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宛先:件名: 脱原発を目指す首長会議
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脱原発を目指す首長会議
が今日旗揚げしました。日本の原発発祥の地、
直接民主制
地方自治体の長の集まりなのでマスコミも大きく取り上げていますがもっと個人レベルの直接民主制が進展してはじめて世界が次の段階に進化すると思います。政治では住民自治、産業では組合等の共同事業体の発展です。
今日私はSTFの交流会で東日本大震災で衛星通信が如何に活用されたか、私の勤務するIPSTARがどんな役割を果たしたか講演をしました。私はSTFにはある展示会での出会いで入会し、そのSTFの活動として行った産業交流展での出会いからIPSTARに勤務するようになりました。IPSTARとは年間Consultant契約ですがいつのまにか三年も過ぎてしまいました。34年間勤務した元の会社からは肩たたきで出されたわけですが以上の勤務形態を比較すると従来の会社とか国家とかの組織は責任と権利が人的に分離しすぎている気がします。企業の経営者は従業員に給料を払う義務がある代わりに業務命令を出す権利があり、一人で経営責任を負い、従業員は給料を受ける権利がある代わりに業務命令に従う義務があり、与えられた任務を完遂する義務があるわけです。この関係はややもすると支配と服従に変質しがちですがこの責任と義務の人的分離が文明の発祥以来の人間社会の不幸の源泉ではないでしょうか。これでは事業を起こすのはものすごく大変なので失業も無くなりまませんし、その構造上国内の権力闘争や国際的な紛争もなくなりません。
今後の世界の発展の鍵は個人の連携だと思います。インターネットの世界では既にそうなっています。Softwareは10年前までは企業の製品で高価なものでしたが今ではFree softwareとかOpen
softwareとか言われるものの方が却って良いものが多いようです。
実際の産業では個人の連携に基づく企業は各地の地場産業では数多くありますが、本格的なものはまだ見当たらないようです。
脱原発はエネルギーの地産地消によって実現されると思いますがそれは従来の中央集権型の産業ではなく住民自治的な産業になると思います。
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市吉 修
Osamu Ichiyoshi
二十一世紀を楽しく生きよう会 Human Network for
Better 21 Century
http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/
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