今日のひとりごと
ホタル
鴻巣市立常光小学校は全校の児童数が159名で 学級数が6クラスしかない小さな学校だ
7月4日の金曜日 そこで7時半からホタルの観賞会が行われた
着いてみると 校門に入る車の多さに驚かされ 保護者のボランティアが夜光灯を持って
臨時駐車場の校庭に車を誘導をしているのには なおびっくりした
市内の別の学校からも 先生方や大勢の子ども達が来ているのだという
常光小学校で初めてホタルが光を放ったのは 今から三年前の2000年の夏
その年の七夕の夜 今夜と同じように観賞会が開かれたが おりから台風3号が接近中
でも 5年程前から飼育を始めてやっと光ったホタルを見ようと 児童や地域の人たちは
台風なんのそので集まり 本箱ほどの箱の中で灯を放つ数匹ホタルに歓声をあげた
あれから三年 校庭に青いネットを張ったホタルの家では 数えきれない光が群れ飛ぶ
その中でひとときを一緒に過ごしたいと 見る順番を待つ列は校門まで続いていた
真っ暗ななか 低学年の親子はしっかりと手をつなぎ おとなしく待っている
学校でとれたじゃがいものサービスもあって こんなに大にぎわいに 校庭の木々も
さぞかしびっくりしたに違いない
ホタルが目の前で光る様子を何としてでも子ども達に見せたいと 先生方や地域の方々が
タニシやカワ二ナの飼育から始めた取り組みも 5年目にしてホタルが光り
8年目で群れ飛ぶようになったのだ
心に灯をともすという言葉があるが この小さなわずか数日の命の生物が
集まった人たちにいっぱいのものを語りかけているように思えた夜だった