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「博士(工学)決定 !」

 「博士論文発表会(公聴会)」が2月13日(金)の10時半から行われました。 論文題目は、「新聞報道による情報システム事故情報の市民等への提供に関する研究」です。 関心のありそうな方に連絡しましたら、約40人の来場者がありました。
 発表会は、約1時間の発表、約30分の質疑応答で行われました。 発表は何回も練習しましたのでほぼ1時間で終わったと思います。 内容的には誰にも分かる内容ですし、またジャーナリズムや社会科学とも関連しているため、 多種多様な質問が出されました。 想定外の質問もあり、思考が固まってしまい、冷や汗ものでした。
 一般の方も含めた質疑応答の後、審査員(5名)と発表者のみが残され、審査員と本人の間で 再びいろいろな質疑応答がなされました。約30分間の質疑応答の後、審査員のみで審査会が開かれました。 審査結果は、「研究の枠組みをもう少し明確にする修正を行う条件で合格」というものでした。 その後、1週間をかけて一部修正し、専攻の会議に諮ってOKとなりました。 最終的には、3月5日に行われた教授会で正式に博士(工学)がOKとなりました!
 今後の作業は、印刷製本し、教務係、審査員などの関係者およびお世話になった方々に配布することです。 学位記授与は3月24日に行われます。
 入学から3年半かかり、所期の目的を達成しました。少し残念だったのは、母が存命中に取得できなかったことです。 しかし、この春のお彼岸にはお墓参りして墓前に報告したいと思っています。 これで大学院は卒業しますが、今後も何らかの形でさらに研究テーマを追求したいと思っています。  


発表中のばんちゃん
                          2009.2.13撮影
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(2009年3月7日)
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