大東市の民営化問題での裁判も終盤にさしかかり、
いよいよ証人尋問が行われます。
これまで原告のみなさんや、原告以外のみなさんからも民営化前後の思いや苦痛、
大東市の無責任さなどについて「陳述書」という書面で裁判所に訴えてきました。
これらが事実かどうかを裁判所が判断するために証人を呼び、直接話を聞く場面が「証人尋問」です。
原告・被告双方の弁護士、裁判官が、証人に質問を行い、
証人の証言を聞くことで事実かどうかを裁判官が判断し、判決の重要な要素となります。
同時に文章では表現しきれないことを裁判官に「ナマの声」として聞いてもらう場面でもあります。
原告側は5名の保護者・民営化前の保育士1名を証人として裁判所に申請してきましたが、
大東市側が基本的に証人に聞くことはない=陳述書の中身については争わないという姿勢であったこともあり、
裁判長は「証人は保育士と保護者の代表に」との意見を述べ、
最終的には保育士一名と保護者二名の証言と決定しました。
判決にも大きな影響を与える証人尋問、
100名の傍聴が可能な大法廷で10:30〜16:00の日程で行われます。
取材に来ていたマスコミも「大法廷を認めるのは珍しい」といいます。
証人ももちろんはじめての経験。
その応援もさることながら、裁判官に保護者の注目がどれだけ集まっているかを示す大切な公判となります。
ぜひ一日の休暇のご協力・傍聴をお願いします。
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