差出人:	Osamu Ichiyoshi <osamu-ichiyoshi@muf.biglobe.ne.jp>
送信日時:	2018年12月23日日曜日 16:23
宛先:	
件名:	二か月ぶりに我家に帰りて

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孫宅の正月休みに合わせて昨日二か月ぶりに自宅に帰りました。

大沢高齢者支援センター
二た月の間に地区の民生委員の方が何回も我家に来られたのでした。私も古希を越えて我が家も老人世帯の
仲間入りをしたので老人支援のため自宅訪問をされたのでした。配付の冊子に地域の老人家庭に総合相談戸支援
、地域のネットワークつくり、権利擁護の取り組み、介護予防の推進を柱とする公的支援の仕組みが分かりやすく
解説され、関係機関の連絡先等が記されています。
パンフレットの中に「民事訴訟管理センター」からのハガキは無視、というものがありました。実は以前我家内にも似た
ようなハガキが来た事がありました。住所を霞が関とするいかにも公的機関のように装い、法律用語をちりばめた
荒唐無稽の内容でした。心配する家内に私は無視しろと言ったのですが、実はこのような手口の詐欺が多いのです
ね。私には時々eメールで来る時もありますが、身に覚えの無いものはすべて無視しています。
通信技術者の一人として通信網を用いた詐欺には怒りを感じます。それに引っかかって大金を取られる人がいるの
も驚きですが、そのような人は孤独な人が多いのではないかと思います。おれおれ詐欺に引っかかる人はふだん
家族との通信も少ないのではないでしょうか。
市の通知によると悪質業者の狙いは老人の孤独に付け込み老後生活の金と健康の不安をあおる3Kが狙いだそう
です。詐欺ハガキに乗っている電話番号と振り込み先の銀行口座番号から犯罪者の特定と逮捕が何故迅速にされ
ないのか不思議でなりません。この手の犯罪は銀行と通信業者にも一半の責任があるのではないでしょうか。
地域で暮らす老人世帯に限らずすべての住民にとって地域との交流は重要だと思います。犯罪の予防だけでなく
孤立防止、非常災害時の助け合い、そして人生を楽しむ為にも。

人身事故
昨日京浜東北線が東京駅で起きた人身事故のため運休したという報道を聞いて「人身事故」という言葉を久しぶり
に聞いたなと感じました。両親と三年間暮らした宮崎でも、孫達と一年間暮らしている札幌でも絶えて聞かなかった
言葉でした。ずっと以前に就職して横浜で働きだした頃初めて「人身事故」と聞いた時は文字通り事故だと思って
いました。それが実はそれ以前には「列車飛び込み」と呼んでいた事故であると知った時は少々違和感を覚えました
。「列車飛び込み事故」なら背景を調査して防止策を立てなくてはならないと感じますが、人身「事故」なら単なる交
通事故だと誤解するのではないでしょうか。人身事故という言葉による矮小化の害は上述の詐欺犯罪の害よりも深
刻ではないでしょうか。
言葉の言い換えによる欺瞞の害は日中戦争をシナ事変と矮小化して泥沼に陥り、国民と国家を破滅させた大日本
帝国の過ちの歴史を思い出して戒めるべきではないでしょうか。同様な言葉の言い換え欺瞞は現在の安倍政権に
多々あるように感じます。
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* 市吉 修   Osamu Ichiyoshi                     
* 二十一世紀を楽しく生きよう会                     
* Human Network for Better 21 Century       
*  <http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/> 
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