在宅自立支援型介護のノウハウ集

1.日常生活上の生活行動は部分作業でよいからできるだけ一緒に行う。
炊事、洗濯、掃除などの日常生活上の生活行動は部分的には身体が覚えていますから、そばに付き添って一つ一つ指示してあげれば頭で余り考えなくても出来ます。 例えば、母の場合、魚を渡して「これハラワタ取って」と言うと、「出来ないよう」と言いながら、手はもう動いています。 このようにそばに付き添ってその人の痴呆の程度に従って一つ一つ指示をして上げれば、本人がびっくりするくらい結構いろいろなことが出来ます。 いろいろ出来たことは本人の頭の中に自信と満足感で満たされると思います。それは痴呆の進行を止める 働きがあるのではないかと思います。
(2004.1.15)

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