7月31日(日)・・・飢餓陣営最新情報
●飢餓陣営36号、やっとすべての原稿がそろいました。予定したような(いや、それ以上の)、完璧な布陣になりました。目下、目次の作成や、あとがきの執筆、ページの割付など、編集の最終段階を急ピッチで進めています。今週中には印刷屋さんに回すことができると思います。早ければお盆前の仕上がりが、遅くとも、20日くらいにはできて来ることと思います。渾身の36号です。
飢餓陣営362011・夏号(佐藤幹夫個人編集)
予価 1,000円、46版240ページ
<最終ラインアップ>
【特集】吉本隆明と「東北」を想う
【特別インタビュー】吉本隆明、「東北」を想う
佐藤通雅 ― 3・11手稿(1)
神山睦美 ― 東北常民のエートス
夏木智 ― 東日本大震災個人的体験記(1)
北明哲 ― 「3・11」クリップボード
佐藤幹夫 ― 被災地に立つ(1)
*吉本さんのインタビュー、24ページ。400字詰めに換算して40枚ほどのボリュームがあります。内容も、私の眼にした範囲では、他誌との重複はありません。
また佐藤通雅さんと夏木さんの被災記、迫真のリアリティを持つエッセイです。そして神山さんの東北関連のエッセイ。新境地に発展していくのではないかと期待しています。
●橋爪大三郎ロングインタビュー
3・11と日本国の方位
―― フクシマ、危機管理、エネルギー問題
*「マルクス講義」は時間の都合で次回掲載となりますが、本インタビューのインパクトは、生半可なものではありません。『ふしぎなキリスト教』の大ヒットが示すように、今、最も脂の乗り切っている橋爪さんです。
●聞き書き 編集者=小川哲生
−−(第1回)「小さな会社だからこそ、著者の一番の仕事をもらいなさい」(聞き手・註解 佐藤幹夫)
*70年代。若き編集者として出発した小川哲生さん。吉本隆明、渡辺京二、田川建三、森崎和江上野英信の各氏の著作が出来上がるまでの、獅子奮迅の行動を聞き取りました。サブタイトルの「小さな会社だからこそ・・・」の助言は、もちろん、吉本さんです。
●[追悼山内修]
山内修「東京ふらふら文学散歩・向島編」(遺稿)
補遺・遺稿執筆まで‐佐藤幹夫
松田有子「東京ふらふら文学散歩・向島散策編」
*2年余の闘病を経て、最後まで生きることに貪欲だった山内修さんの、遺稿です。向島を舞台として、偶然の「一族再会」になっています。
●(ゲスト対談)清水眞砂子×滝川一廣
―― 「希望を失わない」という生き方(1)
*清水さんと滝川さんという、待望の顔合わせによる対談がついに実現しました。清水ファンの方も、滝川ファンの方も必見です。ぜひ御堪能ください。
(メンバーズ座談会)ケアすることと他者への回路
――『人はなぜひとを「ケア」するのか』を読みながら
( 滝川一廣、小林隆児、西研,石川恒、赤平守、内海新祐、斎藤敏郁、阿久津斎木、小川正明、佐川眞太郎、佐藤幹夫 )
内海新祐 ―― 自閉症論を読む―二人の古老は何を伝えうるか
愛甲修子 ―― 現象学的発達障害論の試み
阿久津斎木 ―― 子ども・発達・ハンディキャップ―『本の虫ではないのだけれど』(清水真砂子)を読む
尾上義和 ―― 大阪拘置所拘留記(1)
*「人間と発達を考える会」のメンバーによる、エッセイです。「拘置所拘留記」? 多士済々の発達の会です。どうぞ御一読を。
●[連載]
本田徹「東ティモール日記」
添田馨 紙について
宗近真一郎 パリ滞在日記
柏木大安 温暖化以前
浦上真二 古書会読
倉田良成 日本の絵師たちー 光琳屏風
木村和史 家をつくる2
水島英己 映画日和
佐藤幹夫 BOOKナビ・ノンフィクション(東京新聞より転載)
*こちらの連載陣も、みなさん、他誌にいけば一家を張れるキャリアの持ち主ぞろいです。バラエティに富み、かつ内容の充実も圧倒的です。
6月11日(土)
●身辺雑記
・7月にPHP研究所から刊行予定の『ルポ青年期の発達障害とどう向き合うか』(定価1900円)の校正が、ひとまず終了しました。もう少ししたら目次をアップしたいと思います。ご覧のように、タイトルはストレート。中身もストレート。ただしときに暴投? ではなく、コーナーぎりぎりをつくクセ球もあり。
(5/28)
●更生保護法人「同歩会」評議員会。法人のここまでの実績がデータ化され、資料として示されている。せっかくはじきだした統計なのだから、それをどう分析するかが今後の課題か。下手な犯罪心理学よりも、はるかに面白い社会像が描けるかもしれない。●終了後の懇親会にて、久しぶりに山本譲司さんと一同席す。相変わらずエネルギッシュ。守秘義務に手かせ足かせ。作家としてフラストレーションが溜まっている様子。大作・力作が期待できるかも。●帰路、ふるさとの会のT君,Kさんと、北千住で引っかかる。焼き鳥とホルモンを食べ、満喫。Kさんの話を聞けば、ふるさとの会は若い人材が豊富だと改めて実感する。Kさんは先に帰り、T君と3軒目のバーへ。ウィスキーをいただく。久しぶりの朝帰りとあいなった次第。
(5/31)
●千葉市にて講演会。千葉県定着支援センターより招かれ、東金事件、寝屋川事件などについて話す。シンポジウムでは栃木定着支援センター長の関口さんがシンポジストとして出席しておられ、面白い話を伺うことができた。「かりいほイズム」ジワジワと浸透させていきたい(何のことか? 次著で)。●二次会から三次会。千葉の地場の福祉の方がたと初めて酒をかわしながら話をす。皆さん、よく飲まれる。残念ながら翌日取材が入っていたので自重したが、せっかくのKさんのおもてなし、もったいなかったかも。
(6/1)
●東京・中野へ。「東京災害ボランティアネットワーク」の上原事務局長に取材。南三陸町にボランティアに行ってきた際に、お世話になったボランティアネットワーク。その様子を少しずつ活字にしていきたいと思っている。●少しだけ書けば、若い学生たち20名ほどと、6時起床、10時就寝、大部屋で雑魚寝。という生活を4泊5日もしてきた。アルコールは、当然、なし!
(6/4)
●千葉市にて「東金事件」支援集会。第1審の報告、本人控訴の理由など、書かなければならないことは多々あるが、いずれきっちりとカタをつけるつもりでいるので、もう少し時間をいただきたい。審理そのものも、ここに至るさまざまな過程も、不可解の連続。●終了後、柏に向かい、Sさんの「退職を祝う会」二次会に合流。柏にて久しぶりに昔のメンバーが勢ぞろいし、「酒郷吉春」なるところへ行った。話が咲き、記憶がいろいろとよみがえったな。皆さん健康的に帰宅され、仕方がないのでワタクも。
(6/7)
PHP、単行本のゲラ校正終了。赤を入れても入れてもきりがない。もういいだろう、と疲れ果てたところで手を離す。未練はたらたら。●船橋にでも出かけて一人で打ち上げでもしようかと考えていると、下の子が帰宅するという連絡が入る。これ幸いと、急遽、家庭内宴会とあいなる。
(6/9〜10)
尼崎市の高齢者施設に取材。(家を出る直前に、小川哲生さんより『渡辺京二コレクション』(ちくま学芸文庫)の献呈本が届く。解題を小川さんが書いているのだが、これがびっくり! あの『国家の品格』の著者、藤原正彦センセイの「品格」に噛み付いている。面白いです。無論、渡辺さんの文章も迫力満点。ぜひ御一読ください)。●尼崎の取材、内容のある、充実したものだった。これから原稿を仕上げないといけないが、こういうときは、よし! という気になる。
飢餓陣営次号の全体構成、だいぶすっきりと出来上がってきた。著者校正も最終段階に入っており、間もなくすべて入稿される予定。
飢餓陣営36 2011・夏号(佐藤幹夫個人編集)
発売時期、定価未定(決まり次第、お知らせします)
【特集】吉本隆明と東北
特別インタビュー・吉本隆明
佐藤通雅 ― 3・11手稿(1)
神山睦美 ― 東北常民のエートス
夏木智 ― 東日本巨大震災個人的体験記(1)
佐藤幹夫 ― 被災地に立つ(1)
●橋爪大三郎ロングインタビュー(120枚一挙掲載)
(第1部)3・11と日本国の方位
―― フクシマ、危機管理、エネルギー問題
(第2部)マルクス講義2――『資本論』以前のマルクス
●聞き書き 編集者=小川哲生
−−(第1回)1970年代、吉本隆明と原理的思想家たち
(聞き手・註解 佐藤幹夫)
●[追悼山内修]
山内修「東京ふらふら文学散歩・向島編」(遺稿)
補遺・遺稿執筆まで‐佐藤幹夫
松田有子「東京ふらふら文学散歩・向島散策編」
●[SERIES.「人間と発達を考える会」より]
(ゲスト対談)清水眞砂子×滝川一廣
―― 「希望を失わない」という生き方(1)
(メンバーズ座談会)ケアすることと他者への回路
――『人はなぜひとを「ケア」するのか』を読みながら
( 滝川一廣、小林隆児、西研,石川恒、赤平守、内海新祐、斎藤敏郁、阿久津斎木、小川正明、佐川眞太郎、佐藤幹夫 )
内海新祐 ―― 自閉症論を読む
愛甲修子 ―― 現象学的発達障害論の試み
阿久津斎木 ―― 子ども・発達・ハンディキャップ
尾上義和 ―― 大阪拘置所拘留記(1)
●[SERIES. 日記とエセイ]
本田徹「東ティモール日記」
添田馨 紙について
宗近真一郎 パリ滞在日記
柏木大安 温暖化以前
浦上真二 古書会読
倉田良成 日本の絵師たちー 光琳屏風
木村和史 家をつくる2
水島英己 映画日和
佐藤幹夫 BOOKナビ・ノンフィクション(東京新聞より転載)
5月22日(日)
●橋爪大三郎さんにインタビューを
橋爪大三郎さんにインタビューをしてきました。マルクス講義の2回目、3・11東日本巨大震災について。この二つのテーマでお聞きしてきました。目下、急ピッチで、テープ起こし作業を進めています。
5月10日(火)
●飢餓陣営36号、執筆者紹介
吉本隆明さんにインタビューをしてきました。清水真砂子さんと滝川一廣さんの対談原稿が戻ってきました。
mata
やっと執筆者の全貌が明らかになってきました。以下に御紹介します。
特集のネームや各執筆者のタイトルは、追ってお知らせします。
なお、これからの変更もありえますので、御了承ください。
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飢餓陣営、2011年夏号 定価未定
[特集]「東北」と大震災関係のテーマで
(特別インタビュー)吉本隆明
(インタビュー)橋爪大三郎 (3・11以降の日本の進路は?)
・佐藤通雅 ― (被災地からのメッセージ)
・夏木智 ― (原子力発電所エリアに住むこと)
・神山睦美 ― (〈東北)精神史)
・佐藤幹夫 ― (ボランティア体験記)
[SERIES.ロングインタビュー」
・橋爪大三郎マルクス講義2
・聞き書き・編集者=小川哲生の仕事
[SERIES.「人間と発達を考える会」から]
(ゲスト対談)清水眞砂子×滝川一廣
・内海新祐 − 自閉症論を読む
・愛甲修子 − 現象学的発達障害論の試み
・阿久津斎木 − 子ども・発達・ハンディキャップ
・尾上義和− 大阪拘置所拘留記
(メンバーズ・座談会)『人はなぜひとを「ケア」するのか』を読む
・佐藤幹夫(転載)ドキュメント・千葉東金事件
[SERIES. 日記とエセイ]
・宗近真一郎 − パリ通信
・本田徹 − 東ティモール日記
・添田馨 − 紙愛について
・浦上真二 − 古書会読
・倉田良成 − 日本の絵師たち
・木村和史 − 家をつくる
・柏木大安 − 地球温暖化論議を読む
・水島英己 − 映画日和
[追悼]山内修
・山内修 「東京ふらふら文学散歩・向島編」(遺稿)
・補遺‐佐藤幹夫
・松田有子「東京ふらふら文学散歩・向島編」
4月28日(木)・・・4月の雑記いくつか
4月2日(土)
●人間と発達を考える会第34回会合。
余震の中、人間と発達を考える会を大正大学にて開催。取り上げたテキストは、拙著『人はなぜひとを「ケア」するのか』。20名ほどの参加者があり、活発な議論を聞かせていただいた。(この討議の抄録を、飢餓陣営次号に掲載の方向で準備を進めている)。
終了後、滝川一廣先生お薦めの居酒屋で二次会。チュウ杯を飲み始めたところでエンジンがかかり、「佐藤さん、もう一軒どうですか」のお誘いをいただいて、さらにヒートアップ。滝川さんが帰られた後、AさんKさんと3人で、最後の締めがホルモン焼き(Kさん、奥さんにとっちめられたろうな)。これがうまいホルモンだった。3人とも大酔っ払いになり、マスターにも座ってもらった。いろいろと話を聞いたが、この時期でも(コンビにスーパーからは食料の多くが消えている)、今まで開拓してきた独自のルートがあるから、しばらくは持ちこたえられる、どんどん食べに来てほしいという。いい根性をしている。そうだそうだ、とわたくし。お世辞ではなく、美味しいホルモンであった。
4月6日(水)
●国立市、新田國夫医師のもとに取材へ。
インタビューの目的は二つ。一つは、認知症高齢者の在宅での看取りについて。これは引き続き取り組んでいるテーマ。もう一つは4月2日、新田医師が、被災地石巻に医療支援に行ってきたというので、その様子を伺うこと。石巻の釜谷地区では、私の高校時代の同級生も医師となり、診療所を開いていたが、津波のために命を落としている。だから、リアリティもひときわ(ところで、新田医院の事務長が国立市の市長選に立候補中とのこと。びっくり。後註−見事当選を果たしていた)
4月9日(土)
●柏にて「春の会」
この日の参加者はレギュラーに加え、久々に顔を見せてくれたメンバーもいて、ひときわ春爛漫の会となった。よく飲んだ。終電ぎりぎり。よく飲んだはいいが、翌日から、健保連、世界、発達障害白書、書き下ろし単行本、と4本の原稿を仕上げないといけない。「先のことは考えない。1日1番!」といいながら飲み続けていた。
4月16日(土)
●宇佐川浩先生を偲ぶ会
宇佐川先生(淑徳大学教授)は、90年代、ほぼ毎年講師として私の勤務校にスーパバイザーとして足を運ばれ、指導をしていただいた。先生からさまざまなお話をお聞きする時間は、私にとって、前任校とはまた別の意味で最上の時間だった。あの当時のメンバーも最高だったし、あれだけのスタッフの中でやれたのだから、と辞すときにも悔いはなかった。●偲ぶ会に参加していたkさんtさんらと二次会へ。それにしても教え子が過半で、知り合いのいない会であった(当たり前だけど)。
4月19日(火)
●Oさんに伴われて吉本隆明さんの御自宅へ
Oさん、ご自身の本の帯を吉本さんに書いていただきたいと、その承諾を得るために伺った日だった。インタビューのお願いも一緒に依頼してみるから、同行しないかと誘われていたもの。失礼ではないかとも考えたが、せっかく誘っていただいているのだから、と図々しくもくっ付いていった。震災の話、漱石の話。深夜のニュースをしっかり聞いて、情報収集をされているとのことなどを、話してくださった。幸いにも、26日の午後にインタビューの約束を入れていただいた。
4月20日(水)
●拙著、新刊書届く。
新著を手にしたときが、それまでの苦労が飛んでいくとき。できるだけ多くの読者に届かんことを。(さっそくミスを見つけてしまった)。
4月22日(木)
●事業提携の会合を持つ。/滝川さんより待望の原稿が。
Mさん、Iさんと会合。二つの法人が業務提携したいのでその橋渡しをしてほしいとの依頼がMさんよりあり、この日それが実現したもの。さらに具体化した話として出されてきていた。私の役割は橋渡しまで。オブザーバー的に参加することはまったくいとわないが、以降の運営ほかはお二人にお任せする。
4月26日(火)
●吉本さん宅にお邪魔し、インタビュー。
あっという間に2時間が過ぎた。お話を伺いながら、吉本さんを「思想家」と呼ぶならば、わたくしなど、「しそうか」の「し」の字も名乗ってはならぬと痛感した。何度となく、「文学者だなあ、根っからの文学者だなあ」とも感じた。この感銘を、文字に起こすことができるだろうか。
4月28日(木)
●ふるさとの会にて事例検討会議。/深夜、大渋滞が予想される中を、一路、宮城県登米市に向かう予定。
この日の夜に東京を発ち、登米の保健センターを根城に南三陸町にて瓦礫撤去のボランティアをする予定。5月3日、帰宅予定。
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