LD「ハワイの若大将」パンフレットから |
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シリーズの第4作
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パンフレットの特集記事は
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我らが若大将 | ||||||||||
さだまさしさん インタビュー | ||||||||||
”若大将体験”僕が最初に観たのは「ハワイの若大将」なんです。もちろん後で「大学の若大将」からシリーズ全部を追っかけて観てます。
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”音楽的影響”
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グレープ時代の”昔物語”は完全に加山さんのメロディを意識してます。コンサートでは中間演奏に”君といつまでも”のメロディを入れたりしました。男二人女一人のトリオの話を曲にしてるんですが、若大将と青大将と澄ちゃんを意識してました。 実に爽やかでいいんですよね。”若大将”シリーズのあの3人の関係というのは。 |
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”作曲家・加山雄三(弾厚作)”
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”エレキ!エレキ!エレキ!”
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エレキ・ブームの火付け役でもありましたね。そしてグループ・サウンズ・ブームが来るんです。
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加山雄三 | ||||||||
ロングインタビューC | ||||||||
日本で初めてサーフィンをしたのが加山さんなんですよね。新聞にも紹介されてましたけど。
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この映画で初めて、加山さんはオリジナル曲を唄ってらっしゃいますが、それは藤本プロデューサーの発案だったんですか。一番最初はね、渡辺晋さんが聴いたと思うんだよ。
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藤本さんは映画はわかるけど、音楽は専門じゃないから、その歌がいいか悪いか晋さんに判断してもらおうと思ったんじゃないかな。そしたらこれはイケるって晋さんが言ったんだ。日本語の歌はカッコ悪いみたいなことを言われてましたが、抵抗はなかったんですか。
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若大将・外伝 | |||||||||||
田波靖男 | |||||||||||
”若大将の世界”学生の頃は若大将が家を出るきっかけとしては、父親の久太郎から勘当されるという事態を考えた。それには原因となる若大将の不始末がなければならぬ。いくら久太郎が頑迷な父親であっても、理由もなしにわが子を勘当するはずがない。その原因の一つが、大学の停学処分である。大学は停学になる、家には莫大な損失をかける。そうなって初めて久太郎も息子に勘当を言い渡すのである。
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食べ物といえば、毎回おなじみなのは若大将が中心となって行う、合宿でのコンパのシ−ンである。これは第一作の「大学の若大将」でやった焼肉コンパが大好評だったので、恒例化したものである。このときはトイレの浄化槽の蓋を肉を焼く鉄板代わりに使ったのが、面白いギャグを生んだ。 |
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第一稿ではマンホールの蓋を使うことになっていた。 それが学生の良識を重んじるプロデューサーの反対でボツになるところであった。マンホールでない別なものをと、ない知恵をしぼった結果、思いついたのが、私有地内で通行人も関係ないであろうトイレの浄化槽の蓋だったのである。それ以後は最初反対したプロデューサーの注文で、毎回コンパのシーンを入れることになった。 若大将にとって食欲は優先順位の高い欲求であるが、だからとて喰うために節を曲げたりはしない。彼は自分のやりたいことをやるため、あらゆる忍耐努力を惜しまぬ意志の人である。だから安穏な生活を保証する「田能久」の家業も、妹照子と婿の江口にゆずり会社に就職する。(リオの若大将) だがどんな一流企業に入り、会社員として将来を嘱望されても、自分の意志をつらぬくためにはあっさり退職して、ドロップアウトすることも辞さない。(ブラボー!若大将) 若大将はあくまでも自らを信じ、自己実現を果たすために、常に新しい世界に目を向けている真の自由人である。 |
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パンフのポスターと写真については こちらからどうぞ! |
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08年11月20日新規作成 |
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