今日のひとりごと


   師走


今年も過ぎてみたら やはりあっと言う間のことだった はやり言葉ではないが なんでだろう

毎日ちゃんと生きてきたつもりなのに 年初の計画などあってなきに等しい結果になりそうである

この「今日のひとりごと」も「今月のひとりごと」みたいになってしまって 我ながら情けない

なんて書いておきながら 来年の今頃に「今年のひとりごと」でした なんて事にならない様にしよう


さて 最近思うことの一つに食に関することがある

昨日私の乗った電車が新宿に着いたのは 午後4時半ころだったと思うが

そこに乗り込んできた女性は 右手に新聞を左手にフランスパン(10cm×30cm)を持って

座るや否や左手のフランスにかぶりついた まだ いわゆる妙齢といわれる年頃の彼女は

辺りをはばかるでもなく新聞に目をやりながら 30センチを黙々と食べたのだ

以前 早朝の山手線で 行楽に出かける親子が立ったままつり革に掴まりながら

おにぎりを食べていたのを見たこともある

日本には「時分時」というきれいな言葉があるが いったいいつから24時間いつでも時分時

になってしまったのだろう 小さなペットボトルでちょいちょい水分補給しなければならない程

日本は乾燥していない ちょびっと口に含んだりしているのを見ると 病気かなとも思ってしまう


働く時間も寝る時間も驚くほど変わり 子どもでさえそうした変化の渦に巻き込まれている

忙しい現代は全ての時を変えることで 数々の繁栄を築いてきたのかも知れないけれど

人前で大口開けてものを食べる行為は やはり必要最小限に願いたいものだとつくづく思う

テレビのグルメに関する放送でも 食べるアップは願い下げだ