ヒカルの碁
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番外・三谷編
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なんか微妙な感じ。 このエピソードそのものは、本編から想像できる内容だったし。 ・・・それとも修さんの復権のための内容だったのかな? 修さんが見ている前ではどうやらズル(というかイカサマだよな)はしていなかったように見える。たぶん時々三谷の事をみていたのだろう。 だからといって張り付いているのも怪しまれるし、背後から見ていても、三谷が気付いて修さんを見たら話をそらさざるをえないのだろうなあ。お菓子とかジュースとかは、三谷にからむ口実のようなきがする。修さんが張り付いていればズルをしないなら張り付いていたいのだろうけれど、他の客にも怪しまれるだろうし、他の客に気付かれれば三谷自身がそれでトラブルにあわないとも限らない。気に入っているなら自分で注意すればいいことなのだけれど、注意したらどうなるだろう、と考えるとそれもしづらい。 修さんの考えは、多分こんな感じ。 「注意しなければならないだろうが、それでは(三谷は)もうこの碁会所に来ないだろう。それは寂しい。」さらに 「ズルをして勝つことを覚えて(金を得ることに味をしめて)しまった彼が自分が注意しただけで止めるとは思えない。もし、他の碁会所で同じことをして運悪く素性の良くない者に見とがめられたら、ただではすまないだろう。」 もちろん修さんが三谷を好きだから、嫌われないようにしようという心理が働いてこういう思考になりそうだ、という前提付きで。特別 思っていないのなら、あるいは嫌われてもいいと思っているのなら、注意したのだろう。 もっとも、こういうことはエスカレートするものだし、いずれ何とかしなければならないと思ってはいたのだろうと思う。思っていて欲しい。まだ深みにはまらないうちに、痛い思いをさせて止めさせることができれば・・・と思うのは大人の考えかもしれないけれど。 ところで、私は三谷編はもっと違う内容を想像していた。 ヒカルとの絡みが全く無い話を。 囲碁部をやめてから何をしていたのか、とかね。 ヒカルと和解・・・は特にいいや。二人は今後もそんなに仲悪くなったりしないような気がするし。 |