1.一日に何回か交わす会話です。 |
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| 母 | 「あなた様と私はどんな関係でしたっけ?」 |
| 私 | 「親子だよ。」 |
| 母 | 「どっちが親?」 |
| 私 | 「そちらだよ。」 |
| 母 | 「えっ? と言うことは私から生まれたということかい?」 |
| 私 | 「そうだよ。」 |
| 母 | 「親のほうが小さいのかい?」 |
| 私 | 「生まれたときは小さかったよ。」 |
| 母 | 「ああ、そうか。」
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2.私が母の家に行くとまず交わされる会話です。 |
| 母 | 「急に背が伸びたね! ちょっと比べて見よう!」 |
| | (ここで母と背比べするのです。母はこれが心からうれしそうです。) |
| 母 | 「どうしてそんなに背が伸びたの? きっとご馳走ばかり食べたからしょう?」 |
| 私 | 「特別なものは食べていないよ。生まれつきだよ。」 |
| 母 | 「そんな筈はないでしょう。分かった!! 奥さんが栄養のあるものを作ってくれたんだ! いい奥さんでよかったね。」
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3.結婚について |
| 母 | 「おたくさんは結婚しているの?」 |
| 私 | 「しているよ。子供も二人いるよ。」 |
| 母 | 「よかったね! 私はまだ結婚してないんだ。これから相手を見つけに行いこうかな?」 |
| 私 | 「無理だよ。」 |
| 母 | 「いや〜、中には私でもいいという人がいるのではないかい? ちょっと今から探しにいってくる。直ぐ帰ってくるから心配しないでいいよ。」 |
| | (と言って外に出て行ってしまうこともあります。そのようなときは後ろから見え隠れについて行きます。大体はその辺を一回りして帰ってくれば、もう忘れています。これも徘徊の一種かな?)
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4.頭が混乱しているとき |
| 母 | 「何がなんだか分からなくなったから、ちょっとお母さんの家に行って聞いてくる。」 |
| 私 | 「お母さんは小さいときに亡くなったからもういないよ。」 |
| 母 | 「えっ? 初めて聞いた。だれも教えてくれないなんてひどいよ。きっと私がかわそうだと思って教えてくれなかったんだね。そんな気を使う必要はないのに。」 |