Quilts in fairy tale
子供の頃、本を読む事と絵を描く事が大好きでした。いつも、自分のお気に入りのお話
の一場面を、絵に描いて愉しんでいました。幼い日、夢中になって読んでいた童話や妖
精のおとぎ話が、今でも大好き! そんな、メルヘンの世界を題材にキルトを作っていま
す。
クレイジーキルトのチェシャ猫です。レースや刺繍で華やかに飾りました。
ハンプティダンプティとチェシャ猫
不思議の国のアリスの挿絵を図案に刺繍を入れたエンブロイダリーキルト
「アンデルセンの万華鏡」2005.11.20
2007年 「キルトジャパン11月号」に掲載していただきました
一辺が110cmの六角形です。一辺ごとに「マッチ売りの少女」「雪の女王」「赤い靴」
「野の白鳥」「おやゆび姫」「みにくいアヒルの子」をアップリケと刺繍で表現しています。
「 輝く湖水 〜Anne&Diana〜 」
滝野公園での作品展の新作として制作したものです。
花と美しい滝を持つ広大な滝野すずらん丘陵公園をイメージしたスケッチと
アンとダイアナの世界が重なって、私らしいキルトになったと思います。
『 Tears of Mermaid 』 2002年9月
若き日のアンデルセンが抱いた、令嬢への身分違いの愛が作品に重ねら
れているという『人魚姫』をテーマに下絵を描き、様々な手法を使って表現
しました。 ハンド・ミシンピーシング アップリケ セルティック
スラッシュ ハンドキルティング ミラー・ビーズ・スパンコール刺繍
2001年8月 『2001日本手芸普及協会IN北海道』出品
『ALICE IN THE WONDERLAND』
ヘキサゴンのピースワークとアップリケで不思議の国のアリスを表現してみ
ました。襟元には、時計を持った白兎と薔薇のコサージュを飾りました。
スカートには、ハンプティダンプティの詩を刺繍してあります。
2000年キルト布愉展 『2000年に』 出品 50×50
『パンドラの箱』
すべての禍が飛び出した後のパンドラの箱にただ一つ残された「希望」。
二十一世紀の私達に残された「希望」が、幸せな未来へと続くものであって
欲しい。
ハンドピーシング・セルティック・アップリケ ハンドキルティング
ギャザーをよせたボーダーが立体的な額縁のような雰囲気に仕上がりまし
た。
『アーミッシュキルトとアーミッシュドール』
無地だけを使い、キルティングのラインを際立たせる手法は、とてもモダン
で魅力的です。今なを、近代文明と距離を置いた生活を続けているアーミッ
シュの人達の風景を描いてみました。
『ハイデルベルクのクリスマス』 1993
1992年、ゲーテの「アルトハイデルベルク」の舞台となった、ドイツの街で
迎えたクリスマス。静かな聖夜にツリーの前で撮った写真を布に転写しまし
た。リボンやレースを飾りクレージーキルトのコラージュに仕上げました。
「にゃんこの巾着」
和風の布を使った巾着の口から黒猫が顔を出しています。
「Over The Rainbow」
どんな時でも、前向きなドロシーが好きです。勇気のないライオン、頭が空っぽの案山
子、心が欲しいブリキ、愛犬TOTOとともに、オズの魔法使いに会いに行くシーンを、思
い描き表現しました。トルソーは、何度も仮縫いし少女らしいほっそりとしたシルエットに
仕上がりました。洋服も、薔薇のつぼみを刺繍したエプロンでかわいらしいイメージに。T
OTOも、刺繍のケープを着ています。
FORGET−ME−NOT 2004.4.9
青く可憐な勿忘草の花を、インターロックスクエアの中央にアップリケし、メダリオン風
にセッティングしました。キルティングを始めた1月の終わりに、14年前講師養成講座で
ともに頑張ったキルト仲間が逝きました。私のキルトをいつも好きだと言ってくれた彼女
の華やかな笑顔を想いながら、キルティングしました。このキルトも好きだと言ってくれる
だろうか・・・ I won’t forget you・・・・ 230×230
Anne of Green Gables 2003.9.11
アメリカのウォーターカラーのキットに、アンとマシューをアップリケしました。
このキットを見た時、アボンリーのイメージが浮かんだので、はじめてアンが
グリーンゲイブルズに向かうシーンを描きました。ボーダーとの境目にフロー
ラルテープをつけたので、ロマンチックな雰囲気に仕上がりました。 58×80
Robbing peter to pay paul・・・ 2003.5.8
アイロンで付くエンブロイダリーシートを使いました。
春らしい色合いで気持ちも明るくなります。 85×85
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