OFDMの問題点

第4世代移動通信としてはWiMAX, OFCDM, Flash-OFDM,次世代PHSなどが開発されています。何れのシステムもOFDMを用いているのが特徴です。

OFDMが成功したのはディジタル放送、無線LAN, ADSL等ですが、いずれも同時送信者数が単一の場合だけです。

移動通信においては多数の移動体が同じ地域で通信をしますのでOFDMは実用困難だと思います。具体的には

(1)    受信フレーム同期とGTの検出除去が困難

(2)    多数の移体間のFDM動作が不可能

 

そこTMUXを用いたG4移動通信を提案します。その特徴は

(a)    受信フレーム同期が不要

(b)    FDM動作が可能

(c)     FDM-CDMAによりFDMとCDMAの特長を兼備し、しかも受信の逆拡散を瞬時に行う移動通信が実現可能。

 

ここで提案するTMUXに基づくFDM-CDMAは一挙に第4世代移動通信を実現することができると考えています。

ご興味があれば下記文書をご覧下さい。

TMUX and FDM-CDMA for 4G Mobile Communication Systems.pdf