TOSSランド                        ご意見・ご感想はこちら 川口 悦史



4年4組 総合的な学習指導案

   平成14年 11月20日(水)

佐世保市立広田小学校

教諭    川口悦史

 

1.単元   国際理解(英会話) 

 

2.単元について

 

○平成11年のケルンサミットで故小渕元首相が次の声明を発表した。

グローバル化の「読み・書き・そろばん」は外国語教育,コンピューター等を自由に操る能力の育成である。

外国語は英語だけではない,しかし英語は,全世界で最も広く通用する言葉であり,国際交流のそのほとんどが英語でなされている場合が多い。また,インターネット上の情報もその多くは英語である。
佐世保には海軍基地があり,佐世保の市内では,外国の方を数多く見かけ,身近に感じられ
る。ることもなんら不思議ではない。また,平成13年度に保護者対象の行ったアンケートの結果,総合学習の中で取り入れてほしいことの上位に「国際理解」の学習があった。21世紀という時代,そして,佐世保という地域性を考えると,英語は,これからの社会を生きていく今の子どもたちにとって,もっとも必要な国際語であると考えられる。

しかし,英語を小学校から行うのに,それが苦痛であってはいけない。小学校学習指導要領総則第3の5(3)に「国際理解に関する学習の一環としての外国語会話等を行うときは,学校の実態に応じ,児童が外国語にふれたり,外国の生活や文化などに触れ親しんだりするなど小学校段階にふさわしい体験的な学習が行われるようにすること」とある。
現代の社会・地域の環境を考えて,子どもたちが楽しく学べるような学習活動を仕組む上で,体験的な英会話を取り上げるのは格好の単元である。

○ 本学級の児童は,明るく活発であり,男女の仲もよい。身体表現をともなう活動に意欲的に取り組む。学習中だけでなく,普段の生活の中で自分が表現したいことを,素直に表現できる児童が多い。

4月より,月に1〜2回程度の英会話の授業を実施してきた。ビデオを中心とした授業である。ビデオの内容は,オールイングリッシュの番組であるため,子どもたちは必死で番組に見入っている。番組の中では,繰り返し同じ表現がでてくるので,こどもたちは,自然と内容をつかんでくる。時には,番組を視聴しながら声を出して笑う場面も見られるようになってきた。
子どもたちは,1学期に,ALT一緒に遊んだり,勉強をしたりして1度だけ交流を持つことができた。子どもたちは,意識することなく楽しんで活動することができた。また,11月にハウステンボスに見学に行ったときには,「Hello」と笑顔で外国の方に話しかけるなど,外国の文化や言葉について興味を持っている子が多い。
英語塾に通っている児童も5名いる。

○ 小学生が英会話の学習を行うにあたっては,音声活動と体験的な活動を中心として,英語にふれていくことが大切だと考えられる。ところが,小学生の英会話の学習は音声を中心とした活動であるため,活動を終えた後,目に見える形としての英語は残らない。そこで,ネイティブな音声にふれさせるために,インターネットや音声CD,ビデオなどを有効活用していきたい。また,体験的な活動としては,ゲーム的なものを数多く取り入れ,体全体で英語を吸収できるようにしたい。また,友達や教師と一緒に会話を交わしたり,ゲームをしたりすることで,日常の英語との関わり方も学んでいけるよう進めたい。 

3.指導計画・・・20時間

  @初めての挨拶(1)「Im ○○.Nice to meet you」

A日常の挨拶(1)「Hello How are you?  Good」

B自己紹介(1)  Who is this

C持ち物を聞く(1)Do you have a red pencil

D好みを聞く(2) Do you like

E指示をする(2) Touch your toes

F数を聞く(1)  How mahy.

G何なのか聞く(1) What is This.・・・・(本時)

H何ができるか(1)Can you do this

I○○しましょう(1)Lets make・・・

Jメリークリスマス(2) クリスマスソング

K持ち主を聞く(1)Whose Where

L場所を聞く(1)

M誕生日を聞く(1) When,What time

N時刻を聞く(1)

O天候を聞く(1)  How is the weather

P禁止する(1)  Dont ○○ 

4.単元の目標

  (1)楽しみながら,英語に親しむことができるようにする。

  (2)英会話や音声を通して,英語を聞き取ったり,表現し伝えあうことができるようにする。 

5.本時の指導

(1)   目標

・「What is this」「It’s a 〜」の表現に親しむことができる。

(2)   展開

過程

学 習 活 動

教師の指導・留意点

備考

つかむ

 

 

 

 

 

 

 


親しむ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広げる

1.前の時間に学習した,歌(7steps)を元気よく歌を歌う。

 

 


2.Numberゲームを行う。






3.
今日の基本表現を練習する。

 「What is this 」

 

○発音練習を行う。

 


○「Its a 〜」の練習を行う。













4.ゲームをする。
 




・子供と一緒に歌う。

・手をたたく,スピードを変える,歌わない番号を作るなど変化をつけて繰り返し歌わせる。

・楽しい雰囲気をつくるように心がける。

・最初は日本語で実際にゲームをさせルールを確認する。

・英語でゲームをさせる。(番 号を変えて,2〜3回させる。


・教師の後についていわせる。


・男子だけでいう,女子だけでいう変化を付けて繰り返しいわせる。

・おおきなこえでいっているこをほめる。 

・テンポよく発音練習を行わせる。

・練習をさせる。

・教師が「What is this」と聞き,「It’s a 〜」と答えさせる。

・全体で答えさせたり,一人で答えさせたりなど変化を付けて繰り返し行う。


・福笑いゲームをする。

歌(CD)

7steps

 

  

・グループ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

・体の部分

 

 

  

・グループ

(3)   評価

・「What is this」「It’s a 〜」の表現に親しむことができたか。