英国刺繍とコートダジュールの旅


2010年6月23日〜29日 刺繍指導員講座で師事した憧れの森山多喜子先生と全国で活
躍されている刺繍・キルト・レースの先生たちと、ロンドン・ニース・パリへ出かけました。

今回の旅のお伴は、お馴染みのファーガスとシュタイフベアのふぅちゃんです。




「ハロッズ・ナイツブリッジ」
セール中のハロッズが、9時まで営業しているという事で急遽、ヒースロー空港からハロ
ッズに直行。12時間のフライトで疲れきっていましたが、「SALE」の文字を見たとたん
に、テンション急上昇。いつもと違いそこは「女子チーム」の旅行。 買い物をすると、さ
らにテンションが上がる相乗効果(?)でアドレナリンが噴出しさらにヒートUP
到着したばかりというのに、すでに大荷物・・・

私にとって、1994年以来二度目の「ロンドン」
 街の中は、ハリーポッターの世界そのままが広がっています。
午前中は手芸作家 レディ・ポロンポさんのお店「タピースリー」www.tapisserie.co.ukへ
素敵な刺繍がたくさんでしたが、高価だったのと作れそうもなかったので・・・
Just looking




「ヴィクトリア&アルバート美術館」大きなキルト展も開催中でした。




見事なブラックワーク。黒い部分はすべてカウント刺繍です。刺繍の説明をしてくださっ
たのは、専門のキュレーターさん。通訳さんが「?」な刺繍の専門用語の部分は、ツアー
にロンドンから同行された米山マリ先生が通訳してくださり、よく理解できました。
素晴らしい刺繍作品がたくさんありましたので、もっともっと時間がほしかったです。
大いそぎでしたがキルト展も観る事が出来ました。

早くもロンドンを後にするため、ヒースロー空港へ ロンドンの滞在時間24時間。
ヒースロー空港で、セキュリティチェックのあと、何故か私ひとりだけ職員らしきおじさん
に「こっちこっち・・」と呼ばれる。
パスポートと航空券をかごに入れるように言われ、手荷物もバスケットへ
そして、大きなカプセルに入るように言われる。
「きゃ〜なんでぇ〜??」

どうやらこれが噂の「ボディスキャニング」
洋服の中まですっかり透視されるって言う、あれです!
こんなやせっぽっちの身体を透視しても、何にもならないよー!・・・・もしかしてテロリス
トと疑われたの?

思い当たるのは・・・・私のパスポート、もうすぐ10年の有効期間が切れるので、10年前
の写真と違いすぎるから・・・かしら・・・

ヒースロー空港からスイスのチューリッヒを経由してニースへ
チューリッヒでは、もちろん「スウォッチ」を買いましたよ〜♪


 


早起きしてニースの朝市に出かけました。



街並みがとても素敵。森山先生の刺繍の世界そのものです



このお店でドライトマトを買いました。日本で見るものよりも、生干せな感じ。
帰ってから早速、熱湯で戻しハープとオリーブオイルに漬けました。
パスタに使うと、Goodでした☆



ニースの海岸。ここがまさにコートダジュールです。



森山先生にデザインのレクチャーをしていただきながら、
オープンテラスのレストランでワインとムール貝。
コートダジュールの長い夜を楽しみました。




コートダジュールは、その温暖な気候から多くの芸術家が晩年を過ごした土地。
ここは、アンティーブの「ピカソ美術館」です。
子供たちが床に寝そべって模写していて、大らかで自由な雰囲気。
ここはかつてピカソがアトリエとして使っていたところ。明るい光にあふれ素敵なところで
した。



ランチに出かけたのは、サンポールの「コロンブドール」ホテル。
故ダイアナさんも訪れていたというセレブが集まるレストラン。

 
バスケットに入っているのは「ニース風サラダ」茹で卵も殻のまま入っています。
サラダというかお野菜そのままというか・・・

この真っ黒のソーセージは「ブータン」血のソーセージだそうです。恐る恐る挑戦。
・・・・レバーのような食感ですが、臭みはありません。こってりとして濃厚なお味でした。




カーニュ・シュル・メール「ルノアール美術館」
リウマチ性関節炎に悩まされ車椅子での生活を余儀なくされた晩年のルノアールが、医
師の勧めでコートダジュールに移り住み、制作をつづけたのがこのアトリエです。
不自由になった手に包帯で絵筆を縛り付けて、描き続けていたそうです。

これまでルノワールと言えば、美術の教科書かカレンダーの絵・・という認識しかなく、オ
ルセー美術館で鑑賞した時にも「お金持ちの家に飾られる絵」?というイメージしか持っ
ていませんでした。しかし、ここを訪れて「こんな狭いアトリエで、痛みに耐えながらも絵を
描き続けた芸術家の情熱に心をうたれました。」





イタリアとの国境の街「マントン」へ
地中海沿岸。ニース・カンヌなどスペインよりを「コートダジュール」イタリアよりを「リビエ
ラ」と言うそうです。マントンは、とてものんびりとして楽しいところでした。





マントンはレモンが特産。カフェで冷たい「シトロネード」をいただきました。
お味は薄めたスポーツドリンクみたい?




「マントンの美術館」
ふぅちゃんを支えているこの手はなんと!
日本を代表する刺繍作家「森山多喜子」先生!
とっても光栄です・・・・うるうる




マントンの特産レモンを使ったレモンパイです。
・・・・残念ながら別腹がない私は、半分以上残してしまいました



ディズニーシーのように見えますが、ここは「エズ」です。
石畳の階段をどんどん上っていきました。暑さのために、バテバテ・・・

 

「シャガール美術館」へ
私はシャガールが大好きなので、ここをとても楽しみにしていました。
コートダジュールの青い空に、明るい作品がよく栄えていました。




海の青。空の青。
シャガールブルーと呼ばれる美しいブルーです。




「マチス美術館」
デッサンがたくさんあります。ひとりのモデルさんのデッサンが何枚もありました。
表情、角度、腕の組み方・・・芸術家のこだわりが感じられます。




大好きなパリ。パリに来るのは、4度目です。

ファーガス、ふたたびパリ「オペラ・ガルニエ」での一枚です。
・・・前回よりも、オペラ座が汚れてきている気がするのは、私だけ?

http://www5e.biglobe.ne.jp/~junquilt/page020.html

いつも年末年始にしかパリに来たことがなかったので、まさかこんなに暑いとは・・・
午前中、フォンテーヌブロー宮殿と画家の村「バルビゾン」に出かけました。
フォンテーヌブローは、「ベルサイユ」よりも公開しているお部屋が多い・・かな?
とっても素敵なところでした。

このあたりから、デジカメの充電が怪しくなり、ここだけは絶対に撮るぞ!というところだ
けしか撮影しなかったのでお写真がありません・・・

その後、炎天下のクリニャンクール蚤の市に。
レースなどを物色。・・・ここで「値切り」に挑戦
超カタコトのフランス語とメモを持って・・・フランス語がワカラナイ〜
ならば、今度はカタコトの英語で
「IRMA」というお店では、ディスカウントしてくれましたが・・・・
上下ピンクのお洋服の女装のおじさんは、「プチプライス!」とちょっぴりしかおまけして
もらえませんでした。このおじさん、ダスティン・ホフマンの「トッツィー」みたいでした。お
写真撮りたかったけど・・ちょっと怖かったの





午後からは、私以外のツアーの皆さん全員が「バトームーシュ」でセーヌ川ナイトクルー
ズに出かけるというので、一人でGO・・・私って協調性がないのよAB型だし・・・
ホテルからダッシュ!オペラ・ガルニエの前を通り、ホテルリッツ前を抜け、チュイルリー
公園を走り、マリー・アントワネットが断頭台の露と消えたコンコルド広場方面へ

長く改装中でクローズしていた「オランジュリー美術館」
小さな美術館なので、入場制限しているらしくもう閉館時間が迫っているというのに、大
行列です。炎天下の中、汗だくになって待ちました。





モネの「睡蓮」
近くで見ると「色」にしか見えないのに、離れて見ると池に咲く「睡蓮」が現れます。
とても美しく、季節や光によって移り変わる「睡蓮」が連作で表現されていました。

ここには、モネを観るために走ってきたのですが・・
ルノアールに魅せられてしまいました。
ルノアールのピアノに向かう二人の少女の絵・・・昔、家にカレンダーがあったわと想いな
がら近づいたのですが・・・明るい色合い。力強いタッチ。この絵に強く惹かれました。
そして、いつも頑張っていらっしゃるショパンの恋人☆さんの事を考えました。
最近あまりピアノにさわる事がなくなった私ですが、ピアノを弾く事、音楽を奏でる事って
とても素敵なことだなぁ〜と。・・・・後で、ショパンの恋人☆さんが、この絵がとてもお好き
だと伺い、さすが「腹心の友」☆遠くパリまで「以心伝心ね」って思いました。



公園をぶらぶら歩きながら、ルーブル美術館方向へ
チュイルリー公園は、子供たちのカーニバルのようでした。
ポニーに乗せてもらっている子供やいろいろなゲーム・乗り物がありました。
ゆめも一緒に連れて来たかったなぁ〜。

途中、チョコレートアイスクリームを食べながら
ルーブル美術館の隣「装飾美術館」に向かいましたが、入り口で警備員らしきおじさんに
「クローズだよ」と言われたので、とりあえずミュージアムショップへ。
ぶたとくまのポストカードを買いました。




ルーブル美術館地下入り口のピラミッドの前で。
装飾美術館に入場できなかったので、お隣のルーブル美術館の地下ショッピングモール
「カルーゼル ドゥ ルーブル」へ
この日は日曜日。ほとんどのデパートもお店もクローズしていますが、このショッピングモ
ールは営業していました。
1992年にも来た事がありますが、入っているショップがずいぶん変わっていました。

のんびりお土産を探し、かわいいものをいろいろ見つけました



ホテルへの帰り道。以前、ゆめと一緒に入ったことがある、「ロイヤル・オペラ」で夕食
冬と違い、オープンスペースで食事することも出来るようになっていました




 スモークサーモンと冷えたビール。暑い中テクテク歩いて来たので、格別でした



旅行最終日。午前中の自由行動は、同室でお世話になったま〜ちゃん先生と二人で手
芸屋さんへGO! ホテルから近い「Ultramod」に行ってみました。
ショーウィンドーがとってもおしゃれです
素敵なリボンを見つけました。・・・でも、やっぱり高かったです



「Le Bonheur des Dames」 刺繍の専門店でした。

ま〜ちゃんと私はかわいいものが好きっていう共通点がばっちりで、二人とも持っていた
お財布が「ルル・ギネス」のものでした。
年齢も一緒で、お互いキルターでもあり、名古屋と札幌と場所は違いますが彼女も「ヴォ
ーグ学園の講師」です。協調性のない私ですが、のんびり癒し系の彼女と一緒に旅行で
きて、とっても楽しかったです。

今回の旅では、買ってきた材料はもちろんですが、レクチャーしていただいたデザインの
構想法、SHOPのショーウィンドーや素敵な建物の写真など、これからの私の作品作りの
大切なデザインソースになってくれることでしょう。

また、ま〜ちゃん先生はじめ「ニースの友〜チームmocchi」との出会いは、これから永く
大切にしていきたいと思っています。

体力的にも日程的にも無理して参加した今回の旅行でしたが、私にとても大きな収穫を
もたらしてくれたと感じています。

英国刺繍の繊細さと多彩な手法、フランスの洗練されたデザイン。ますます刺繍が好き
になりました。

ニースの街は、是非また訪ねてみたい場所になりました。


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