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2006年1月度 本格的研究開始

最低限取らなければならない2科目の授業は2月にレポートを提出して終了し、いよいよ本格的に論文の検討を開始しました。 まず、1件目の論文を外部の学会に出すことを目指してこの正月明けから内容の検討を行ってきました。先日、その件について指導教官の面談を受け、 方向が定まりました。これから詳細の検討を加え、作成に入りたいと思っています。
研究室には週1回か2回、顔を出しますが、現在、修士2年生が修士論文を完了した段階です。また、修士1年生は研究内容の中間報告をまとめているようです。 私も少しずつ研究室の若い人たちと馴染んできたのは楽しく、うれしいことです。

1月31日に日本信頼性学会主催で「国際規格化の時代にどう対応するか〜各産業界における動向と戦略〜」というフォーラムを聴講しました。 経済産業省の標準企画室長や鉄道、機械、サプライチェーン分野、医療機器分野、情報分野の専門家によるプレゼンテーションがあり、その後でパネルディスカッションがありました。 国際規格を取り巻く情勢が変化しており、WTO(世界貿易機関)が1995年に発足し、それまでのGATTでは国内法が優先したが、WTOでは全ての加盟国に対して拘束力を持つようになったとのことです。 従って、国際標準化活動に積極的に参加して自国の意見を反映させることが非常に重要になってきたが、日本はまだ遅れているとのことでした。

                            大学構内の生協および学生食堂
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(2006年2月16日)
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