差出人: Osamu Ichiyoshi [osamu-ichiyoshi@muf.biglobe.ne.jp]
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件名: 二十一世紀企業研究会; 父母に学ぶ老い方
二十一世紀企業研究会とは「人が全国どこでも学び、生涯現役で働ける企業」を提案し研究
する会です。研究しながら二十一世紀企業を始めましょう
母の入退院
宮崎の妹からの連絡で7/29(木)に急遽宮崎に飛びました。母が感染症で大層弱って入院したのでした。妹と早速病院に母を見舞うと私を見るなり本人が「もうだめじゃが」と言いました。体温が39.5度もあったのでそうとう苦しかったと思いますが母には87歳という年齢がその根拠になっているようでした。しかし母は内臓にはどこも悪いところは無いとの事で次第に熱も下がり8/7無事に退院しました。
94歳の父
は腰が曲がり動作はゆっくりですが母の入院中は炊事、洗濯、掃除を全部こなしていました。更に長年の趣味である習字と生涯続けて来た毎朝の約30分の勤行と8,18日には一時間にも及ぶ観音経の読経は欠かしません。また時間があれば三輪自転車で大淀川までのサイクリングと寝る前の体操も毎日行います。昼間はしょっちゅう居眠りをしていますが、三輪自転車で運動や買い物に行く時は後ろから付いていく私が追いつくのも大変なくらいのスピードを出します。また庭には山のような植木、盆栽、花があり晴れた日には一時間もかけて水やりを行います。また我々子供4人にすでに百を超える自作の絵はがきをくれています。
父母を見ていると人の老い方について教えられることがあります。
[1] 体力の低下は仕方がないができる事は全部自分でやること
[2] 趣味や楽しみを持つこと。
[3] 読経や朗読の効果
東北大学の川島先生は高齢者のアルツハイマー患者を完治させる実績を上げておられますが最も効果的な方法は朗読だったそうです。
年老いて
五体の自由は効かねども
父はゆっくり万事をこなす。
人の死は人の力の外にあり
人の生は人の力の内にあり
死によりて生を損なう事なかれ
命の限り楽しみて生きむ
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* 市吉 修
* 二十一世紀を楽しく生きよう会
* URL; http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/
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