のための住宅を建設するというイスラエルの政策に米国が不快感を示していることです。パレスチナに対するタカ派で有名なナタニエフ首相は世界で唯一の友好国である米国からも見捨てられつつあるのではないでしょうか。最近米国は長年の悲願である国民健康保険がやっと僅差で成立しました。やっと国としてまともになって来つつある気がします。北アメリカの原住民に対して史上最大の原住民排除の歴史を有する米国と二十一世紀の現在パレスチナの原住民に対してけち臭い排除政策を続けるイスラエルが互いに固く結びついて来た過去半世紀の歴史が変わりつつあるのではないでしょうか。遅ればせながら国民皆保険制度を整えつつある米国と今だに人種排除政策を続けるイスラエルは国家の利点と欠点を示していると思います。米国で初の黒人大統領を実現させた原動力はインターネットでした。インターネットは一人では極く小さな個人の力を結集する大きな可能性を秘めています。片や今だに男女を問わぬ徴兵制度を保持し軍事一辺倒のイスラエルは国際世論を無視してパレスチナ人の土地を蚕食し続けパレスチナ問題の解決を不可能にしています。ユダヤ人は二千年も自分の国を持たずに辛酸を舐めたという思いがシオニズム運動となり金の力で二千年前にはそこに故国があったというパレスチナの地にイスラエルという名の国を作りました。その結果数百万人のパレスチナ難民を生じ60年間経った今も解決が見えません。つくづく国家というものの功罪を考えざるをえません。

 

トインビーの試練に立つ文明

いう本を読んだのは半世紀も前のことですが国家にこだわって物を考えてはいけないという文をあらためて思い出します。それは帝国主義時代の反省から来た言葉だと思います。

二十一世紀の現在トインビーの教えは実現しつつあると思います。その原動力はインターネットを始めとする情報通信網の発達です。半世紀前は総理大臣や大企業の社長の権威は今よりも遥かに高いものでした。私の郷里の小山長則氏は建設大臣に就任すると郷里に帰郷してオープンカーでパレードしたものですが今は総理大臣でもそんな事はやらないし、仮にやったとしたら返って評判を落とす事でしょう。

前述のナタニエフ首相がオバマ大統領と会見後共同記者会見も無いなどという事は

つい10年前にも考えられなかった事です。松本清張の小説で皇族の車の先導を失敗した巡査が世間体から自殺する話を読んだ事がありますが今では笑い話になる事が昔は死活問題でした。私は浪曲は好きですが内容が面白くないのは何かと言えば

腹を切るという硬直した世界観が窮屈だからです。今日では大統領、総理大臣、社長

国会議員に対して大した権威は感じないし、画伯、文豪なども死語に近いと思います。それだけ偉大な人物が居ないのではなく世界が開放的になり民主化が進んだということでしょう。パラリンピックのメダリストの偉業がよく分かるようになったのも

情報化社会の進展ではないでしょうか。

 

パレスチナ問題の解決はパレスチナ人とイスラエル人の直接対話の推進

だと思います。イスラエルと言う時代錯誤の国家にすがっているイスラエル人とその国家に排除されて辛酸を舐めているパレスチナ人が直接対話を進めることが国家の障壁を打破するする最も確かな道だと思います。

 

パレスチナ問題に対しては次の活動案内が来ましたので紹介します。

 

転送・転載歓迎

パレスチナ子どものキャンペーンからのお知らせです。

 

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┗□ 3/28 テレビ放送情報

  「ガザと日本の子どもの絵手紙交換」

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ガザのアトファルナろう学校と横浜の小学校で行った

絵手紙交換のテレビ取材がオンエアされます。

ぜひご覧ください。

 

3月28日(日)午後6時10分〜45分

NHK総合「海外ネットワーク」世界の子ども特集

http://www.nhk.or.jp/worldnet/index.html

(当日のニュースの関係で変更になる場合があります)

 

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┗□ 4/9 エルサレム駐在員一時帰国報告会

   「パレスチナでの心理サポート」

http://ccpnews.blog57.fc2.com/blog-entry-43.html

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ヨルダン川西岸の幼稚園で実施しているお母さんや先生を対象とした心理サポートプログラムについて、最近のヨルダン川西岸の様子なども合わせて、一時帰国するエルサレム駐在員がご報告します。

 

日時:4月9日() 午後7時〜9時

場所:東京 目白聖公会(東京都新宿区下落合3-19-4

http://www.nskk.org/tokyo/church/map_html/mejiro_m.htm

報告:川越東弥(はるみ)(エルサレム駐在員)

協力:目白聖公会

参加費:無料

 

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┗□ 4月 イベント出店情報

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春はイベントの季節。キャンペーンもブース出店参加をして

パレスチナクラフトや支援活動をアピールしていきます。

ぜひお立ち寄りください。

 

◆はなまつり

日時:4月11日(日)午前10時半〜午後4時

場所:東京 築地本願寺境内

http://tsukijihongwanji.jp/tsukiji/1003_2.html

 

◆アースディ東京

日時:4月17日()、18日(日)

場所:東京 代々木公園 

   ブースはフェアトレードビレッジにあります。

http://www.earthday-tokyo.org/

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特定非営利活動法人 パレスチナ子どものキャンペーン

Campaign for the Children of Palestine(CCP)

171-0031 東京都豊島区目白3-4-5 アビタメジロ603

Tel:03-3953-1393   Fax:03-3953-1394

Email: ccp@bd.mbn.or.jp

HP: http://ccp-ngo.jp/

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*  市吉 修

*  二十一世紀を楽しく生きよう会

* URL; http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/

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