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飢餓陣営37号

 
A5版 308p 1200円+税

【特集3.11」をめぐる言説と被災地のケア
[1]原発事故とその論議をめぐって
瀬尾育生ロングインタビュー■吉本隆明の3.11言論と「超越」をめぐって(5-51)
村瀬学■アトムは大丈夫か(52-58)
夏木智■東日本大震災個人的体験記(2)(59-67)
神山睦美■東北常民のエートス(2)(68-77)

[2]被災地を記録する
佐藤通雅■3.11手稿(続)(78-86)
青木みさき■多賀城から八王子へ(87-110)
富原澄枝■新幹線「はやて」のなかでの出会い(112-115)
佐藤幹夫■「人を死なせない」という思想をつなぐ(116-145)

[3]被災地のケアと子どもをめぐって
内海新祐■震災と子どもをめぐっての断片(146-150)
愛甲修子■大震災と子どもたち(152-157)
阿久津斎木■大震災後の東京で思う(158-161)

【特別掲載】清水眞砂子■いま問いかけたいこと(162-176)
【ロングインタビュー】橋爪大三郎マルクス講義(第2回)■『資本論』以前のマルクスをどう読むか(176-198)
山竹伸二×小林隆児■「認められたい」欲求からみた現代の若者のこころ(199-219)
【聞き書き】編集者=小川哲生■70年代を共にした思想家たちと20代編集者の終わり(220-244)
清水眞砂子×滝川一廣■「希望をなくさない」という生き方(244-255)



【連載】
本田徹■(東ティモール日記2)子どもの栄養失調問題と保健教育(256-264)
尾上義和■大阪拘置所拘留記(2)(265-273)
近藤洋太■戦後思想私史(4)工作者の値札(274-283)
添田馨■紙愛談義(2)(284-285)
宗近真一郎■「パリ通信(2)」揺らぎえない大地の揺らぎ(286-293)
木村和史■家を作る(3)(294-299)
水島英己■映画日和(2)「サウダーヂ」の行方(300-301)
浦上真二■古書会読(19)(302-303)