米選び
契約栽培している羽二重餅米などを、使用しています。


自家精米
手作り工程の最初のこだわりは「自家精米」からです。敢えて旧式の精米機を使って,丹念に精米し,香りがとばないように熱を避けてゆっくりと磨き上げていきます。


蒸し
まず水で「洗米」し、同じく「水浸」の工程を経てから『蒸し』にかかります。あくまで自然の風味をそこなわないよう,長年使い込んだセイロを使って蒸し上げます。


餅つき
独自の工夫のある餅つき機によって、熱を徐々にさましながら餅につき上げていきます。


成形
つきあがった餅は『成形』して急激に冷却します。手早く冷やすことによってうま味が逃げず,歯ごたえの良いおかきができるのです。


乾燥
「成形」し終わった餅を一つ一つ丁寧に「切断」すると、次に3日間網棚に並べて『陰干し』をします。


筵干し
さらに仕上げには,晴天の日を選んでムシロに一枚一枚広げて、2〜3日ゆっくりと自然に乾燥させます。この乾燥工程によって,口当たりの良いおかきに仕上がります。


焼き上げ
回転させながら,丁寧にこんがりと焼き上げていくことによって,口当たりのよいおかきに仕上がります。


味付け
天然熟成の自家製たまりしょう油で『味付け』をします。そして,焼き上げの余熱で乾燥させる「ホイロ」の行程を経ておかきが出来上がります。