今日のひとりごと
携帯がもたらすもの
ずっと前から本屋が好きだ
時間を潰すのにも ただただ見て回ることも 人との待ち合わせ場所に利用することも
それほどに こんなに便利なところは他にないと 堅く信じているところが私にはある
先日も郊外の大型店の中にある 狭いながらもそれなりの本は置いてある本屋に入った
しばらくは本に目を奪われていたが 私のちょうどの目線に同じようなはり紙のあるのに気付いた
一瞬 万引きに対しての警告文かと思ったのだが 読んでみるとそれは盗みではないが
それに類似した行為に対しての 本屋の悲痛な叫びとでも言える訴えであった
要約すると 立ち読みをしながらカメラ付き携帯で本の内容を写したり、また必要事項等
書き写すことを禁じますというもので 陳列棚のほとんどに張られているそれを見ながら
とうとうここまで来たのかと驚いたり なぜかとてもさびしくなったりした
デパートの地下で めぼしい食品の前でちょっと買おうかなと立ち止まったりすると
試食用の小さなポリの皿に盛られて すかさずそれが目の前に出てきたりする
買おうとしているのかいないのか 分からない人にまで黙って試食させてくれているのが
本屋さん(さん付けです)だと感謝していたくらいだから これはないよと思った
本は繰りかえし見たり読んだりすることで 知識が得られさまざまな考えがまとまったり
また 新たな思いが浮かんだり次への行動の基になったりする
音楽と同じ様に読むときの自分の状態によって 受け取り方の違いも出たりして
なにかと発見させられるのが本の良さだと実感してるのだが 切り取りで何がわかるのだろう
写されるのは主に雑誌の類いなのだろうが 折角の文明の利器もここまで人々の心に
悪を発想させるものになろうとは つくり出した人は小指の先ほども考えなかったでしょうね
ファミレスのコンセントから携帯を充電するのも 同じことの様に私には思える
悪小なるを似て之を為すことなかれ である