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送信日時: 201384日日曜日 23:56

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件名: 八月には戦争を思い出します。

 

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八月は戦争を思い出します。

戦争ほど国家の本質をさらけ出す行為はありません。アメリカ合衆国は戦争によって大英帝国から独立しました。1789年にG. Washingtonが初代大統領に選出されて近代史上初めて国王のいない国家が誕生しました。1863年のA.Lincoln大統領による奴隷解放宣言とGettisburg演説はこの間の民主主義の発展を明確に示しています。しかし当時はまさに帝国主義時代の入り口であり米国も帝国主義国家として行動したことは他の国々と大差ありません。メキシコからテキサス州やカリフォルニア州を、スペインからフィリピンやプエルトリコを分捕ったのは典型的な帝国主義戦争の結果でした。米国によるハワイ王国の乗っ取りは日本の韓国併合にもひけを取らぬ陰険なやり方でした。

 

810() 全国空襲被害者連絡協議会結成3周年の集い

会場 台東区区民館 9階ホール  (台東区花川戸 2-6-5) Tel;03-3843-5391

時刻 13:30-

早乙女勝元さんはじめ斉藤貴男、中山武敏、藤森研氏等の講演があります。

 

先の戦争において日本国は最もか弱な戦争被害者、すなわち戦争孤児の救済を全く行いませんでした。他方1951年のサンフランシスコ講和条約によって主権を回復すると日本を壊滅させた張本人の旧軍人達が軍人恩給運動を始めて法律を作り日本国は旧軍人に今日までに50兆円に上る軍人恩給を支給してきました。最もか弱く保護さるべき国民としての権利を踏みにじられた戦争孤児は国に謝罪と補償を求めて4年前に裁判を起こしましたが最高裁は審理もせずに門前払いしました。曰く、戦争の惨禍は国民が等しく受忍すべきである。軍人と国は雇用関係があったが戦争孤児と国の間には雇用関係は無かった。この裁判所の論理は自己矛盾していませんか。国と国民の関係が雇用関係よりも薄いものとは驚きです。一体日本の裁判官は日本国憲法を読んだ事があるのか、基本的人権とは何か理解しているのか心配になります。上の判決が日本国の回答だとするならば戦前の学校で教えられた「子供は天皇の赤子」とは真っ赤な嘘でしたね。また日本国憲法が保障する基本的人権も危ういものになります。国の欺瞞と不正を正す事は国民の義務ではないでしょうか。

 

残念ながら私は当日STFの理事会があるためこの集いに行く事ができません。どなたか行って頂けますなら下記連絡願います。

 全国空襲被害者連絡協議会 Tel.Fax; 03-5631-3922

HPは下記をご覧下さい。

http://www.zenkuren.com/index.html

 

お国の戦争で人々は滅びぬ

大空襲の下、火の海の中

親を失いし戦争孤児が

残されし世は正に地獄なりき

か弱きものを見殺しにして

国が救いしは役人と軍人のみ

世界の民よ手をつながむ

国を越えてぞ平和を築かむ

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* 市吉 修   Osamu Ichiyoshi

* 二十一世紀を楽しく生きよう会

* Human Network for Better 21 Century

* http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/

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