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図書紹介:『生命は、宇宙のどこで生まれたのか』

  • 著者:福江 翼  
  • 発行所:祥伝社、ページ数:243ページ
    発行日:2011年2月10日第一刷、定価:780円+税


 宇宙は無生物の世界から始まり、いつ、どうやって生命が生まれたのか、地球以外にも生命は存在 しているのだろうか、などの疑問は小さいときから持っていました。これらについて研究する学問が「宇宙生物学」 (アストロバイオロジー)のようです。NASAの定義によると「宇宙における生命の、起源・進化・分布・未来の研究」となっているようです。
 本書はこの宇宙生物学の誕生から最先端の研究までを分かりやすく解説しています。生命の材料、生命の定義、地球上の生命の起源、地球外に生命は存在するか、 地球外生命との交信、地球生命の大量絶滅の可能性、今後の宇宙生物学の展望など広範囲な話題を解説しています。
著者によれば、”人類の自然に対する理解は、専門分野に分類されることでばらばらになってしまった感がある。このようにばらばらになってしまった人類の知見をまとめていく上で 宇宙生物学という総合的・学際的な学問の誕生は、歴史的な必然であり、大きな可能性を秘めている。”という。人類の視野・考え方を宇宙レベルに高めようということかもししれない。 今後の発展を関心を持って見守りたい。
(2011年9月1日)
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